ダルビッシュがメジャー最高の投手になるには?CBSスポーツが提言

ダルビッシュがアスレチックスに2試合連続で苦しめられ、今日の試合ではついに今季初黒星を喫することになりました。

たからといって、ダルビッシュの積み上げてきて実績は揺るがないため、その能力と実力への評価は変わりません。

その苦しんだダルビッシュのアスレチックス戦の登板を受けて、CBSスポーツが、ダルビッシュが、エースからメジャーのトップ投手になるために必要なことは何かについて記事にしていましたので、紹介したいと思います。

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ダルビッシュはメジャーで最高の投手になれる才能がある

CBSスポーツのマット・スナイダー(Matt Snyder)という記者が書いた記事で、タイトルは“For Yu Darvish to take next step, he needs to figure out Oakland”というものです。

ダルビッシュがエースであり、三振をもっとも多く奪える、メジャー全体でもベストの投手の1人であることに疑いの余地はないと記事の冒頭で書き、その実力と才能への変わらぬ評価を示しています。

そしてダルビッシュの次なるステップは、「ベースボールで最高の投手は誰かという話題で、名前が上がるような投手になることだ」としています。そしてダルビッシュはその能力を持っているとして、現在、メジャーで最高クラスと言われる投手の名前とともに評価しています。

Darvish has the ability to be on the short list in that conversation along with guys like Justin Verlander, Clayton Kershaw, Felix Hernandez and Adam Wainwright*.

「ダルビッシュはその最高の投手は誰かという議論の中で、ジャスティン・バーランダー、クレイトン・カーショウ、フェリックス・ヘルナンデス、アダム・ウェインライトらと並んでリストにはいる能力を持っている」としています。

そして現在、アスレチックスに対する苦戦が、そうなるのを妨げている問題だと指摘しています。具体的には数字を上げて他のチームとの対戦では29勝12敗/防御率3.09/WHIP1.14であるのに対して、アスレチックスには1勝7敗/防御率4.73/WHIP1.46となっていることを明らかにしています。

そしてアスレチックスに苦しむ理由として、そのストライク率の低さをあげていて、これを解決しないとカウントが悪くなり、球数が多くなって、長いイニングを投げられなくなってしまうし、厳しい状況に追い込まれる原因でると分析しています。

他のチームではストライク率が悪くても被害が少ないが、明らかに球数を多く投げさせようとするアスレチックスのようなチームには適さないとして、この問題を解決するためにアプローチを変えるべきだと提案しています。

he needs to change his approach against them and better trust his electric stuff.

ダルビッシュはアスレチックスに対するアプローチを変えて、もっと自身の電撃的な(electric)ボールを信じたほうが良い、と提案しています。

つまりダルビッシュのボールは、強力で素晴らしいのだから、それを信じてストライクゾーンで勝負したほうが良いと提案しているということです。

Moving forward, it’s clear that Darvish needs to better attack the A’s within the strike zone and trust his stuff. He’s the best in the bigs at missing bats when he’s on.

訳すと、「ダルビッシュは自分のボールを信じて、ストライクゾーンで勝負したほうが良いことは明らかで、それができている時の彼はメジャーで最も空振りを奪える投手だ」としています。

そのためストライクゾーンで勝負し続けたほうがよく、アスレチックス打線はパワーもあるが、それと同時に三振を多くすることもある打線でもあるからだと述べています。

そして、ダルビッシュは現時点では、アスレチックスの術中にはまっているため、ストライクで勝負することがでるようにならなければ、メジャー最高の投手は誰かという話題の周辺には近づけるが、その議論の先頭を走ることはないだろう結んでいます。

まとめ

ダルビッシュがメジャーでトップクラスの投手であるという評価には、アメリカのメディアの間でも揺るぎないものがあります。

しかし、サイヤング賞を獲得した、バーランダー、カーショウ、ヘルナンデスのような投手と比較すると、あと一歩足りないものを感じさせるのは事実です。特に1勝7敗という明らかな苦手がある状態では、メジャー最高の投手とは評価されないと考えられます。

ただ、この記事の記者もダルビッシュのボールの質が素晴らしいことを認めていて、electricという表現で、ダルビッシュの持ち球のクオリティの高さを評価しているのと同様に、アメリカのほとんどのメディアが、その実力の高さを認めています。

そのため多くのアナリストたちが、ダルビッシュがもっとストライクゾーンで勝負して、多少の痛い目にはあうことがあっても、基本的には抑えることができると分析しています。

この記事の記者の目には、ダルビッシュが完璧であろうとし過ぎて、状況を悪くしているように見えるようで、もっとアバウトにストライクゾーンで勝負しても、あなたは打たれないよと、提案してくれているようにも感じられます。

ダルビッシュは、今日のアスレチックス戦でも、ストライクゾーンに投げようとしていたと思われますが、制球しきれませんでした。

それは完璧を求めすぎているからか、それとも本当にコントロールできないからなのかは、ダルビッシュ本人しかわかりませんが、ファーストボールの制球が課題で、これが現在、乗り越えるべき一番大きな壁であることは間違いありません。

日本の野球の凄さと素晴らしさを証明するために、海を渡ったダルビッシュです。これを克服して、名実ともにMLBのNO.1投手になってくれることを期待しています。