スプリングトレーニングまでに可能性がある大型補強は?米メディアが大胆予想

ぜいたく税の問題と来シーズンオフのFA市場に豪華な選手が揃うことの影響でFA市場の動きが鈍い一方で、ロースターの解体を選んでファームの再構築を選ぶチームが増えたことでトレード市場は活発な動きを見せています。

FA市場では大物選手が残り、トレード市場の人材も豊富なため、シーズン開幕までにまだまだ大きな補強が成立することが予想されます。

スプリングトレーニングが近づきつつある中なのですが、それまでに成立する可能性がある大型のFA契約、大型トレードについてニュージャージー・アドバンス・メディアのジョー・グリジオ氏が予想しています。

その予想は以下のとおりです。

  1. フィリーズがジェイク・アリエッタと契約
  2. ナショナルズがJ.T.リアルミュートをマーリンズから獲得
  3. カブスがダルビッシュ有と契約
  4. ヤンキースがマイケル・フルマーをタイガースから獲得
  5. ダイヤモンドバックスとブルワーズがパトリック・コービンとドミンゴ・サンタナをトレードで交換
  6. レッドソックスがJ.D.マルティネスと契約
  7. メッツがトッド・フレイジャーと契約

ダルビッシュと並なでFA先発投手でトップグループにランクされているジェイク・アリエッタですが、その交渉はヒートアップするに至っていません。そのためボラス氏が当初に描いたような2億ドルは彼方となっています。
フィリーズも再建モードから卒業する時期に差し掛かっていて、予算規模の大きいチームで年俸総額にも余裕があるため、この組み合わせをジョー・グリジオ氏は選んでいます。

ナショナルズが正捕手のマット・ウィータースに不安があることもあり、積極的にマーリンズと交渉しているとされています。リアルミュート自身がトレード希望をしていることもあり、実現する可能性が高い動きです。

<参考記事:ナショナルズがリアルミュートを獲得ターゲットに!マーリンズはトッププロスペクトを要求

カブスは3000万ドルから3500万ドルが補強資金として残っているとされています。先発ローテはジェイク・アリエッタの穴が埋まっていませんし、ワールドシリーズ制覇以外は落胆と言える結果のため、ダルビッシュ獲得の最有力候補です。

<参考記事:ダルビッシュ争奪戦はカブスが本命か!ツインズは悲観的な観測が強まる

ヤンキースがマイケル・フルマーに関心を示していたことは報じられていたことで、他にも複数の球団が関心を寄せていました。しかし、タイガースの要求があまりにも高いため、本格的に進展することはなかったようです。
チーム再建に舵をきったタイガースですが、2022年までの5年間をコントロールできるフルマーを軸とした編成を志向しているともされていて、トレード成立は簡単ではありません。

しかし、ジョー・グリジオ氏はブライアン・キャッシュマンGMが、現在の先発ローテで本当に満足しているとは考えにくく、クリント・フレイジャーを中心とした交渉によるトレード成立を予想しています。

ブルワーズが先発ローテの補強としてパトリック・コービンに関心を示していると報じられています。ダイヤモンドバックスはJ.D.マルティネスが抜けた穴を埋めるめどは立てることができないため、昨年30本塁打を記録したドミンゴ・サンタナは魅力的な選手です。
両チームの補強ポイントに一致はするのですが、ブルワーズはサンタナの放出に積極的ではないとも伝えられています。
ただ、外野手が余っていることもあり、予想の一つとしてリストアップされています。

主砲が欲しいレッドソックスのニーズを、J.D.マルティネスは満たすことができる存在です。J.D.マルティネスに関心を示していた球団の多くが、トレード補強をすませてしまい、レッドソックス以外には有力な選択肢がなくなっています。
両者にとってメリットが大きい契約なのですが、ボラス氏は大型契約を譲らず、レッドソックスは、それを遥かに下回る条件しか提示していません。

ただ、レッドソックスは強力な打者がどうしても必要な事情があるため、成立することになるだろうと予想されています。

メッツは少ない金額での効果的な補強を模索しています。トッド・フレイジャーは三塁と一塁という弱点を埋めることができるポジションの柔軟性とパワー、さらにリーダーシップというメッツが必要としているものを持っているため、最後のピースに相応しいとジョー・グリジオ氏は述べています。

大胆な予想(bold prediction)と題して記事は書かれているのですが、可能性の高いところを選んでいる感もあり、無難な予想とも言えます。
実現の可能性が低そうなのは、ヤンキースのマイケル・フルマー、ダイヤモンドバックスとブルワーズのコービンとサンタナの交換トレードです。

ただ、ブルワーズがサンタナ以外の選手で、パトリック・コービンを獲得することは十分に考えられます。

タイガースからマイケル・フルマーを釣り上げるためには、クリント・フレイジャーに加えて、もう一人質の高いハイレベルのプロスペクト、さらにミドルレベルのプロスペクト、伸びしろの大きいローレベルのプロスペクトなど4選手がくらいが必要になると予想されます。

それでも5年間チームがコントロールできることは魅力で、ルイス・セベリーノと長期間に渡り強力なNO.1-2コンビを形成することも可能となります。
トレードを成立させるだけのパッケージは用意できるファームの層の厚さがヤンキースにはあります。しかし、そこまでの代償を支払う必要性と緊急性もないため、完全には否定できませんが、成立の可能性は低そうです。

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