カブスは夏のトレード補強が奏功し浮上!リーグトップの勝率に

2018年夏のトレード市場の勝ち組の一つになりそうな気配なのがシカゴ・カブスです。

ノンウェーバー・トレード期限前の7月31日を終えた時点でのカブスは61勝45敗で地区首位ではあったものの、ブルワーズにゲーム差無しで並べられている状態でした。

しかし、夏のトレード市場での補強が奏功し、ナ・リーグ中地区で抜け出すだけなく、リーグトップの勝率となるところまで浮上してきました。

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夏のトレード補強が上手く機能しているカブス

そのカブスの2018年夏のトレード補強についてCBSスポーツのマット・スナイダー氏がまとめています。

We were on Chavez, so let’s stay there. He’s now worked 21 innings in 16 appearances. He’s pitched to a 1.29 ERA, 0.76 WHIP and 26 strikeouts against two walks. The Cubs quietly picked him up on July 19 for a pitcher in Class A.

7月19日にレンジャーズからの移籍した後のジェシー・チャベスは、16試合21回で防御率1.29、WHIP、奪三振26、与四球2と非常に安定した成績を残しています。しかも、このチャベスの獲得には1Aのマイナーリーガーを一人放出しているだけで、非常にコストパフォーマンスの良い取引となっています。

スポット先発もこなせるジェシー・チャベスで、スイングマンのマイク・モンゴメリーが先発ローテに入った穴を埋め、ブランドン・モロー不在のブルペンで貢献しています。

The rotation was a big concern before the trade deadline. The Cubs didn’t have a talented or deep farm system from which to deal. They would send swingman Eddie Butler, a player to be named later and a 17-year-old project to the Rangers for Hamels, who was struggling at the time. No more.

In five starts for the Cubs, Hamels is 4-0 with a 0.79 ERA, 0.94 WHIP and 30 strikeouts against eight walks in 34 innings. Last time out, he threw a complete game, which was especially valuable in saving the Cubs’ bullpen given that the team wasn’t looking at a day off until Sept. 13.

ダルビッシュ有が離脱していたり、先発投手のパフォーマンスが不安定だったりなどの要素が重なり、カブスのノンウェーバー・トレード期限前の最大の懸念材料は先発ローテでした。

その補強のターゲットとなったのがレンジャーズのコール・ハメルズでした。ただ、カブスは多くのプロスペクトがメジャー昇格を果たし、なおかつホセ・キンタナ、アロルディス・チャップマンなどのトレード獲得でファームの多くのタレントを放出したため、質の良い交換要員を用意できない状態です。

そのためスイングマンとして起用されていたエディ・バトラーを軸として、17歳の1Aの投手、後日指名の選手の3名を交換要員としてトレードを成立させました。

コール・ハメルズはシーズン序盤は良かったものの、7月は4試合17回で防御率11.12と炎上を繰り返していました。しかし、移籍後の登板5試合では34イニングを消化し、防御率0.79、4勝0敗、WHIP0.94、奪三振30、与四球8という素晴らしい成績を残しています。成績ももちろん素晴らしいのですが、カブスは8月21日から9月13日までの23連戦の最中にあるため、完封勝利を上げるなどイニングを多く消化し、ブルペンへの負荷も減らしています。

カブスは8月に入ってから打線の得点力が落ちてしまい、苦しんだ時期がありました。8月16日から21日かけての5試合連続で1点しかとれず、しかも、いずれもソロ本塁打という厳しい状態でしたが、ダニエル・マーフィーの獲得をキッカケに打線が活発化し、チームが急浮上します。

It did happen, though, and the Cubs are now 6-0 with Murphy. He’s been the absolutely perfect leadoff man for a team that was struggling to find one. The Cubs have scored 8, 7, 3, 10, 9 and 7 runs with him in the lineup — again, that’s after five consecutive games with one run each. Murphy is hitting .407/.448/.704 with his new team.

移籍後のダニエル・マーフィーは打率.407/出塁率.448/長打率.704と絶好調で、カブスも6連勝と急浮上し、得点も8点、7点、3点、10点、9点と非常に活発化しています。

ダニエル・マーフィーのトレードは上記の2人は異なりウェーバー・トレードでした。カブスよりも勝率の低いパイレーツ、ブルワーズ、カージナルスがクレームしてブロックできたのですが、様々な理由で見送っています。それが裏目に出てしまっている状態です。

シカゴ・カブスが成立させたこの3つのトレードはチームが浮上していく上で非常に良いインパクトをもたらしていて、なおかつ、トレードで支払った代償は大きくありません。非常に巧みな取引で、チームを浮上させたセオ・エプスタイン社長率いるフロントオフィスの手腕は高く評価されることになりそうな気配です。

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