レッドソックスがデビッド・プライスと7年2億1700万ドルで合意!年平均3100万ドル(約38億円)の大型契約に

Boston Redsox Top Catch

新しくレッドソックスの野球運営部門社長の座についたデーブ・ドンブロウスキー社長が動き続けています。

ボストン・グローブのピーター・アブラハム(Peter Abraham)が電子版の記事で以下のように伝えています。

The Red Sox are taking no shortcuts with their rotation this time. According to a source briefed on the negotiations, they agreed on Tuesday on a seven-year, $217 million contract with lefthander David Price.

関係者からの情報によるとレッドソックスとFA左腕のデビッド・プライスが7年2億1700万ドルで合意したとのことです。

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デビッド・プライスは投手としては歴代最高額での契約を手に

デーブ・ドンブロウスキー社長はシーズンオフに突入するにあたり、(1)先発ローテーションのNO.1を務めることができるエース、(2)インパクトのあるクローザー、(3)第4の外野手の3つのポイントを大きな課題として挙げていました。

そのうちクローザーにはパドレスとのトレードでクレイグ・キンブレル、第4の外野手にはFAのクリス・ヤングと2年契約で合意していました。

そのため残る先発ローテーションのNO.1の獲得が大きな課題となっていましたが、早速、デビッド・プライスとの合意にこぎつけたようです。

デビッド・プライスの契約の規模として伝えられている7年2億1700万ドルという情報が正しければ、1年平均で3100万ドルという大型契約となります。

そして2016年から2022年までの7年契約となりますので、デビッド・プライスが36歳となる年齢まで契約が残ることとなりました。

また年平均の年俸としてもクレイトン・カーショーの3071万ドル、マックス・シャーザーの3000万ドルを上回る投手としては歴代最高額での契約となりました。

【MLB投手の年平均の年俸歴代ランキング】

1. デビッド・プライス $31,000,000 (2016-22)
2. クレイトン・カーショー $30,714,286 (2014-20)
3. マックス・シャーザー $30,000,000 (2015-21)
4. ジョン・レスター $25,833,333 (2015-20)
5. ジャスティン・バーランダー $25,714,286 (2013-19)
6. フェリックス・ヘルナンデス $25,000,000 (2013-19)
7. ザック・グレインキー $24,500,000 (2013-18)
8. C.C.サバシア $24,400,000 (2012-16)
8. コール・ハメルズ $24,000,000 (2013-18)
10. クリフ・リー $24,000,000 (2011-15)
11. C.C.サバシア $23,000,000 (2009-15)
12. ヨハン・サンタナ $22,916,667 (2008-13)
13. 田中将大 $22,142,857 (2014-20)
14. ジョーダン・ジマーマン $22,000,000 (2016-20)

また契約総額としてもクレイトン・カーショーの7年2億1500万ドル、マックス・シャーザーの7年2億1000万ドルを上回るため、契約総額、年平均ともにFA先発投手としては史上最高額での契約となります。

この契約の年俸の詳しい割り振りについてですが、マックス・シャーザーのように7年の契約期間を終えた後も払い続けるようなものではなく、7年間で2億1700万ドルを支払い終える契約となっています。

そして興味深いのはデビッド・プライス側が3年後に契約を破棄できる権利を持つ内容が付帯していることです。

近年のFA市場の年俸の高騰を考えると、3年後にはさらにFA投手の年俸が高騰していることが予想されますので、その時にデビッド・プライスの状態が良ければ、さらに良い契約を手にできる余地も残しています。

詳しいデビッド・プライスの契約の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 2016年(30歳) 3000万ドル
  • 2017年(31歳) 3000万ドル
  • 2018年(32歳) 3000万ドル
  • 2019年(33歳) 3100万ドル
  • 2020年(34歳) 3200万ドル
  • 2021年(35歳) 3200万ドル
  • 2022年(36歳) 3200万ドル

2018年シーズン終了後にデビッド・プライスが契約を破棄してFAを選択することができます。

ザック・グレインキーがこのオフに残る3年契約を破棄してFAとなっていますが、それと同様の権利をデビッド・プライスは保有していることになります。

デーブ・ドンブロウスキー体制で大きな方針転換に踏み切ったレッドソックス

これまでレッドソックスは30歳を超える投手との長期契約をしないという方針が貫かれていましたが、この契約により大きく方針を転換したことになります。

3-4番手クラスの先発投手陣が多い編成でエースがいないことが課題となっていたレッドソックスでした。

2015年シーズンはリック・ポーセロ、クレイ・バックホルツ、ウェイド・マイリー、ジャスティン・マスターソンなどがエース格に飛躍することを期待してシーズンを迎えたものの、それが上手く行かず2年連続で地区最下位となる原因の1つとなりました。

ミゲル・カブレラ、プリンス・フィルダー、ジャスティン・バーランダーと大型契約を大胆に結んできたデーブ・ドンブロウスキー体制となり、近年の方針とは大きく異る大型契約の成立となりました。

年俸1125万ドルのクレイグ・キンブレルの獲得で、2016年の確定している年俸総額が1億5200万ドルとなっていたレッドソックスでした。

ここにデビッド・プライスの3000万ドルが加わることによって1億8200万ドルとなり、ぜいたく税のラインである1億8900万ドルに近づきました。

実際には田澤純一、ジョー・ケリー、ロビー・ロスら年俸調停の選手の契約を考えると実際にはぜいたく税のラインを超過している状態です。

しかし、一連の補強で大まかな整備は終わったものの、ブルペンなど細かく整備する必要はあるため、このままトレードでの選手放出がなければ年俸総額はさらに膨れ上がることになると予想されます。

そのため、かねてから噂が絶えない年俸が2275万ドルのハンリー・ラミレスのトレードに本腰を入れる可能性もありそうです。

また良いリリーフ投手がトレードやFAで獲得できた場合には、年俸調停3年目で2016年シーズン終了後にFAとなる田澤純一、年俸900万ドルというクローザー価格の上原浩治のトレードの可能性もゼロではないと言えそうです。

ジェリー・ディポトGM体制のマリナーズと並んで、積極的な補強が続くデーブ・ドンブロウスキー体制のレッドソックスです。

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