レイズのチーム解体は続く・・・FAとトレードで昨季の本塁打の半分以上を失うことに

Tampa Bay Rays Top Catch

投手陣は良いものの、長打力不足、得点力不足が課題とされていたタンパベイ・レイズですが、2017年はチーム総本塁打数が228で両リーグ6位となるなど、本塁打に関しては増えました。

しかし、FAとトレード放出により、その本塁打の半分を以上を失う可能性が高まりました。

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レイズはチーム解体を着実に遂行

タンパベイ・レイズは3球団間トレードでスティーブン・ソウザ・ジュニアを放出し、見返りとしてダイヤモンドバックスからアンソニー・バンダ投手と後日指名の2選手、ヤンキースからニック・ソラク内野手を獲得しました。

スティーブン・ソウザ・ジュニアは2018年が年俸調停1年目で355万ドルに年俸が上昇していました。

年俸総額の削減をオーナー側から厳命されていることもあり、年俸が高い選手は全てトレードの対象となっても驚きではないのですが、チームが残り3年間コントロールできることもあり、ソウザを放出することへの優先順位は高くないと考えられました。

それでもチームの若返りと年俸総額の削減を優先したようで、30本塁打、16盗塁、OPS.810、守備防御点(DRS)が+7、アルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)が+5.5と走攻守で優れたものを見せ始めた選手を放出するに至りました。

レイズが獲得した選手で最も評価が高く、最も高いレベルに達しているのがアンソニー・バンダです。

アンソニー・バンダは2017年シーズン開幕前にベースボール・アメリカがMLB全体で88位にランクし、2018年最新のランキングではダイヤモンドバックスのチーム内でNO.2にランクされていました。

昨年すでにメジャーデビューを果たしていて、8試合25回2/3で防御率5.96という成績を残しています。トレード移籍後はすぐにメジャーのキャンプに合流する予定で、2018年シーズン開幕ロースターに名を連ねる可能性がある投手です。

ニック・ソラク内野手はファームの選手層が厚いヤンキースにおいてNO.12にランクされている選手で、昨年は1Aアドバンストと2Aでプレーをしています。その2レベルの合計で130試合に出場し打率.297/出塁率.384/長打率.452、12本塁打、OPS.835という成績を残しています。

2018年は可能性が低いと予想されますが、順調に育っていけば2019年にはメジャーのロースターに登録される可能性は十分にある選手です。

レイズはエバン・ロンゴリア(1350万ドル)、ジェイク・オドリッジ(630万ドル)に続いて、スティーブン・ソウザ(355万ドル)を放出するなど、チームの解体が続いています。さらに先日DFAしたコリー・ディッカーソン(595万ドル)のトレードが続くことが予想されます。

年俸総額の削減に成功し、ファームの選手層が厚くなってきてはいるものの、2018年の展望は暗くならざるをえません。

レイズはこのオフにFAとなった選手、トレード放出した主な選手の本塁打数を合計すると、昨季の本塁打の半分を越えることになります。

  • ローガン・モリソン(38本塁打)
  • スティーブン・ソウザ(30本塁打)
  • コリー・ディッカーソン(27本塁打)
  • エバン・ロンゴリア(20本塁打)
  • ルーカス・デューダ(13本塁打)

ここに昨シーズン途中の移籍までに12本の本塁打を打ったディム・ベッカムも含めると、本塁打数の合計は140本となります。

残る選手の中での昨年のチーム最多はケビン・キアマイヤーの15本塁打、続くのがウィルソン・ラモスの11本塁打となってしまいました。両者ともに長期離脱しているため、今季は数字が増えることは確実ですが、再び長打力不足に陥ることは必至です。

ここまでチームの解体が進むと、今季終了後にFAとなるウィルソン・ラモス(1050万ドル)、アデイニー・エチェバリア(590万ドル)をロースターに残しておく意味はなくなりつつあります。

年俸が高いベテラン選手がトレードの交換要員となることが確実で、クリス・アーチャーとケビン・キアマイヤー以外はシーズン開幕まで、遅くともトレード期限前までにはトレードに出される可能性が高まっています。

レイズの選手のトレードに関する噂は、今年7月のトレード期限前まで続くことになりそうです。

このトレードの全体像については以下のページにまとめています。

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