【ドジャース】マット・ケンプのトレードの可能性が高まっているその理由と根拠

Los Angels Dodgers Top Catch

ドジャースが大混雑中の外野手の整理に着手し始めています(参考記事:ケンプ・クロフォード・イーシアのトレードに応じる姿勢)。

マット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシア、ヤシエル・プイグ、スコット・バンスライク、そしてプロスペクトのジョク・ペダーソンとメジャーレベルの外野手が6人もいる状態です。

そしてドジャースはこのオフの方針としてロースターの若返りと年俸総額削減を掲げているため、年齢と年俸が高いマット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシアらのトレードに動き始めていました。

その3人の中でも可能性が高いと見られていたのが、カール・クロフォードとアンドレ・イーシアで、マット・ケンプが3人の中で一番可能性が低いと伝えられてきました。

しかし、ここにきてマット・ケンプのトレードの可能性が高まっているとCBSスポーツのジョン・ヘイマンが伝えています。

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マット・ケンプがトレードになる可能性が高い理由を米記者が説明

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ジョン・ヘイマンは、実際のトレードでの動向に関する情報として、でマット・ケンプの名前がたびたび出ていることを挙げた上で、以下の様な理由でトレードになる可能性が高まっていると伝えています。

  1. ケンプの8年1億6000万ドルの契約のうち、残る1億700万ドルを削減できる
  2. ペダーソンをセンター、プイグをライトに起用する方針。ケンプはレフトを嫌い、成績も悪かった。
  3. イーシアは大きな不平を述べずに、ベンチも受け入れてくれる(ケンプはそうではない)
  4. イーシアは選手として価値が下がっているので、トレードでは年俸負担が必要
  5. イーシアはペダーソンの保険にできるが、ケンプはセンターを守れると考えられていない
  6. クロフォードは年俸と成績のバランスが悪く、トレード要員として価値が低い
  7. クラブハウスの雰囲気を変える上で、要求の多い(わがままな)ケンプの移籍はインパクトがある

このような理由でマット・ケンプをトレードに出す可能性が、より高まりつつあるとしています。これらをもう少し詳しくみていきます。

トレード市場での価値が高まっているマット・ケンプ

マット・ケンプ、カール・クロフォード、アンドレ・イーシアの残契約と2014年の成績は以下のとおりとなっています。

  • マット・ケンプ(5年1億700万ドル)
    150試合541打数:打率.287/本塁打25/打点89/出塁率.346/長打率.506
  • カール・クロフォード(3年6,225万ドル)
    105試合343打数:打率.300/本塁打8/打点46/出塁率.339/長打率.429
  • アンドレ・イーシア(3年5,350万ドル)
    130試合341打数:打率.249/本塁打4/打点42/出塁率.322/長打率.370

カール・クロフォードは数字こそ改善されたものの、故障が多く、年俸2,050万ドルに見合っているとは言いがたい成績で、契約の最終年は35歳なることを考えると、獲得するチームが二の足を踏んでしまいます。

そのためトレード要員としての価値は高いとは言えず獲得できる選手の質も落ち、その上、年俸を負担することになります。アンドレ・イーシア(1,800万ドル)に関してもそれは同様の問題があります。

その一方で、マット・ケンプは2014年に多くの球団が関心を示す成績を残しています。

この2014年全体の数字も魅力的なのですが、特にオールスター後の成績が素晴らしく、打率.309/本塁打17/打点54/OPS.971となっています。

このケンプの好成績に加えて、ハンリー・ラミレスが抜けることで右打者の層が薄くなるため、トレードに出さないのではないかと、当初は予想されていました。

しかし、右打ちの外野手という、このオフに価値のある要素をもっていますし、来季で30歳で、これから数年は良い成績が期待できるなど、トレード市場での価値はかなり高まっています。

実際に、CBSスポーツのジョン・ヘイマンはマリナーズ、ブルージェイズ、オリオールズが、FOXスポーツのケン・ローゼンタールはパドレスも興味を示している伝えています。

交換要員として価値は、マット・ケンプが一番高く売り時と考えられる状況です。

アンドリュー・フリードマン社長は外野手のトレードを示唆

またケンプの性格は発言によるクラブハウスでの影響などの面でも、ドジャースとしてはトレードに出すメリットがあるとされています。

2014年シーズン中もレフトで起用されたり、ベンチに座ることが多くなると、メディアに不満を語り、ドン・マッティングリー監督との仲が、一時は芳しくなくなりました。

ドジャースは、エゴの強い選手ばかりで、チームに一体感がなかったことが、ポストシーズンの早期敗退につながったとの指摘があります。

カール・クロフォードはクラブハウスでの評判がよく、アンドレ・イーシアもわがままを言わずにチームの方針に従っていますが、ケンプは評判があまり良くないため、放出することで雰囲気を変えることができるのではと見られています。

年俸総額を減らす、優秀な若い選手でロースターを構成する上で、様々な面でケンプのトレードはメリットがあるため、打線からケンプを失う以上の価値を生み出す可能性があります。

アンドリュー・フリードマン社長は、GMミーティングの際に、「それらの選手(外野)の1人をトレードに出すことは、最も可能性の高い最善策と考えている」と述べ、スプリング・トレーニングまでに動かす意向を示唆しています。

ジョン・ヘイマンが伝えるようにマット・ケンプになるのか、それとも他の外野手になるのか、トレード市場での注目ポイントとなりそうです。