レンジャーズが獲得に動く可能性があるFA選手は?地元メディアが5人の投手をピックアップ

Texas Rangers Top Catch

地区3連覇がかかっていたテキサス・レンジャーズでしたが、地区優勝を逃すだけでなく78勝84敗と負け越してワイルドカードにも滑り込むことができませんでした。

シーズン途中にダルビッシュ、ジョナサン・ルクロイら主力クラスを放出したことの影響はあったのですが、戦力的には投手陣に課題を感じさせる2017年でした。

先発ローテ、ブルペン両方に課題があったレンジャーズですが、そこからアンドリュー・キャッシュナー、タイソン・ロスらがチームを去ることになり、さらに手薄さ増すことになっています。

そのシーズンオフのレンジャーズの動向について、地元メディアのダラス・フォートワース・スターテレグラム紙のジェフ・ウィルソン氏が伝えています。

The following will come as a shock to no one: A team that has three vacancies in its starting rotation and no veterans in its bullpen is planning to concentrate its off-season efforts on pitching.

The Texas Rangers, the pitching-starved team in question, will look at some positions players as they tinker with their 2018 lineup, but they will be among the most active teams this winter in the pitching market.

No matter how slick general manager Jon Daniels believes he can talk teams into trades, he can’t build a competitive roster without wading into the deep end of free agency.

「以下のように書いても誰もショックを受けることはないだろう。先発ローテーションには3つの枠が空き、ブルペンに経験のあるベテランがいないあるチームが、オフシーズンに投手の補強に集中する計画を立てている。」
「投手不足が問題になっているテキサス・レンジャーズは2018年のラインナップをいじるために、幾人かの野手に興味を示すだろうが、それ以上に投手の移籍市場で最もアクティブに動くチームに属することにんなるだろう」
「どれだけジョン・ダニエルズGMはトレード交渉を巧みにすすめることができると考えていて、FA市場で精力的に動かずしては優勝を争うロースターはできない」

ジェフ・ウィルソン氏は投手が先発、ブルペンの両方で不足しているため補強が必要で、トレードだけでそれを埋めるのは難しいので、FA市場でうごかざるをえないだろうと予測しています。

その上で、レンジャーズが獲得に動く可能性がある5人の投手をピックアップしています。

同じ記事で選ばれた5人の投手とコメントの要約は以下のとおりとなっています。


1. アレックス・カッブ(前レイズ)

トミー・ジョン手術から初めてのフルシーズンとなるアレックス・カッブだったが、それでも昨シーズンオフにも獲得に興味を示して動いていた。そのフルシーズン1年目を成功裏に終えた今も、レンジャーズは関心をよせている。
年俸420万ドルから大幅な年俸増の契約が見込まれるが、それでもレンジャーズが許容できる価格におさまる可能性が高い。まだ30歳であること、カッブがレンジャーズが好むシンカーという球種を投げることもプラス。今年は与四球が多かったが、トミー・ジョン手術から2年となる来年は改善されることが予想される。

2. ランス・リン(前カージナルス)

トミー・ジョン手術を受けて、2017年は最初のフルシーズン。30歳と比較的若く、トミー・ジョン手術以外は、基本的にタフな投手で多くのイニングを消化できる。被本塁打も増えたが、これはMLB全体の傾向でもある。キャリア平均よりも与四球が多かったが、これも術後2年で改善が予想される。ただ、ナ・リーグからア・リーグに変わることで、それが打ち消される可能性もある。

3. ダルビッシュ有(前ドジャース)

大きな予算を持つ、優勝を争うチームが大型契約を提示することが予想される。レンジャーズは代理人にコンタクトするだろう。価ワールドシリーズでの2試合で10個のアウトしかとれず9点を失ったことで、価格が下落することになるかもしれない。そのような終焉はいくつかの理由がある。ただ、どちらにしても彼は、5年のシーズンのうち3シーズンで、チームがポストシーズン進出することに貢献している投手で、持っているボールの質はエース級だ。彼もレンジャーズを良く知っているし、レンジャーズも彼をよく知っていることなどを考えれば、全く可能性がない話ではない。

4. アンドリュー・キャッシュナー(前レンジャーズ)

1年契約で価値を高めることを選んだ結果、2度も故障者リスト入りをし健康面での不安は残るものの、好成績を残したことで今年の1000万ドルから1400-1800万ドルの年俸が予想される状況となっている。奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が低く、与四球率が高いことはネックではあるが、シンカー主体のスタイルに変えたことによって予想されたことではあったが、与四球はそうではない。基本的にレンジャーズは奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が高く、与四球率が低い投手を求めている。
それでもテキサス生まれで、大学も地元出身の投手ではあるので、再契約を試みる可能性がある。

5. アディソン・リード(前レッドソックス)

過去にクローザーを務めていたこともあるが、ここ2年はセットアップマンが役割のため、クローザーの補強としては適さないかもしれない。
しかし、ウェイド・デービス、グレッグ・ホランドよりも価格が安く、与四球が少ないこと、両リーグでのプレー経験があり、2017年の最後はレッドソックスでキンブレルにつなぐセットアップを務めていたことなどはプラスとなる。ジョン・ダニエルズGMはリリーフ投手に大金を使うことを好まないが、このオフにそれをするとするなばらアディソン・リードがよりマッチする存在。


ジェフ・ウィルソン氏はダルビッシュ有に関しては手厳しい論評をしています。

It probably did after Games 3 and 7 of the World Series, when Darvish recorded 10 outs and allowed nine runs. Reasons for his demise have run the gamut — he’s not a true ace (that was established), he had stage fright (too easy), he was fatigued after his heaviest workload since 2013 (possible), the World Series balls were a bad match for his slider (excuse).

「ワールドシリーズでダルビッシュがつまずいた理由は広範囲に渡る」と述べて、「彼は真のエースではない(これは確立されたものだ)、大舞台に強くない(簡単過ぎる理由だ)、2013年以降では最も多い登板だったことによる疲労(可能性はある)、ワールドシリーズのボールが彼のスライダーには適さなかった(言い訳)」と書いています。

ダルビッシュがワールドシリーズで結果を残せなかったことにたいして、様々な理由があげられるのですが、それを一刀両断するようなツッコミを入れています。

地元メディアの一部には「ダルビッシュは真のエースではない」という声が以前からありましたが、ジェフ・ウィルソンはダルビッシュに大金を使うことに懐疑的な思いがあるのかもしれません。ただ、これはあくまでも彼の判断でしかなく、チームは別の評価をしているかもしれないため、再契約の可能性に言及しているようにも受け取れます。

テキサス・レンジャーズは、やや衰えを感じさせるところはありますが、コール・ハメルズが残っていますので、軸となる投手は存在します。どちらと言えば先発ローテ、ブルペンの頭数が足りない状態を解消することの優先順位が高いと考えられるのですが、大金が必要なジェイク・アリエッタやダルビッシュ有などを獲得すると、ロースターの穴が多く残ってしまいかねません。

ただ、レンジャーズもトレード補強でプロスペクトを放出し続けてきたこともあり、かつてほどのプロスペクトの層がファームにはありません。トレードでの大型補強は容易ではないため、資金をやりくりしてFA市場を利用し、投手陣を戦える状態まで整備していくことが非常に重要な課題となりそうです。

そういった意味ではレンジャーズが大谷翔平、そしてマイコラスに興味を示している報じられるのは自然な流れと言えそうです。

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