ヤンキースとレッドソックスの両チームが地区優勝を逃す可能性も?レイズがジリジリと浮上

2017年のア・リーグ東地区は、久々にヤンキースとレッドソックスというMLBを代表するライバル2チームによる争いとなっています。

シーズン序盤はヤンキースとオリオールズがが地区をリードしましたが、その後はレッドソックスがジリジリと浮上し、それと同時にヤンキースとオリオールズが下降線を辿ったため、前半戦終了時点では3.5ゲーム差でレッドソックスがリードしています。

レッドソックスとヤンキースという宿命のライバル2チームによる地区優勝争いの様相を呈しているようにも見えるのですが、前半戦終盤にタンパベイ・レイズがヒタヒタと迫ってきています。

ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は以下のように伝えています。

For much of this season the AL East played out like something Joe Torre and Terry Francona dragged in, the Yankees and Red Sox battling for supremacy.

The Yanks and Red Sox have held either first or second alone in the division every day from June 3 until the day before the break.

「ジョー・トーリがヤンキースを、テリー・フランコーナがレッドソックスをそれぞれ率いて競い合っていたときを呼び起こしたようなア・リーグ東地区の前半で、6月3日以降はどちらかが地区首位、地区2位となっている」とシャーマン氏は述べています。

しかし、そこに「パーティークラッシャー」のレイズが浮上していて、内容も良いため2チームにとって脅威となりつつあると述べています。

That is when the party-crashing Rays won for the third time in four games against the Red Sox, tied the Yankees for both second place and the AL wild-card lead, closed within 3 ¹/₂ games of Boston and went into the break a season-high four games over .500.

レイズは前半戦最後にレッドソックスと4連戦を戦ったのですが、3勝を上げヤンキースと並ぶ地区2位、首位まで3.5ゲーム差に迫り、貯金を4つ作って前半戦を終えています。

ポストシーズンのみならず地区優勝も視野に入れることができる位置につけているレイズとなるのですが、ただの勢いというにとどまらず投打、そして守備も含めたバランスが良い状態にあることをシャーマン氏は指摘します。

以下は同じ記事からの引用です。

The Rays, next-to-last in the AL in runs last year, are sixth this season, thanks greatly to 133 homers — one more than the Yankees. Only Houston has a lower rotation ERA in the AL. And the Rays are fifth in the AL in defensive efficiency and feel that will trend even better with the recent addition of shortstop whiz Adeiny Hechavarria.

昨年はチーム総得点がリーグ14位だったレイズですが、今年はヤンキースよりも1本多い133本塁打によりリーグ6位となっていること。先発ローテーションの防御率はアストロズに次ぐ2番目となっていること。そして守備効率はリーグ5位となっているところに、6月末に守備力に優れるアデイニー・エチェバリアを獲得したことで、更に良くなるであろうこと、などを伝えています。

打線の得点力、先発ローテもア・リーグ東地区ではベスト、そして守備も優れるということで、2017年前半のレイズはバランスが良い状態となっています。

先発ローテはクリス・アーチャーが防御率3.95、アレックス・カッブが同3.75、ジェイク・オドリッジが同4.63、マット・アンドリースが同3.54、ブレイク・スネルが4.85と抜群に良い投手がいるわけではありません。しかし、試合をしっかりと作れる投手が並んでいることが強みとなっています。

打線はローガン・モリソンが24本塁打、OPS.931、コリー・ディッカーソンが17本塁打、OPS.903、スティーブン・ソウザ Jr.が17本塁打、OPS.869、エバン・ロンゴリアが12本塁打、OPS.744、ティム・ベッカムが11本塁打、OPS.744と前半で二桁本塁打にのせた選手が5人います。

9本塁打にはデレク・ノリス、コルビー・ラスマスいるのですが、ウィルソン・ラモスが復帰してきたこともありノリスはリリースされています。そのウィルソン・ラモスは9試合33打数ですが、すでに3本の本塁打を打ち、打率.242/出塁率.297/長打率.576/OPS.873と、さらに打線に厚みを加えようとしています。

守備に関してもアデイニー・エチェバリアがミドルインフィールドを守りますし、ケビン・キアマイヤーが8月に復帰してくれば、さらに強固になってきます。

かなり多くの選手が故障者リストに入っている状態でありながら浮上してくるなど、レッドソックスとヤンキースにとっては脅威を感じる要素が揃っています。ア・リーグ東地区の優勝争いをより白熱してものにしてくれる可能性十分のタンパベイ・レイズです。

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