レンジャーズは「ブラッド・ハンドを獲得すべき」地元メディアが提言

Texas Rangers Top Catch

テキサス・レンジャーズの2017年シーズン前半は、43勝45敗と2つ負け越して地区首位には16.5ゲーム差と大差の3位に甘んじています。

アストロズのロースターが良すぎることと、前半を終えた時点での大差を考えると、地区制覇はもはや現実的な目標ではありません。

ただ、ワイルドカードとなると全く別の話となります。

ア・リーグのワイルドカード2枠の争いは大混戦の模様で、リーグ12位のブルージェイズでさえも5ゲーム差と、まだ可能性を残している状況です。

レンジャーズもその中の1チームで、ワイルドカードには3ゲーム差となっています。十分に射程圏内にいることになるのですが、そのためにはブルペンのテコ入れが必要だと地元メディアは提言しています。

ダラス・モーニング・ニューズのエバン・グラント氏は以下のように記事の冒頭で述べています。

For all the time missed by Adrian Beltre and Cole Hamels and all the strikeouts by Joey Gallo, Rougned Odor and Mike Napoli and all the stops and starts that come with a home run-reliant offense, only one obstacle stands between the Rangers and the top of the AL wild-card race.

An average bullpen.

Not great. Just league average.

エイドリアン・ベルトレ、コール・ハメルズの離脱、ジョーイ・ギャロ、ルーグネッド・オドーア、マイク・ナポリの三振の多さ、本塁打に依存した打線の好不調の波など、様々な問題に直面してきたものの、ワイルドカードへの最大の障害は素晴らしくない「リーグ平均のブルペン」だとグラント氏は指摘します。

The Rangers stumbled into the final weekend before the All-Star break with a league-high 17 blown saves, one shy of the franchise record for the first half, and a league-worst save-conversion rate of 43.3 percent in 30 chances.The league average to date this year: 64 percent.

レンジャーズはオールスターブレイクを迎えた時点で、すでにセーブ失敗が17回もあり、前半戦の数としては球団史上2番目に悪い数字となっています。前半戦のレンジャーズのセーブ機会は30回だったため、その成功率は僅かに43.3%となり、リーグ平均の64%を大きく下回っています。

このような状況のためエバン・グラント氏は、ブルペンの整備無くして、ポストシーズンは考えられないとして、内部のオプションを含めて、レンジャーズの選択肢について検討しています。

前半戦終盤はクローザーを固定しないスタイルで乗り切ることを選択したものの、これは機能しないやり方だとグラント氏は述べて、内部から昇格させてクローザーに固定するとしたらキーオン・ケラが良いと述べます。

そして現在は故障者リストに入っているものの、休養も十分で復帰してくるジェレミー・ジェフレス、トニー・バーネットらにセットアップを任せて、このトリオで試合終盤を担うかたちを提案します。

ただ、これが一定の成果を上げたとしても十分なブルペンの編成とは言い難いためか、グラント氏は外部からの補強を提案します。

2011年以降、レンジャーズはトレード期限前にマイク・アダムス、上原浩治、ジェイク・ディエクマン、サム・ダイソン、ジェレミー・ジェフレスら、コスト面でも効率的なリリーフ投手を補強してきています。

その事実にグラント氏は触れた上で、以下のように提案しています。

San Diego left-hander Brad Hand is an All-Star, who has been quite capable of getting right-handers out as well. The Padres could use a shortstop. While with the Rangers, Padres GM A.J. Preller was a big fan of Jurickson Profar. This is where conversations should start.

「オールスターに選出されているパドレスの左腕ブラッド・ハンドは、右打者からも同様にアウトをとれる投手で、パドレスは遊撃手を必要としている。A.J.プレラーGMはジュリクソン・プロファーの大ファンだ。ここを交渉のスターティングポイントにすべきだ」

A.J.プレラーGMはレンジャーズ在籍時はジョン・ダニエルズGMの右腕としてファーム育成を担当していました。そのためレンジャーズのファームの選手には精通しています。その時期にMLB屈指のプロスペクトとしてプロファーが評価されていました。

そのため現在も、プロファーの才能、ポテンシャルを高く買っている可能性はあります。

ただ、現在のメジャーでの実績は通算206試合で打率.229/出塁率.309/長打率.329/OPS.638、今季は打率.172/出塁率.294/長打率.207・OPS.501と悪く、ブラッド・ハンドと釣り合いがとれません。

それはグラント氏も承知しているため、プロファーを交換要員とすることを交渉のスタート地点として提案しています。

ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏は、レンジャーズのトレード期限前の動きは、来年以降も契約が残るリリーフ投手の獲得を目指すものとなるようだと伝えています。

ブラッド・ハンドは2019年まで契約が残りますので、その方針に該当する投手で、グラント氏が提案するとおりに話が動いても不思議ではないと考えられます。

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