カージナルスが先発投手を獲得すべき理由とは?米大手メディアが補強を提言

St.Louis Cardinals Top Catch

セントルイス・カージナルスは2017-18シーズンオフで最も動きが活発なチームの一つとなっています。

ジャンカルロ・スタントンにトレードを拒否された後は、マーセル・オズナに切り替えて獲得し、FAではクローザー候補のルーク・グレガーソン、先発ローテ候補のマイルズ・マイコラス、さらにトレードでセットアップマンのドミニク・レオンを獲得しました。

さらなる補強も視野に入れているとされているカージナルスですが、先発投手を獲得すべきだとCBSスポーツのデイン・ペリー氏が提言しています。

CBSスポーツのデイン・ペリー氏は6つの理由を根拠に提言しています。以下はその要約です。

1. トレード、FAによって2017年に多くの試合で先発した投手を失っている

ランス・リンがFAとなり、マイク・リークが8月30日にトレード移籍しているが2人は、162試合のうち59試合の先発を担当していて、36.4%を高い割合を占めている。

2. アダム・ウェインライトが年齢による衰えに勝てるのか不透明

アダム・ウェインライトのこれまでの実績は素晴らしく、背番号50が永久欠番になる可能性もある投手だ。しかし、2017年は123回1/3で防御率5.11に終わり、K/BB(奪三振÷与四球)もこの10年でワーストだった。運に恵まれなかったところも見受けられる数字が残るも、36歳のシーズンでどれだけの結果を残せるかは不透明。

3. マイケル・ワカのスタミナと耐久力が懸念材料

マイケル・ワカはキャリアの中で規定投球回数に達したのは2017年が2回目。球速が戻ってきたという明るい材料もあるが、30試合の先発のうち7回までマウンドに立っていたのは3度しかなく、クオリティ・スタートが半分にとどまる原因となった。肩の問題や健康面などの不安があるし、仮にローテを守ることができても、短いイニングで降板し、ブルペンに負担をかけがち。

4. 若い投手に大きく依存した先発ローテになっている

2年目となるルーク・ウィーバー、ルーキーのジャック・フラハティのどちらかが先発ローテにはいる見込みとなっている。トミージョン手術から復帰してくるNO.1プロスペクトのアレックス・レイエスも5月には復帰してくる。
若い投手は未知数な部分が多く、レイエスはトミージョンからの復帰のためブルペンに一旦はまわることになるかもしれないし、ウィーバーはプロとしての最多イニングは138回で、フラハティは昨年の昇格後に苦しみ、変化球に課題が残る。
これらの投手に50試合から60試合の先発登板を期待することになるが、やや負荷が大きく、この3人は長期的な視点で計算にいれるほうが望ましい。

5. マイルズ・マイコラスは未知数

マイコラスと2年1550万ドルで契約したのは、リスクの低い良い補強だ。日本で価値を高め、ボールの質も向上させて戻ってくるのだが、その前の現実は「10試合の先発、27試合のリリーフ登板」でメジャーから押し出されたというものだ。このリスクは当然把握しているものだが、現在の先発ローテの編成では、彼が良いパフォーマンスをすることが、どうしても必要な状態。

6. シーズン全体を通じて多くの先発投手が必要になるかもしれない

2017年に9名を先発登板させていて、主要な先発投手5人以外に18試合を任せ、2016年は先発に8名を起用し、主要な5人以外の投手が18試合に先発している。100勝した2015年でも9人を先発登板させていて、19試合をローテの5人以外に任せている。
現在の編成を見ると、シーズン全体を乗り切るために、層を厚くする必要がある。

と、以上のような6つの理由で先発投手の補強が必要だと述べています。ただ、カルロス・マルティネスがいることもあり、ダルビッシュやジェイク・アリエッタのような1億ドル以上の投手までは獲得する必要はなく、アレックス・カッブ、健康であるならばクリス・ティルマン、可能性は低いもののランス・リンなどがマッチする、とペリー氏は述べています。

カージナルスも積極的な補強を行っていますが、カブスもブルペンにブランドン・モロー、スティーブ・シシェック、先発ローテにタイラー・チャットウッドを加えて、さらにダルビッシュやアレックス・カッブの獲得も視野に入れています。

ブルワーズはクリスチャン・イエリッチをトレードで獲得、ロレンゾ・ケインに5年8000万ドルを投資して契約し、さらに余剰となっている外野手を使って投手の補強を目指することが濃厚です。

ナ・リーグ中地区の争いも拮抗し、ワイルドカードに絡んでくることが予想されるジャイアンツ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズとの力関係を考えれば、さらなる補強が欲しい状態ではあります。

幸いなことにスプリングトレーニングを目前にしても、インパクトの有る補強ができる状況となっていますので、さらなる動きが注目されます。

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