ヤンキースがマニー・マチャドとの契約を敬遠する理由

ヤンキースとマニー・マチャドは2018年シーズン序盤に「相思相愛」の関係と考えられ、シーズンオフの契約を有力視する声が少なくありませんでした。

1年前のヤンキースの恋人はブライス・ハーパーだとされていました。 選手としての能力を高く評価しているだけでなく、観客動員のテコ...

しかし、ワールドシリーズを終えた今、ヤンキースのマニー・マチャドへの関心は「なまぬるい」「気乗りしない」ものとなっているようです。

スポンサーリンク

ヤンキースのマニー・マチャドへの関心はクールダウン

地元メディアのSNYのアンディ・マティーノ氏が以下のように伝えています。

But we are here to tell you that the baseball operations and scouting departments, which spent most of last week meeting to plot an offseason strategy, was not impressed by Machado’s postseason antics, and are now “lukewarm” on pursuing the former Oriole and Dodger, according to major league sources.

『先週の大部分をシーズンオフの戦略を立てるために費やしているベースボール・オペレーション部門とスカウト部門は、MLB関係者によると、ポストシーズンでのマニー・マチャドの悪ふざけには感心をしていない状態で、獲得に動くことには乗り気ではない(lukewarm)ではない。』

シーズン中にはヤンキースはマニー・マチャドの獲得のために、ザック・ブリットンの交渉と平行して条件を提示していました。

両リーグトップの148本塁打を記録するなど破壊力十分のヤンキースで、最大の課題はルイス・セベリーノ、CC.サバシア以外には不安が残る先発ロー...
ヤンキースがオリオールズの先発投手、リリーフ投手、そしてマニー・マチャドの獲得に関心を示し、交渉しているとの情報が伝えられていました。 ...

そのような動きからはシーズン中においてはマニー・マチャドを高く評価していたことが伺えます。しかし、ポストシーズンでの数々の愚行により、敬遠する雰囲気が強まったようです。

マニー・マチャドのポストシーズンにおける問題行動は以下のとおりとなっています。

  • リーグチャンピオンシップ第2戦でショートゴロの際に、一塁まで全力疾走をしなかった。
  • リーグチャンピオンシップ第4戦の10回の打席で、ゴロを打った後に一塁を駆け抜ける際に、ヘスス・アギラルの後ろ足を蹴る。クリスチャン・イエリッチから「汚い選手による汚いプレー」と非難され、MLBは罰金を課す。
  • ワールドシリーズ第2戦終了後に、米メディアがマチャドがサインを盗んでいたと報道。
  • ワールドシリーズ第3戦ではレフトに打った打球を本塁打と思い、ゆっくりと走ったところ、フェンスにあたってしまい、結果、シングルヒットにとどまる。
  • ワールドシリーズ第4戦でゴロを打って一塁を駆け抜ける際に、一塁手のスティーブ・ピアースにスパイクしたと思われる。

本塁打と思い、結果シングルヒットになった第3戦の終了後には、ロサンゼルスのメディアからも「これでドジャースがマチャドと再契約する可能性はなくなった」と批判されるに至りました。

このような素行の悪さから、ヤンキースの野球運営部門は獲得に関してい敬遠気味になっているようです。ただ、マティーノ氏は、オーナーサイドからの指示があった場合には変わる可能性があるとも伝えています。

Of course, Machado is one of the most talented ballplayers in the world. It’s possible that because of that, and the need to address the Red Sox championship, Yankees ownership will mandate an all-out pursuit of Machado.

But that won’t be the recommendation of baseball ops. That department would prefer to monitor the Machado market, see how it unfolds, but not go all-in, as they did for, say CC Sabathia after the 2008 season.

『もちろん、マチャドは世界で最も才能あふれるプレイヤーの一人であるため、レッドソックスから覇権を奪い返すために、オーナーサイドが全力で獲得に動けと指示をする可能性はある。しかし、ベースボール・オペレーション部門は獲得を推薦することはないだろう。全力で獲得に動くよりも、2008年シーズン終了後のサバシアの時のように、市場がどのように反応をしていくかを注視していくことを好んでいる。』

マニー・マチャドの2018年は162試合に出場し打率.297/出塁率.367/長打率.538/OPS.905、37本塁打、107打点と主要な数字はキャリアベストのものとなりました。加えて、サードに比較すると守備力は落ちるものの、ショートは平均に近いレベルで守れることは証明しました。

ただ、物議を醸したポストシーズン全体では66打数15安打で打率.227、本塁打3本にとどまり、ワールドシリーズだけでは22打数4安打で、本塁打なし、打点3、打率.182/出塁率.208/長打率.182/OPS.390と低迷しました。

レギュラーシーズンの段階では、多くのチームが争奪戦を繰り広げた末の、大型契約が確実な状況となっていましたが、ポストシーズンによって不透明感が強まりました。

しかし、実力のある選手であることは間違いないため、より短い契約で、金額を抑えることができるならば獲得したいという球団が多く存在することは間違いありません。

ヤンキースが10年、3億ドルといった契約をマニー・マチャドに用意することはなさそうですが、相場が落ちて、買い叩けるのであれば獲得するという可能性はありそうです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています