レイズはC.J.クロンをエンゼルスから獲得!オドリッジをツインズへ放出

Tampa Bay Rays Top Catch

タンパベイ・レイズにとって2018年2月17日の夜は忙しいものとなりました。

レイスはエンゼルスからC.J.クロンを獲得して、コリー・ディッカーソンをDFAし、その後、ツインズにジェイク・オドリッジを放出し、見返りとしてジャーメイン・パラシオスという1Aのマイナーリーガーを獲得しました。

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見返りは高評価は得ていないマイナーリーガー1人に

ジェイク・オドリッジは年俸調停の公聴会の末に、オドリッジ側の希望額である630万ドルで決着しました。
2019年シーズン終了まで契約をコントロールできる選手ではあるのですが、放出しても先発ローテを編成できる状態であることに加えて、年俸総額の削減がオーナー側から課されていたこともあり、トレード要員となっていました。

レイズはジェイク・オドリッジを放出した後でも、クリス・アーチャー、ブレイク・スネル、ジェイコブ・ファリア、マット・アンドリース、ネイサン・イオバルディの5人に、プロスペクトのブレント・ハニーウェルも後に控えています。

次に期待できる若い投手が控えていることもあり、チーム内で4番目に高い年俸となったオドリッジを長く抱えている必要性は低くなっていました。

この2つのトレードが成立する前の時点で、レイズの年俸総額は8200万ドルに達していました。2017年のシーズン開幕時は7000万ドルだったものの、シーズン中に積極的な補強を行った結果、シーズン終了時には球団史上初となる1億ドルに達してしまいました。

2017年に大きく年俸総額が膨れ上がったこともあり、レイズのオーナーは年俸総額の削減を指示しました。しかし、すでに8200万ドルに達していましたので、年俸が高いベテラン選手を放出することが必要な状態になっていました。

オドリッジの交換要員となったのは、1Aの内野手であるジャーメイン・パラシオスの1人ですが、ツインズのチーム内ではNO.28にランクされるにとどまる評価です。ただ、レイズ側はそういったプロスペクトランキングとは異なる評価をしていることをGMのエリック・ネアンダーは明かしています。

以下はMLB公式サイトからの引用です。

“There comes a point in time where you have to make some decisions and move some things forward,” Rays GM Erik Neander said. “That’s just on a general level. We felt this was the best time to [trade Odorizzi], and we felt like this was the best offer.”

レイズ側にとって、ジャーメイン・パラシオスがベストのオファーだと判断したととネアンダーGMは話しています。ただ、これはオドリッジへの他球団のオファーが悪かったというよりも、レイス側がパラシオスを高く評価していたからだとも説明されています。

Neander stressed that the Rays value Palacios more than many of the prospect rankings by different publications.

“This is somebody that, by our own work and by our own information, what we see here is a lean, wiry Venezuelan shortstop who has had plenty of offensive success,” Neander said. “Carries the position defensively well. Very good arm. Very good hands.

“… He’s someone we think has some offensive upside. He can play shortstop, and play it well. All reports on the makeup are very positive. This is someone we think can grow into more physical strength … might have another gear up from here. You look at what he’s accomplished to date on the field, combined with the tool set, along with the makeup, we think that this is a really exciting player to add to our system.”

レイズ球団としての調査や分析の結果、「メジャーレベルでショートを守れるグラブさばき、肩をもっていて、攻撃面でも伸びしろが大きい」と判断したこと、さらに「フィジカル面を強化すれば、現在の状態からさらにステップアップできる」と判断し、交換要員に相応しいと判断したとのことです。

2017年は1Aフル、1Aアドバンスドでプレーし、トータルで124試合に出場し、打率.296/出塁率.333/長打率.454/OPS.788、13本塁打、67打点という成績で際立ったものではなく、各媒体のランキングでも上位にくる選手ではありませんが、レイズの評価は異なるようです。

C.J.クロンを獲得し、27本塁打のディッカーソンをDFA

レイズは595万ドルで2年後にFAとなる予定だったコリー・ディッカーソンをDFAし、230万ドルで3年間コントロールできるC.J.クロンに入れ替えたことになります。その理由についてエリック・ネアンダーGMは以下のように話しています。

“A few things were factors in varying degrees,” Neander said. “One, we’re a bit heavy with left-handed-hitting outfielders right now, and we’ve been exploring the market, having conversations and trying to figure out what made the most sense for our team.

“One of the things that we have been on the lookout for was a right-handed hitter. When Cron became available at the price he was available for us, we felt like he was a better fit for our club moving forward, to balance us out. Going forward, we’re hoping [to have] similar offensive capabilities [from Cron], but from the other side of the plate.”

様々な要素が絡み合った決断であることを話した上で、外野が左打者に偏っていたこともあり、そのバランスを改善したかったこと、さらに打線全体のバランスとしても右打者を必要としていると判断し、金額的にも、中長期的にもニーズにマッチする選手としてC.J.クロンを獲得するに至ったと話しています。

FAまで2年が残っていて、昨シーズンの成績が打率.282/出塁率.325/長打率.490/OPS.815、27本塁打の選手をDFAして、打率.248/出塁率.305/長打率.437/OPS.741、16本塁打の選手に入れ替えることは一般的な動きではありません。それでも決断したのは、595万ドルの年俸を予算から外すことを重視したためと考えられます。

ただ、レイズはコリー・ディッカーソンをDFAしたものの、現時点では595万ドルの支払い義務が残っていますので、これを解決する必要があります。
これから10日間でレイズはトレード、リリース、ウェーバーをクリアさせるなどの選択肢が残っていますが、トレードを成立させることがベストのシナリオになるものと考えられます。

まだトレードの相手が見つかっているわけではないようですが、ここ数週間で複数球団からディッカーソンに関する問い合わせはあったようです。

候補としてはブレーブスの名前が浮上しています。

ディッカーソンに関心を示しているということではないのですが、ディッカーソンの出身であるミシシッピ州で最も人気のある球団のブレーブスが外野手を探していることもあり、候補として言及されています。

年俸600万ドルで30本近い本塁打が期待でき、2年間はコントロールできるため、最終的にはトレードが成立するものと予想されます。

このトレードの前のレイズの一塁はブラッド・ミラーが有力候補で、プロスペクトのジェイク・バウアーズも名前が上がる状態でした。しかし、この補強により右打ちのC.J.クロンと左打ちのジェイク・バウアーズを一塁で併用し、ミラーを二塁で起用する可能性が高まったと考えられます。

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