【レンジャーズ】将来の主砲候補”ジョーイ・ギャロ(Joey Gallo)”!2015年の昇格が期待されるプロスペクト

Texas Rangers Top Catch

2014年のレンジャーズは故障者が続出した影響で、多くの新人選手がメジャーデビューを果たしました。

レンジャーズのファームシステムの中で高く評価されていたプロスペクトでは、開幕前のランキングでMLB全体59位評価のロウグネド・オドール、同72位のマイケル・チョイスらに多くのチャンスが与えられました。

しかし、レンジャーズのトッププロスペクトのメジャーデビューはこれからです。

そのトッププロスペクトとは、MLB.comとBaseball Americaに、シーズン終了時点で、レンジャーズのNo.1にランクされているジョーイ・ギャロ(Joey Gallo)内野手です。

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マイナーで2年連続40本塁打を記録している長距離砲

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ジョーイ・ギャロは2012年ドラフト1巡目補足・全体39番目)でテキサス・レンジャーズに指名されて、高校からプロ入りした20歳の内野手です。

右投げ左打ちでポジションはサードで、肩は強いものの、足が平均レベルを下回るため、守備範囲は広くないと評価されています。

守備面では上記のように課題があるとされているものの、高く評価されているのが長打力を兼ね備えた攻撃力です。

ジョーイ・ギャロのプロ入り後の年度別成績は以下のとおりとなっています。

Joey Gallo Stat(2012-14)

2012年のドラフト後は、ルーキーリーグとA(Short)の2つのレベルの59試合206打数で打率.272/本塁打22/打点52/OPS1.072の数字を残すなど、そのパワーをさっそく発揮し、チーム内のトップ10プロスペクトの評価を得ました。

そして2013年からがプロとして初のフルシーズンでしたが、ルーキーリーグとA(Full)の2つのレベル通算では111試合411打数で打率.251/本塁打40/打点88/OPS.961と、やや粗さが目につくものの、マイナーリーグ全体でトップとなる40本塁打を記録し、その図抜けた長打力を発揮しました。

その結果、さらに評価を高め、2014年の開幕前の評価ではレンジャーズ内でNo.5、MLB全体でも92位評価を受けることになりました。

そしてフルシーズン2年目となる2014年のパフォーマンスがさらに素晴らしかったため、シーズン終了時点で、テキサス・レンジャーズのNo.1プロスペクトとしての評価だけでなく、MLB全体でも6位評価を受けるに至りました。

2014年はA(Adv)とAAの2つのカテゴリー通算の126試合439打数で打率.271/本塁打42/打点106/OPS1.009を記録しています。それに加えて、オールスターフューチャー・ゲームにも出場し、本塁打を打ち、MVPにも輝いています。

マイナーリーグ全体で6人しかいない30本塁打・100打点を達成して評価高める

2014年のマイナーリーグ全体で30本塁打・100打点以上を記録した選手は6人しかいませんが、そのうちの1人がジョーイ・ギャロです。

そしてこのジョーイ・ギャロの42本塁打は、その6人の中でもカブスのトッププロスペクトであるクリス・ブライアントの43本塁打に次ぐ数字で、2014年のマイナーリーグで屈指の長打力を持っていることを2年連続で証明しました。

この長打力は当初から高く評価されていたのですが、今シーズンに入ってさらに評価を高めた理由の1つが四球を選べるようになったことです。

スイングが大きく、バットに当てれば飛ぶため、本塁打が多い一方で、三振も多いタイプのジョーイ・ギャロです。

2013年は411打数で三振172個と非常に高い割合で、四球は50個でした。

しかし、2014年は439打数で三振179個の割合は変わらないものの、四球の数は87個に増加しています。

このように三振が多い荒削りさはまだ残るものの、パワーを残したまま、四球を選ぶことができるようになった選球眼や打席での我慢強さという面での成長が認められて、高い評価を受けるに至ったようです。

そのことはMLB.comの評価だけでなく、Baseball Americaでも同様で、パワーは残したまま四球を選べるようになったことは高く評価されています。

シーズン前の2014年2月時点でBaseball Americaはジョーイ・ギャロをMLB全体で60番目にランクしていましたが、この成長を受けて、シーズン中の7月の時点で、全体4番目に一気にランクを上昇させています。

オールスターフューチャー・ゲームでの本塁打の動画です。

ボールに角度がつくスイングと捉え方で、フォロースルーも大きく本塁打が出るのがうなずけるバッティングフォームです。

2014年シーズンを経て、レンジャーズのトッププロスペクトというだけでなく、MLB全体のトッププロスペクトの一人として認識されるようになったジョーイ・ギャロです。

ジョン・ダニエルズGMのジョーイ・ギャロに対する見解は?

このような成長を見せているため、多くのメディアがジョーイ・ギャロに注目していますので、シーズン終了後のジョン・ダニエルズGMの記者会見でも、今後についての質問が出ました。

ジョン・ダニエルズGMは「今日の時点で答えるなら、2015年は2Aフリスコの三塁手としてスタートする可能性が高いが、それはスプリングトレーニングを見て決定する。これまでの彼の数年の成長のペースを考えれば、3Aラウンドロックやアーリントン(メジャー)という可能性もある。」と述べています。

ただ、レンジャーズに昇格するには、越えるべきいくつかの壁があり、どうなるかはあくまでも本人のパフォーマンス次第である、という内容も付け加えています。

レンジャーズのサードにはチームの中心プレーヤーであるエイドリアン・ベルトレが座っていて、契約も2015年までは残っています。さらに2016年は自動オプションのためベルトレが条件を満たせば、2016年の1年1600万ドルで延長される可能性があります。

その自動更新オプションは2014年と2015年の合計で1200打席、2015年600打席の両方を満たす必要があり、2014年のベルトレの打席数は614のため、来季に150試合程度フルに出で、586打席以上が必要となります。

このオプションがどうなるかは、来季にならないとわかりませんが、どちらにしてもベルトレも2015年には36歳となりますので、レンジャーズはその後釜を必要としています。

その最有力候補がこのジョーイ・ギャロであることは間違いありません。

チームの状況や本人の故障の有無に左右されますが、早ければ2015年シーズン終盤、遅くとも2016年にはMLBでその姿を見ることになりそうな状況で、2015年スプリングトレーニングの注目選手の1人となりそうです。