ヤシエル・プイグが今年こそブレイクか?カノ、プホルスらのアドバイスが改心のキッカケに

Los Angels Dodgers Top Catch

ヤシエル・プイグはキューバから亡命した後、2012年から2018年の7年4200万ドルという大型契約を結びました。

そのプイグは22歳の2013年には早くもメジャーに昇格し、104試合で打率.319/出塁率.391/長打率.534/OPS.925、19本塁打、42打点、11盗塁と鮮烈な成績を残し、守備面でも高い能力を発揮したため、新人王投票でも2位にランクされました。

初のフルシーズンとなる2年目にさらなるブレイクアウトが予期されたのですが、148試合で打率.296/出塁率.382/長打率.480/OPS.863、16本塁打、69打点、11盗塁と悪くはないものの、期待されたものには届かない数字となりました。

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3年目以降は成績も低迷し、素行の面でも注目されることに

しかし、24歳となった3年目は79試合で打率.255/出塁率.322/長打率.436/OPS.758、11本塁打38打点。

2016年は104試合で打率.263/出塁率.323/長打率.416/OPS.740、11本塁打45打点と期待はずれに終わっただけでなく、マイナー降格した際には問題となる動画をSNSにアップするなど、素行面でも良くない話題を振りまいてしまいました。

ドジャースも一時はトレード放出を模索し、一旦はブルワーズのライアン・ブラウンとの交換トレードが成立に近づいたこともあったようですが、最終的には実現せず、2017年もドジャースのユニフォームを着ています。

そのプイグですが、ドジャースがフランクリン・グティエレスと契約したことにより、人材がダブついていた外野にさらに人が増えたため、再度放出の動きがあるのではないかとも考えられました。

しかし、 デーブ・ロバーツ監督はスプリングトレーニング開始後には、ヤシエル・プイグがメインの右翼手であることを明言し、多くのチャンスが与えられることが明かされました。

ドジャースの外野はセンターのジョク・ピーダーソンが固定で、それ以外は流動的な編成となっていました。

外野手の候補として名前があがるのがヤシエル・プイグの他、アンドレ・イーシアー、アンドリュー・トールズ、フランクリン・グティエレス、トレイス・トンプソン、スコット・バンスライクとメジャーレベルの選手が溢れているドジャースです。

そのため現時点でロバーツ監督が2017年のスターティングメンバーの構想を明かしていても、何かあればトレードがあっても不思議ではない立場にあるプイグですが、26歳で迎える今シーズンは選手として成熟し、良い成績を残したいと話すなど、改心した姿勢を披露しています。

そして、プイグがそのような姿勢に転じたキッカケとなったのが、アルバート・プホルスとロビンソン・カノという2人のスタープレイヤーのアドバイスだったと報じられています。

プイグに精神的な成長を促したアルバート・プホルスとロビンソン・カノ

ESPNのDoug Padilla氏は以下のように伝えています。

Above all, Puig has a newfound desire to follow in the footsteps of some of the game’s current stars. He mentions guys by name: Mike Trout, Bryce Harper, Robinson Cano and Albert Pujols.

引用元:Advice from Pujols, Cano pushing Yasiel Puig in right direction

ブイグはマイク・トラウト、ブライス・ハーパー、ロビンソン・カノ、アルバート・プホルスといったスタープレイヤーの足跡をたどりたいと話していることが伝えられています。

During the past six months, Pujols and Cano have reached out to Puig to show their support and give raw advice on how to juggle expectations, performance and clubhouse synergy — not just when the going is good, but especially when the numbers are not accumulating as consistently as desired.

引用元:Advice from Pujols, Cano pushing Yasiel Puig in right direction

この半年の間に、アルバート・プホルスとロビンソン・カノが、プイグにコンタクトしてサポートをしたいと自ら申し出て、周囲からの期待、成績、クラブハウスの雰囲気などへの対応について、特に数字が良くない時にどのようにすべきかをアドバイスしてくれたようです。

そのことがプイグにとっても大きな力となっているようで、その受けたアドバイスについて以下のように説明しています。

“It’s more of a mental thing,” Puig said through an interpreter about the advice he received. “Things that you have to fix yourself. Nobody can do it for you. You have to leave the bad things in the past and continue to work toward the future to get better. Continue to do your job.

“You just have to focus on what you have to do, and if you focus, things get easier,” Puig explained, his eyes wide open, his thinner faced relaxed. “That’s the reason great ballplayers have been successful, like Harper, Trout, Robinson Cano and Pujols. They have seen results because they focus, and that’s what I’m trying to do now.

引用元:Advice from Pujols, Cano pushing Yasiel Puig in right direction

アドバイスはメンタル面のもので、「誰も自分の代わりにやってはくれない」こと、「悪い出来事は過去において、将来良くなるために努力を継続する」こと、さらに「自分がやるべきことに集中すれば、物事はより簡単になる」こと、などを教えられたようです。

そしてプイグは、「ハーパー、トラウト、ロビンソン・カノ、アルバート・プホルスのような素晴らしいプレイヤーの成功しているのは、それらのことを実践しているからで、自分も今それに取り組んでいる。」と話しています。

そしてこの後には「数字を残そうとするよりも、アドバイスに耳を傾け、努力していることをそれらの選手に見せるためにプレーしたい」とも話しています。

アルバート・プホルスはプイグが3A降格した直後に、そしてロビンソン・カノはシーズン終了後にドミニカ共和国で行われたチャリティイベントで会った際に手を差し伸べてくれたようです。

ヤシエル・プイグは身体能力の高さにおいては、メジャーでもトップクラスなのですが、練習に対する姿勢、クラブハウスでの振る舞い、試合での集中度など、様々な面で課題があり、その才能を十分にいかしれていませんでした。

ヤシエル・プイグの持っているポテンシャルがこのまま埋もれてしまうのはメジャー全体にとっても損失なのですが、アルバート・プホルスとロビンソン・カノもそう感じているからこそ、他球団に所属しながらも、自ら声をかけてアドバイスしたと思われます。

新しいメンタル面での取り組みを、完全に自分のものにすること、その取り組みをシーズン全体で継続することは簡単ではありませんが、そこで進歩が見られれば、どれくらいの力を発揮できるのかが楽しみなヤシエル・プイグです。

プイグが1年間そのメンタル面での課題に取り組み続けれるかどうか、そしてその末にどのような結果を残すのか、2017年の注目ポイントの一つとなりそうです。

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