レンジャーズがジョシュ・ハミルトンをトレードで獲得へ!細部の詰めが終われば正式合意に

Texas Rangers Top Catch

故障で開幕に間に合わないだけでなく、シーズンオフの薬物使用の問題で、身辺が賑やかだったロサンゼルス・エンゼルスのジョシュ・ハミルトンでした。

そのジョシュ・ハミルトンの復帰に向けてエンゼルスが様々なプランを話し合っているとされてていましたが、ここにきて古巣のテキサス・レンジャーズがトレードでの獲得合意間近だと複数のアメリカメディアが報じています。

大筋では合意しているようですが、細部の詰めが必要で、まだ流動的な部分があるため、正式な合意には至っていないようです。

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トレードが成立すれば予算に柔軟性をもたせることができるエンゼルス

このジョシュ・ハミルトンが絡むトレードに関しては、現時点ではレンジャーズがハミルトンの年俸の一部を負担することになるものの、エンゼルスが選手を獲得することはない、金銭トレードになるようだと報じられています。

ジョシュ・ハミルトンは2013年から2017年の5年1億2500万ドルの契約をエンゼルスと結びましたが、2015年から2017年に年俸が跳ね上がる契約になっています。

そのハミルトンの契約の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 2013年(32歳) 1700万ドル
  • 2014年(33歳) 1700万ドル
  • 2015年(34歳) 2540万ドル
  • 2016年(35歳) 3240万ドル
  • 2017年(36歳) 3240万ドル

2015年は2540万ドルで、2016年と2017年は3240万ドルという契約で、3年9020万ドルとなるのですが、すでにシーズンに入っていることもあり、実際には8300万ドルの支払いが残っているとされています。

まだ正式な合意ではないものの、そのうちレンジャーズが1500万ドルを負担することになるとされていますので、このまま成立すればレンジャーズは1年500万ドル程度でハミルトンを獲得できることになることになります。

また、州による所得税がカリフォリニア州では最大9.3%あるのですが、テキサス州は州課税の所得税はありません(0%)。そのためその税金の分をエンゼルスの支払いから差し引くことにハミルトンが応じるようだとも報じられています。

つまり、大まかな計算となりますが、エンゼルスは8300万ドルの9.3%となる約770万ドルとレンジャーズが負担する1500万ドルの合計2200万ドル余りを減らせることになるようです。

この削減した金額をシーズン中の補強資金にすることもできますし、今シーズン終了後にFAとなるヒューストン・ストリートやデビッド・フリースとの契約延長の資金とするこも可能となるなど、予算に余裕ができるため、より柔軟な動きができるようになります。

外野陣の低パフォーマンスに苦しむレンジャーズ

レンジャーズにとっては、外野陣のパフォーマンスの悪さが低迷の原因の一つとなっています。

センターはレオニス・マーティン、ライトは秋信守で固定されていますが、レフトはジェイク・スモリンスキー、カルロス・ペゲーロ、ライアン・ルア、デライノ・デシールズらでローテーションしています。

しかし、1番を打つことも多いレオニス・マーティンは打率.238/0本塁打/打点6/出塁率.294と出塁率が3割を切り、7年1億3000万ドルの大型契約を結んだ秋信守は打率.128/本塁打1/打点5/出塁率.244/長打率.231と絶不調です。

そしてレフトのポジションで出場した選手の合計の成績が、打率.173/出塁率.306/長打率.288と低迷していて、攻撃面で貢献して欲しい外野手が軒並み低パフォーマンスという状況です。

そのため外野のテコ入れとしてジョシュ・ハミルトンに白羽の矢が立ったと考えられます。シーズンオフにもたびたびレンジャーズがハミルトンを連れ戻すのではないかと噂がありましたが、ここにきて本格化したようです。

そのジョシュ・ハミルトンの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Josh Hamilton Stats 2014

2013年は151試合576打数で打率.250/本塁打21/打点79/出塁率.307/長打率.432、2014年は故障もあり89試合338打数で打率.263/本塁打10/打点44/出塁率.331/長打率.414という成績の終わりました。

レンジャーズ在籍時の成績と比較したり、大型契約の金額を考えると物足りないパフォーマンスではあるのですが、OPSは2013年が.739、2014年.745で、いずれもリーグ平均を上回っています。

このようにかつてのようなパフォーマンスを期待するのは酷ですが、リーグ平均程度のパフォーマンスは十分に期待できる上に、レンジャーズが負担する金額は1年500万ドル程度となる見込みなので、リスクが高くない補強となりそうです。

ハミルトンが復帰できるのは5月上旬と言われていますので、古巣のレンジャーズでバウンスバックするか注目されるジョシュ・ハミルトンです。