【マリナーズ】復活とMLB昇格が期待されるダニー・ハルツェン!2015年の戦力アップとして期待されるプロスペクト

マリナーズの2014年はロエニス・エリアス、故障離脱はあったもののジェームズ・パクストン、MLB全体でもトップクラスの評価を受けるタイファン・ウォーカー、不振のブラッド・ミラーに変わったクリス・テイラーなどの活躍が目につきました。

ファームにプロスペクトが多い球団との評価を受けているマリナーズですが、2015年シーズンにもメジャーに昇格し、マリナーズの戦力アップに期待されている選手がいます。

その2人は、左腕投手のダニー・ハルツェン(Danny Hultzen)と右打ちの内野手であるD.J.ピーターソン(D.J. Peterson)の2人です

その来季に期待されるプロスペクト2名について、今回と次回の投稿で紹介します。

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タイファン・ウォーカーと並ぶプロスペクトとして評価されていたダニー・ハルツェン

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ダニー・ハルツェンは1989年11月28日生まれで、来季を25歳で迎えることになる左腕投手です。

2011年ドラフト1巡目全体2位で指名され、5年総額850万ドルという大型契約をむずんでマリナーズに入団しています。

その契約に違わぬ評価を入団直後から受け、MLB.comによるプロスペクト100では、2012年はMLB全体8位評価で、マリナーズではタイファン・ウォーカーに次ぐNo.2の評価を受けていました。

しかし、大学時代には高く評価されていた制球力が、2012年には乱れてしまったため、やや評価を落とし2013年のランキングでは全体24位となりましたが、引き続きマリナーズではNo.2プロスペクトとランクされていました。

大学からのプロ入りということに加えて、大型契約からもわかる通り、早い段階でのメジャーに昇格が期待されていて、実際に2013年シーズン中の昇格も視野に入っていました。

しかし、肩の故障でその流れが頓挫してしまいました。

2013年に2回ほど肩の問題で離脱した末に、腱板(肩と上腕部を結ぶ四つの筋肉)断裂の治療のために手術を受けました。その結果、2014年のレギュラーシーズンでは一切登板がなかったダニー・ハルツェンです。

手術を受ける前にはプラス評価を受けるファーストボールとチェンジアップの2つに、スライダーを加えた3つを主体とした投球が硬く評価されていました。

ファーストボールは95マイル(約153キロ)程度と際立った速さではないものの、沈む動きと打者の手元で横にスライドする動きが良いとされていました。

ダニー・ハルツェンのプロ入り後の成績は以下のとおりとなっています。

Danny Hultzen Minor Stats 2014

2013年に完全に離脱する前は、3Aでも30.2イニングで防御率2.05/奪三振34/WHIP0.85/被打率.168/奪三振率9.97と圧倒した力を発揮していましたので、故障がなければと惜しまれる状態でした。

2015年に先発ローテに加わる可能性も秘めるダニー・ハルツェン

そのダニー・ハルツェンはシーズン終了時点では、すでに打者への投球を3度行っていて、ズレンシックGMは「まずまずのファーストボールに加えて、良いカーブとチェンジアップを投げ、投球フォームも良かった」と述べています。

さらにズレンシックGMは「スプリングトレーニングは完全な状態で迎えるだろう」と述べて、開幕は3Aでイニングを重ねることになるが、来季の途中で戦力となる可能性を否定しないとも述べています。

故障離脱前ではありますが、そのダニー・ハルツェンの投球の動画です。

この動画ではファーストボールが最速95マイル(約153キロ)を記録しています。次の動画では変化球も確認できます。

インステップ(クロスステップ)のフォームのため、リリースポイントに角度がつきますので、特に左打者にはボールの出どころが見にくくなります。

また動画でもそのリリースポイントから右打者の懐にも角度をつけて投げ込むことができていますし、ファーストボールがシュート気味にスライドするとされていますので、なおさらファーストボールは効果的になりそうです。

すでにMLBで結果を残し始めているジェームズ・パクストンよりも高い評価を常に受けていましたので、ダニー・ハルツェンが健康であれば、マリナーズにとって1つの楽しみとなりそうです。