【レンジャーズ】2015年の先発ローテーションは?地元メディアの補強予想候補は・・・

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レンジャーズが補強に動く上で、予算上の制約が足かせになる可能性があることを、以前の投稿で紹介しました。(参考記事:レンジャーズの2015年のための補強の予算は?

さらに長期契約で2016年に年俸が600万ドル上昇する秋信守のような選手もいますので、なおさら長期の大型契約をFA選手にオファーしにくい状況です。

そのため、トップFA選手ではなく、値段が抑えられるFA選手が候補となってくるのですが、地元メディアがすでに数人の選手を候補として、予想しています。

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レンジャーズの先発投手陣の補強候補となる選手は?

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レンジャーズのこのオフにFAもしくはトレードで獲得に動く可能性があると投手としては、以下のような名前が上がっています。

  • コルビー・ルイス(FA)
  • ブランドン・マッカーシー(FA)
  • ジャスティン・マスターソン(FA)
  • イアン・ケネディ(トレード)

これらの選手について、それぞれ見ていきます。

コルビー・ルイス(FA)

コルビー・ルイスの2014年は防御率5.18/10勝14敗/奪三振133/WHIP1.52/被打率.304と褒められた数字ではありませんでした。

しかし、29試合170.1回はレンジャーズの先発投手ではいずれも最多の数字となっています。

それに加えて、オールスター後の成績は13試合86.1回で防御率3.86/奪三振60/WHIP1.23/被打率.251と先発4番手から5番手としては合格点の数字です。

そのためか。ジョン・ダニエルズGMも、バニスターを監督に選んだ直後に、「次はルイスとの再契約が仕事だ」と述べるなど、高い優先順位の課題としています。

コルビー・ルイスは、2014年の年俸が200万ドルで、年齢を考えると高額の契約になりにくいのも魅力のため、先発ローテの一員として再契約することになりそうです。

ブランドン・マッカーシー(FA)

ダイヤモンドバックスからヤンキースにシーズン途中で移籍したブランドン・マッカーシーですが、2014年は防御率4.05/10勝15敗/奪三振175/WHIP1.28の成績を残しました。

マッカーシーの成績も良いとは言えない数字ですが、ヤンキース移籍後の成績は14試合90.1回で防御率2.89/奪三振82/1.15/被打率.257と素晴らしい成績を残しています。存在となりました。

先発3番手から4番手として計算できる投手ですで、獲得すればプラスになると考えられるのですが、移籍後のパフォーマンスの結果、FA市場でも評価が高まり、値段も上昇したと考えられます。

ブランドン・マッカーシーは来季で32歳となりますが、2014年の年俸が1025万ドルで、それよりは高くなる上に、3年程度の複数年契約は用意する必要がありそうです。

そのため地元メディアが名前を上げてはいるものの、実際にその金額をレンジャーズが用意するのか、やや疑問は残ります。

ただ、獲得すればダルビッシュ、デレク・ホランドの後を任せることができる選手ではありますので、戦力アップが期待できます。

ジャスティン・マスターソン(FA)

ジャスティン・マスターソンは、インディアンスのエースとして期待されながらも、スプリングトレーニング時からの不調から脱することができず、カージナルス移籍後も十分に働くことはできませんでした。

その結果、2014年は防御率5.88/7勝9敗/奪三振116/WHIP1.63/被打率.283と物足りない数字になっています。

シーズン開幕前は、このオフのFA市場で、シャーザー、レスター、シールズに次ぐような位置づけだったのですが、この成績だったため価値は落ちてしまいました。

それでも来季で30歳という年齢であることや、2014年の年俸が976万ドルだったことを考えると、高くはないもののそれなりの金額が必要ではありそうです。

懸念があるとすれば、本当に復活して2013年のように193.0回で防御率3.45/14勝10敗/WHIP1.20に近いようなパフォーマンスを発揮できるかどうかです。

投球フォームのメカニックに問題があると考えてインディアンスは契約延長に二の足を踏みました。そしてそれが修正可能だと考えた、選手育成に長けるカージナルスが獲得しましたが、復活できませんでした。

ジャスティン・マスターソンの獲得には、それなりの年俸を出す必要もあると予想されるため、リスクの高い補強獲得になりそうです。

イアン・ケネディ(トレード)

トレードの候補として名前が上がっているのがサンディエゴ・パドレスのイアン・ケネディです。

イアン・ケネディは2014年に33試合201.0回を投げて、防御率3.63/13勝13敗/奪三振207/WHIP1.29/被打率.250という数字を残してました。

イアン・ケネディは来季を30歳で迎えますが、そのシーズン終了後にFAとなるため、トレード期限前にも名前が多く上がった投手でした。しkし、結局は、トレードされないまま2014年シーズンを終え、FAまで残り1年となっています。

パドレスはジョシュ・バーンズGMを解雇した後、あらたにレンジャーズでアシスタント・ゼネラルマネジャーを務めていたA.J.プレラーをGMとして起用しました。

そのA.J.プレラーはジョン・ダニエルズのアシスタントを務めていましたので、当然のことながら2人は親しい関係であります。

それに加えて、A.J.プレラーはレンジャーズでファームから選手の昇格・降格を決定する部門を担当していたため、レンジャーズのファームにいるプロスペクトを詳しく把握しています。

そのためチームの再建が必要なパドレスがイアン・ケネディを放出し、レンジャーズがプロスペクトを交換要員としてトレードが成立するのではないかとの予想が出ています。

レンジャーズがイアン・ケネディを獲得すれば先発ローテの3番手までは安定することが期待できるため、来季の巻き返しには大きな戦力アップとなります。

またイアン・ケネディは2014年の年俸が610万ドルで、2015年が年俸調停の3年目となるため年俸は800万ドルから1000万ドル程度に上昇するものの、FA投手よりは安くなると予想され、1年だけの負担ですむというメリットもあります。

このような状況からイアン・ケネディのトレードも戦力補強の予想の1つとして上げられています。

実際にはもっと値段が抑えられる投手になる可能性も

ただ、2014年シーズン前後の補強の動きを見ていると、地元メディアの期待よりも、さらに安い補強にするのではないかとも予想されます。

レンジャーズには来季に復活が期待できる投手として、トミー・ジョン手術を受け2015年のオールスター前後の復帰が見込まれるマーティン・ペレス、選手生命も危ういタフな状況にはいますがマット・ハリソンなどもいます。

そのためコルビー・ルイスと再契約ができた場合には、地元メディアが予想するよりも、さらに安いアーロン・ハラングやジェイソン・ハメルのようなFA投手で、解決をはかる可能性もありそうです。

アーロン・ハラングは36歳ですが、ブレーブスでの2014年シーズンは防御率3.57/12勝12敗/WHIP1.40の成績を残し、 年俸は100万ドルでした。

またジェイソン・ハメルは31歳の2014シーズンでは、防御率3.47/10勝11敗/WHIP1.12の成績を残し、年俸は600万ドルです。

開幕前後のジョン・ダニエルズGMの動きが、ジョー・ソーンダースやスコット・ベイカーなどの獲得であったことを考えると、再び金額が安くてすむFA投手で乗り切ろうとする可能性も否定できません。

地元メディアはインパクトのある補強を期待しますが、ジョン・ダニエルズGMは慎重な姿勢を崩していませんので、マッカーシーやマスターソンらの獲得に動くかすらも微妙な情勢です。

どちらにしても先発投手の補強なしには、激戦区になりつつあるア・リーグ西地区を、レンジャーズが勝ち抜くことは容易ではありません。

レンジャーズの先発投手の補強動向は、ア・リーグ西地区のパワーバランスにも影響をあたえることは確実で、思い切った補強に踏み切るのか、それとも値段を抑えた小規模の補強になるのか注目したいポイントです。