【マリナーズ】右打ちの中軸として期待高まるD.J.ピーターソン!2015年の戦力アップとして期待されるプロスペクト

マリナーズは主軸であるロビンソン・カノとカイル・シーガーが左打者であることや、他にも主力を担うダスティン・アクリーやローガン・モリソン、クリス・テイラーなども左打ちです。

打線で右打者はオースティン・ジャクソンとマイク・ズニーノくらいでバランスが悪い並びとなっています。

そのためポジションが空いているDH、一塁、両翼の外野手で右打ちの打者が補強ポイントとなっています。

ただ、このオフのFA市場では、これらのポジションの右打ちの打者の層は厚いとは言えないため、マリナーズのみならず右打ちの打者が欲しいチームは、十分な補強ができるか定かではありません。

そこで必要となるのが、外部からの補強ができない場合の、内部でのオプションとなります。

マリナーズには2015年に向けて、昇格と得点力アップの起爆剤になることが期待されている右打ちの野手が控えています。

それが2013年ドラフトでのマリナーズのトップピックであるD.J.ピーターソンです。

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マリナーズの2013年ドラフト・トップピックのD.J.ピーターソン

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D.J.ピーターソンは高校時代に、2010年ドラフトでマリナーズから33巡目全体1002番目で指名されたものの契約せず、
大学に進学しました。

そして再び2013年ドラフトでマリナーズから1巡目全体12番目で指名されて、275万9,100ドルで契約し入団しています。

そのD.J.ピーターソンのプロ入り後のマイナーリーグでの成績は以下の表のとおりとなっています。

D.J. Peterson Minors Stats(2013-2014)

ドラフト入団後の2013年は55試合208打数で打率.303/本塁打13/打点47OPS.918の成績を残して、2014年の開幕前にはBaseball AmericaとMLB.comのプロスペクトランキングにも入る評価を受けました。

2014年シーズン開幕前のMLB.comのランキングではMLB全体で88位、Baseball Americaでは85位の評価を受け、マリナーズのチーム内ではいずれもNo.2プロスペクトとしてランクされています。

そして2014年は2Aと1Aの2つのレベル通算ではありますが、123試合495打数で、打率.297/本塁打31/打点111/OPS.912と成績を伸ばして、マリナーズの打者のトッププロスペクトとして、その評価をさらに高めました。

その結果、シーズン終了時点のMLB.comのランキングでは、マリナーズのNo.1は2014年ドラフト1位のアレックス・ジャクソンに譲ったものの、MLB全体でのランクは49位まで上昇しました。

また最新のBaseball Americaによる評価でも「プラスパワーのある選手にありがちな三振の多さも目立たない。ファーストボールに対して速いムチのような動きのバットスイングで捉えるため安定していて、かつ大きい打球を生み出している。」と、引き続きその打撃が高く評価されています。

ズレンシックGMは2015年のスプリングトレーニングでチャンスを与える意向

Baseball Americaは2014年の開幕前の時点で、2015年の後半にはMLBに昇格するのではないかと予想していました。

また、MLB.comの評価でも、守備は三塁だとやや物足りないものの、打撃はどのポジションでも通用するので、早い段階でシアトルに昇格するのではないかと予想しています。

このような評価を受けていた素質に加えて、2014年は、その評価に違わぬ好成績を残したため、2015年の開幕は3Aでも、シーズン中に、打線の得点力アップのためにマリナーズに昇格してくるのではないかと、地元メディアも期待し注目しています。

そのためズレンシックGMのシーズン終了後の記者会見では、そのD.J.ピーターソンの来季の構想についても、質問がメディア側から飛んでいます。

「4月6日のセーフコ・フィールドでのエンゼルス戦の時にはいるのではないか?」との声にも、ズレンシックGMは「Noとは言わない」と述べ、さらに「2Aからメジャーにいきなり昇格するのは困難なことだが、彼はアリゾナ秋季リーグに参加している。そして彼の周囲にいた多くの人々が、彼をreal deal(本物)だと考えている。」と付け加えています。

そして「スプリングトレーニングに連れて行き、彼にもチャンスをしっかりと与えて、その結果を見たい」と結んでいます。

そのためスプリングトレーニングでの結果次第では、2015年の早い時期にマリナーズの打線に名前を連ねる可能性があるD.J.ピーターソンです。

D.J.ピーターソンのポジションはどうなる?

そこで問題になるのがD.J.ピーターソンのポジションですが、大学時代も主にサードを守り、マイナーでも同様です。

しかし、マリナーズのサードにはカイル・シーガーがいるためポジションがかぶることになり、出場機会に恵まれない状況となってしまいます。

そのためD.J.ピーターソンは、サードからファーストに移動することが濃厚となっています。

2013年のMLBドラフト前にも、2014年シーズン前の早い段階でも、D.J.ピーターソンはサードではなく、ファーストに移動することになるだろうと予想されていました。

というのも、肩は良いものの、走力がやや弱く、守備範囲があまり広くないため、サードに据えるには不安があるものの、ファーストベースマンとしては十分な動きで、打撃が素晴らしいため、ファーストが向いていると考えられているためです。

もともと大学時代にもファーストの経験があり、すでに秋季リーグでもファーストで出場するなどしていているため、スプリングトレーニングでもファーストとしてテストされることが確実です。

マイナーリーグの有望な選手が出場するオールスターフューチャーズゲームに、D.J.ピーターソンが2014年のアメリカチームの一員として出場した際に放った二塁打の動画です。

マリナーズのファースト・DHで期待されていたジャスティン・スモークが完全に伸び悩んでしまった今、このD.J.ピーターソンにかかる期待は大きいものがあります。

来季の開幕時は23歳で迎える若き主砲候補に、スプリングトレーニングでは大きな注目が集まることになりそうです。