ヤンキースがJ.A.ハップの補強に注力か!現時点でのNO.1ターゲットの可能性

ヤンキースの先発ローテはエースのルイス・セベリーノが118回1/3で防御率1.98、13勝2敗、WHIP0.95、被打率.195という成績でサイヤング賞に向かっています。

しかし、その後は万全とは言えない先発ローテーションです。

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地区優勝、ワールドシリーズ制覇の最後のピースは先発投手

ベテランのCCサバシアは防御率3.08と安定した投球を続けています。が、15試合で83回1/3しか消化できず、6イニングを投げきる計算まではできません。

田中将大はハムストリングスを痛めて離脱し、順調にいけば7月9日あたりに復帰が見込まれる状態となりましたが、故障前の時点で13試合で72イニングしか消化できず、防御率も4.58と奮いません。

それ以上にヤンキースにとって悩みのタネとなっているのがソニー・グレイで、16試合82回2/3で防御率5.44、WHIP1.51という状態で、先発ローテ5番手に残すかどうかという成績にとどまっています。

ジョーダン・モンゴメリーはトミー・ジョン手術で今季絶望となったこともあり、先発ローテの穴をドミンゴ・ヘルマンとジョナタン・ロアイシガの若い2人で埋めていますが、波が大きくマウンドに立ってみないとわかりません。

代わって先発したルイス・セッサも3回3失点と結果を残せず、ヤンキースの先発ローテは量と質ともに不安が残る状態です。

今のところは強力な打線でカバーすることで勝ち星を順調に積み重ねていますが、ポストシーズンで強力打線が沈黙することは珍しくないため、先発ローテのテコ入れは必須の課題となっています。

そのヤンキースの先発ローテ補強の候補リストの最上位に近い位置を占めているのがトロント・ブルージェイズのJ.A.ハップのようです。

ファンクレドのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

「ヤンキースはJ.A.ハップ争奪戦のメインプレイヤーの一つ、ことによると現時点でのメインプレイヤーかもしれない。彼はヤンキースの補強リストのトップもしくはトップに近い位置にランクされている」とのことです。

2018年のJ.A.ハップは17試合で102回2/3を投げ、防御率4.03、WHIP1.11、奪三振率9.6、与四球率2.5という成績を残しています。

防御率4点台は目を引くような数字ではないのですが、奪三振率は9.6と先発投手としてはかなり高く、与四球率2.5もかなり安定した部類になることを考えると、味方守備に足を引っ張られている、もしくは運に恵まれていない可能性が否定できません。

投手の実力を示すために奪三振、被本塁打、与四球などによって算出する疑似防御率のFIP(Fielding Independent Pitching)は3.65と防御率よりも優れた数字になっています。

さらに数字が悪いと防御率が悪化することにつながるものの、運に左右されやすいLOB%は69.8 %となっていて、本人のキャリア平均(74.4 %)、リーグ平均(73.3 %)を下回る数字になっています。つまり運に恵まれていないと言える状態です。

またブルージェイズの守備の数字は良いものではなく、アルティメットゾーン・レーティング(UZR)は-12.6、守備防御点(DRS)は-27となっていますので、味方の守備にも足を引っ張られていると考えられます。

防御率4.03という数字は素晴らしいものではありませんが、数字の中身を見ていくとJ.A.ハップの投球内容そのものは良い状態をキープしていると考えられます。

そのためブルージェイズよりは守備が優れているヤンキース(DRS:+17、UZR:6.5)であれば防御率も自然と改善される可能性があります。

ポストシーズンでは先発とリリーフの両方で経験があり、10試合19回1/3で防御率3.72と結果を残していて、大舞台でも安定したパフォーマンスを期待できるのも魅力です。

レッドソックスとの熾烈なデッドヒートを制することは、ワイルドカードゲームという1試合だけの博打のような戦いを回避することにもつながります。2016年以降のJ.A.ハップはア・リーグ東地区に対して防御率3.49と実績があるのも、地区優勝を手にする上で魅力で、ヤンキースの様々なニーズにフィットします。

多くの代償が必要になり、年俸も倍近くの負担が必要となるコール・ハメルズよりも、J.A.ハップはヤンキースの現実的なターゲットとなりそうです。

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