レッドソックスがクレイグ・キンブレルをトレードで獲得!プロスペクトのマニュエル・マーゴットが交換要員に

Boston Redsox Top Catch

デーブ・ドンブロウスキー体制となったレッドソックスですが、クオリファイングオファーの拒否・受諾の期限を迎えた直後に、トレードでの動きがありました。

2015年シーズン開幕直前にブレーブスからパドレスに電撃トレードされたクレイグ・キンブレルを、マイナーのプロスペクトであるマニュエル・マーゴットを交換要員として獲得しました。

トップスターターの獲得とブルペンの補強が大きな課題となっていたレッドソックスでしたが、シーズンオフの序盤にMLB屈指のクローザーを獲得する大きな動きとなりました。

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2018年までチームがコントロールできるクレイグ・キンブレル

デーブ・ドンブロウスキー野球運営部門社長は、シーズンオフ当初に上原浩治が現時点でのクローザーではあるとは述べたものの、それと同時に他の役割に配置転換させる可能性を否定しませんでした。

シーズンオフ当初からレッズのアロルディス・チャップマンかパドレスのクレイグ・キンブレルのどちらかの獲得に動くのではないかとされていましたが、今季終了後にFAとなるチャップマンではなく、複数年契約が残るキンブレルの獲得にこぎつけました。

キンブレルはアトランタ・ブレーブス時代に2014年から2017年の4年4200万ドルに1年のチームオプションという内容で契約延長をしました。その契約の内容は以下のとおりとなっています。

  • 2014年(26歳) 700万ドル
  • 2015年(27歳) 900万ドル
  • 2016年(28歳) 1100万ドル
  • 2017年(29歳) 1300万ドル
  • 2018年(30歳) 1300万ドル – チームオプション(バイアウト100万ドル)

2年2400万ドルに1300万ドルのチームオプションがついた契約で、2018年の更新を選択しない場合には100万ドルのバイアウトとなりますので、2年2500万ドルは負担することになります。

チームを再建モードに移行したブレーブスにとって、リリーフ投手にこれだけの金額を支払うことは意味がなかったため、メルビン・アップトン Jr.と抱き合わせてパドレスに送り出しました。

一方のパドレスも主力選手がFAとなっていますし、年俸総額大きくなっていて許容範囲ギリギリのラインに達していましたので、リリーフ投手に1100万ドルを支払うのは好ましくない状況でした。

しかも、昨シーズンオフの一連の補強で多くのプロスペクトを放出して、マイナーの層が薄くなっていましたので、高く評価されているマニュエル・マーゴットを含む4人のマイナーリーガーを獲得できるトレードに応じたようです。

移籍が成立後に早速マニュエル・マーゴットはパドレスのチーム内のプロスペクトランクNO.1に、そして一緒にトレードされたハビー・ゲラがNO.3にランクされています。

この2人はMLB.comのプロスペクトランクでもトップ100に選ばれていて、マーゴットは25番目、ゲラは76番目にランクされていますので、このトレード成立のポイントとなっています。

レッドソックスはリリーフ投手に支払う金額に高い年俸ではあるものの、メジャー屈指のクローザーであるクレイグ・キンブレルを最大で3年間、しかも年齢的には脂の乗ってきている30歳までの時期をロックできることになりました。

レッドソックスの今後の補強はどうなるのか?

このクレイグ・キンブレルの獲得により上原浩治が田澤純一とともに7回と8回のセットアップの役割を担うことになりました。

デーブ・ドンブロウスキー社長は上原浩治を8回を任せることを地元メディアに明言していますので、玉突きのように田澤純一が7回をカバーすることになることが濃厚です。

そして現時点では可能性が低いのですが、このキンブレルの獲得に加えて、さらにブルペンで補強が進んだ場合には、今シーズン終了後にともにFAとなる上原浩治と田澤純一のトレードということも選択肢となってきそうです。

上原浩治の年俸が900万ドルとクローザー価格になっていますし、田澤純一も年俸調停3年目で225万ドルからそれなりの年俸に上昇しますので、ブルペンに資金を使いすぎていると判断する可能性は否定できません。

ただ、リリーフ投手のFA市場に人材が豊富というわけではありませんし、デーブ・ドンブロウスキー社長は次なるフォーカスは先発投手の獲得としていますので、すぐに動きがある可能性は低そうです。

デーブ・ドンブロウスキー社長はトップクラスの先発投手の獲得に関しては、トレードではなくFA市場で探す意向であること、地元記者たちとのコンファレンスコールで示唆しています。

ドンブロウスキー社長は「このオフのトレードでの補強はキンブレルの獲得がもっとも大きなものとなるのではないかと感じている」と話しています。

もちろん今後のことは誰にもわからないと断りをいれていますので、トレードでの獲得の可能性も残りますが、質の高いプロスペクトを2人も放出していますので、現時点ではFA市場での補強に動く可能性が高そうです。

FA市場のトップクラスの先発投手となると、具体的にはデビッド・プライス、ザック・グレインキー、ジョニー・クエト、ジョーダン・ジマーマンらが候補となり、大型契約が必須のものとなってきます。

ベン・チェリントン体制とは異なり、早速プロスペクトの放出を厭わない方針であることを明確に示しましたので、今後のさらなる動きに注目したいレッドソックです。

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