パクストンのトレードは「成立するか?」ではなく「いつ成立?」が焦点に

シアトル・マリナーズのジェリー・ディポトGMは、シーズンオフ当初に「再建」を否定した際に、ミッチ・ハニガー、エドウィン・ディアス、マルコ・ゴンザレスの3人をチームの柱として言及し、それらの選手を中心とした編成をしていくことを明かしていました。

その時点でジェームズ・パクストンの名前が含まれていなかったわけですが、それはすでにジェリー・ディポトがシーズンオフの構想を練っていて、その戦略に沿った発言だったようだと、タコマ・ニュース・トリビューンのTJ.コッテリル氏は述べています。

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ジェームズ・パクストンの放出は「いつ実現するか」の問題に

以下はタコマ・ニュース・トリビューンからの引用です。

When Jerry Dipoto argued against a total Mariners rebuild about a month ago, he said players like Mitch Haniger, Marco Gonzales and Edwin Diaz are pieces you build around, not send away.

At first it seemed maybe just an oversight that Dipoto didn’t mention James Paxton as a foundational piece.

Except now it’s looking like Seattle general manager’s words were quite calculated.

ジェームズ・パクストンをチーム編成の柱として言及しなかったのは、計算づくだったようだとコッテリル氏は述べています。

週末にかけてマリナーズがジェームズ・パクストンのトレードに関して、ヤンキース、アストロズなど関心を持つ複数球団と交渉していることが報じられていました。

シアトル・マリナーズはロースターの大幅な入れ替えに踏み切る方針で、ミッチ・ハニガー、エドウィン・ディアス、マルコ・ゴンザレスの3人以外はトレ...

そしてジェリー・ディポトGMが「チーム解体」ではなく「チームのリ・イマジネーション」をやっていくと話したように、間違いなくロースターの大幅な入れ替えが行われる見込みだと、コッテリル氏は述べた後、以下のように書いています。

And re-imaging life without Paxton doesn’t appear to be a matter of if, but when.

『パクストンのいないリ・イメージングされたマリナーズとなるのかどうかは問題ではなく、いつパクストンのいないマリナーズにリ・イメージングされるのかの問題のように見受けられる』

つまりパクストンのトレードが「成立するかどうか?」ではなく、「いつ成立するか?」が焦点になっているということです。

マリナーズはジェームズ・パクストンをトレード放出した場合には、ドラフト指名した選手で40人枠に残るのはカイル・シーガー、ダン・アルトビラ、マット・フェスタの3人だけとなります。この事実からもジェリー・ディポトが前任のジャック・ズレンシックの残したものの一掃していることが伺えるのですが、他の3人も来季開幕時に残っているかどうかはわかりません。

But where Paxton goes and what the Mariners get in return should set the table for how they shape the rest of the roster. It’s also possible that Seattle unloads one of its more expensive contracts, such as Seager or Dee Gordon, in a Paxton package, too.

『パクストンがどのチームに移籍し、マリナーズがどのようなリターンを手にするかが、残りのロースター編成のお膳立てとなるに違いない。また、マリナーズはカイル・シーガー、ディー・ゴードンといった高額年俸の契約を、パクストンのパッケージとして引き取ってもらう可能性もある。』

カイル・シーガーやディー・ゴードンをパッケージにした場合には、パクストンのトレードで得られるプロスペクトの質は下がることが確実です。その代りパクストンの予想年俸である900万ドルに加えて、1950万ドル、1330万ドルといった年俸を削減できることになります。

それだけの資金の枠ができればフリーエージェント市場で、ズニーノがいなくなった捕手のポジションなど、様々な補強ポイントに投資することができます。

ただ、ジェリー・ディポトGMはフリーエージェント市場ではなく、大部分をトレード市場で補強していく姿勢を明かしています。そのため現時点ではパクストンのトレードでは、「質の高いプロスペクト」「メジャーに近いプロスペクト」を獲得することを優先すると予想されます。

“We’ve not been huge players in free agency to begin with,” Dipoto told reporters from the GM meetings. “A lot of that will be defined by what we wind up doing by trade. I’d never say never, but I’d say (free agency) is not our first path.”

GMミーティングで『多くの補強はトレードによって行われる。「絶対にない」とは言うことはないが、フリーエージェントは私たちにとって最初の選択肢ではない』とディポトGMは話しています。

ジェームズ・パクストンのトレードが口火になり、マリナーズの大改造が加速し、その全体像が見えてくることになるかもしれません。

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