レンジャーズの2017年シーズンの構想と展望は?ジョン・ダニエルズGMが明かす

Texas Rangers Top Catch

FAでイアン・デズモンド、カルロス・ベルトラン、ミッチ・モアランド、コルビー・ルイスらが抜け、プリンス・フィルダーが引退したことにより、戦力ダウンしていることが否めない現状となっているテキサス・レンジャーズです。

そのテキサス・レンジャーズの2017年シーズンに向けての展望と動向についてジョン・ダニエルズGMが語った内容を地元メディアが報じています。

ダラスモーニングニュースの“Has Rangers GM Jon Daniels talked extensions with Yu Darvish, Jonathan Lucroy yet?”で伝えている内容の要約は以下のとおりとなっています。

  1. ジョナサン・ルクロイ、ダルビッシュ有との契約延長の交渉をしているのか?
  2. マット・ブッシュの先発投手への転向について
  3. ジュリクソン・プロファーの役割について

1. ジョナサン・ルクロイ、ダルビッシュ有との契約延長の交渉をしているのか?

ジョナサン・ルクロイとダルビッシュともに契約延長について代理人と話はしているものの、まだ非公式な段階で本格的な交渉には入っていないことを明かした上で、以下のようにダルビッシュについてダニエルズGMは話しています。

The market is not going down for Yu. I think he’s going to have a monster year. I really do. I think in a lot of ways this is the year we envisioned when we signed him. He’s been very productive since we signed him…the bottom line is when he’s on the mound he’s one of the best in the game.

『マーケットでのダルビッシュの価値が下がることはないだろう。彼は来シーズン、モンスタイヤー(抜き出た成績を残す年)をおくることになると思う。真剣に話足はそう考えている。様々な面において、2017年は私たちが彼と契約する時に思い描いたような年になると考えている。彼はレンジャーズと契約して以来、とても生産性が高い。結論として述べると、マウンドに立っているダルビッシュはMLBでベストの投手の1人だ。』

2. マット・ブッシュの先発投手への転向について

マット・ブッシュはリリーフ投手としてスプリングトレーニングを迎えることになる。ただ、状況によって変わることが多くあるので、「絶対」という意味合いの言葉を使わないことが重要だとということも学んできた。
なぜ先発転向という話が浮上したかというと、ブッシュ本人がそれに対してオープンであり、ライアン・デンプスターなどの先発での成功例といったリーグ全体の動きに加えて、本人がファーストボールを両サイドに投げ分けることができ、2つのブレイキングボール、チェンジアップを持つなど先発投手として成功する要素を持っているからだ。
ただ、問題は彼をブルペンから外すことになることであり、先発投手としてのトレーニングはまだ十分ではないことだ。

3. ジュリクソン・プロファーの役割について

キャンプでポジションを争うことになる。レギュラーとして定まっていないのは一塁、指名打者、左翼でライアン・ルア、デリノ・デシールズ、ドリュー・ロビンソン、ジョーイ・ギャロなどの選手と争うことになる。プロファーはこれらの選手よりもメジャーの選手として実績と経験がある。

といった内容が伝えられています。

まだ流動的な部分があるのは2年契約で交渉がまとまりつつあるマイク・ナポリ、マイナー契約で合意する見込みのジョシュ・ハミルトンの2つの動きがあります。

マイク・ナポリが入ってくれば指名打者もしくは一塁のポジションでの出場が増えることになることが濃厚です。

ジョシュ・ハミルトンは状態次第ですが、左翼や指名打者で構想に入って来る可能性はあります。

レンジャーズはジュリクソン・プロファーを指名打者や一塁で起用するのではなく、より彼の身体能力が活きる三塁、遊撃、二塁、外野といったポジションをこなせるスーパーユーティリティとしたいと考えているとも伝えられています。

ショートにはアンドラス、セカンドにはオドーアがいってブロックさえているため、多くのチームがショートもしくはセカンドで起用したい意向をもってジュリクソン・プロファーのトレードを打診しても応じないのは、そのためだと考えられています。

長いシーズンに故障者が出ることは避けることができませんおで、プロファーをユーティリティに回せるかどうかは選手層という意味で重要なポイントとなります。

先発ローテが4番手以降にやや弱さがあるためマット・ブッシュの配置転換が話題ともなったのですが、ブルペンが決して強いとは言えない状態からブッシュを外すのも不安が増すことになりますので、2017年に実現する可能性は低そうです。

ダルビッシュとの契約延長はレンジャーズにとって非常に重要な課題となることは確実です。

先発ローテのもう一つの柱となっているコール・ハメルズは2017年シーズンは33歳で迎えることになりますし、残る契約はチームオプションを含めても2019年までとなっています。

35歳となる2019年のチームオプションは2000万ドルで更新できる契約で、行使しない場合には600万ドルのバイアウトを支払う必要があります。

2016年に200イニングを投げて防御率3.32、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)も8.3で健在とも言えるのですが、被本塁打率と与四球率が悪化したため、味方の守備の影響を排除した疑似防御率のFIP(Fielding Independent Pitching)は3.98と、2006年以来のワーストの数字に終わっています。

年齢的に下り坂にはいる時期で、数字の中身もその傾向を感じさせるものが見え始めています。

年平均で3000万ドルという大型契約が予想されるダルビッシュですが、投手のプロスペクトの層が薄いため、中長期的な観点で引き留めは重要な課題と言えます。

興味を示していたされるクリス・セールやクリス・アーチャーのような投手を獲得すれば状況はまた変わってきますので、そのあたりの動向も気になるレンジャーズです。

シーズン開幕に向けて交渉していく姿勢を示しているジョン・ダニエルズGMのため、今後が注目されます。

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