レッドソックスがハンリー・ラミレスをDFA!ペドロイア復帰に伴い戦力外に

Boston Redsox Top Catch

ボストン・レッドソックスはシーズン開幕から故障で離脱していたダスティン・ペドロイアの復帰に伴い、アクティブロースター(25人枠)をどのように整理するのか注目されていました。

FAで契約したエドゥアルド・ヌニェスをトレード放出する、マイナー降格がなくなっていて代理人がトレード希望を表明したブレイク・スワイハート、マイナーの降格オプションが残っているブロック・ホルトを3Aに落とすなどが選択肢として考えられていたのですが、それらとは異なる決断をデーブ・ドンブロウスキー社長は下しました。

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年俸2200万ドルのハンリー・ラミレスがDFAに

以下はレッドソックスの公式アカウントのツイートです。

レッドソックスがミッチ・モアランドと再契約した時点で、J.D.マルティネスの獲得に成功した場合には、ハンリー・ラミレスのポジションがなくなるためトレード放出を試みると予想されていました。

しかし、年俸2200万ドル、34歳という年齢、2017年のイマイチな成績(打率.242/出塁率.320/長打率.429/OPS.750)、故障の多さなどがネックとなり、トレードが成立するには至りませんでした。

そのためシーズン開幕からレッドソックスのロースターに残っていたラミレスでしたが、4月に関しては予想以上の活躍を見せます。

打率.330/出塁率.400/長打率.474と素晴らしい成績を残して復活を予感させましたが、5月に入ると打率.163/出塁率.200/長打率.300と急激に調子を落としていました。

それでも年俸2200万ドル分を捨てる動きをするとは考えにくかったのですが、ロースター全体のバランスとハンリー・ラミレスの2200万ドルのベスティング・オプションを考慮し決断したと考えられます。

ハンリー・ラミレスが2018年に497打席に達した場合には2019年が2200万ドルで自動更新されるベスティング・オプションが設定されていました。ただ、一塁にはミッチ・モアランド、そして指名打者には主砲のJ.D.マルティネスがいますので、出場機会を調整することは可能でした。

それ以上に大きいのがロースター全体のバランスではないかと考えられます。

ダスティン・ペドロイアが復帰するものの、下半身に爆弾を抱えている状態ではあり、再び離脱してもおかしくありません。エドゥアルド・ヌニェスはその保険となりますので手放すことはできません。ブレイク・スワイハートは捕手、一塁、外野を守ることができ、ブロック・ホルトは内外野を守ることができるため、長いシーズンを戦う上で使い勝手の良い選手です。

しかし、ハンリー・ラミレスは一塁守備に難がありますし、一塁にはミッチ・モアランド、指名打者にはJ.D.マルティネスがいますので、ロースターから外しても大きな戦力ダウンとはならない状態となっていました。

これから1週間でレッドソックスはトレードすることもできますが、年齢や年俸などを考えれば成立する可能性は低く、ラミレス本人もマイナー降格は受け入れない姿勢のため、このままリリースされることが確実です。

指名打者として打率.254/出塁率.313/長打率.395/OPS.708、4本塁打は褒められた数字ではなく、年俸2200万ドルには見合わない選手であることは否定できません。ですが、レッドソックスからリリースされた後は、他チームはMLB最低年俸の55万ドルで契約できるため、声がかかる可能性があります。

レッドソックスが独走状態であれば、もう少しラミレスに時間を与えることを選んだかもしれません。しかし、同地区のライバルであるヤンキースも好調なため、それだけの余裕もありません。1170万ドルのルスネイ・カスティーヨに続いて死に金が増えることになりましたが、地区優勝、ワールドシリーズ制覇に向けたロースター全体のバランスを重視したという色合いが強いハンリー・ラミレスのDFAと考えられます。

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