マチャドのトレードを地元メディアが予想!有力な移籍先として5球団をピックアップ

6月を目前に控えた段階では、夏のトレード市場で最も注目を集めることになるのがマニー・マチャドとなりそうな気配です。

チームが地区とア・リーグで下位に深く沈んでいることに加えて、今季終了後にFAとなるマニー・マチャドが主要な打撃成績で軒並みリーグトップ10にランクされているため自然な流れであり、多くのメディアがマニー・マチャドのトレード移籍先などを予想しています。

ですが、オリオールズの地元メディアであるボルティモア・サンのエドゥアルド・エンシーナ氏は「それらの予想は獲得するチームにとってのメリットに基づいているもので、オリオールズにとってのメリットがあまり考慮されていない」と述べ、オリオールズのメリットに基づいた有力なトレード先を予想しています。

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オリオールズが必要としているのは投手のプロスペクト

まずエドゥアルド・エンシーナ氏は同地区のライバルであるヤンキースとレッドソックスの可能性は低いと述べています。

And that has appeared to take some potential suitors such as the New York Yankees and Boston Red Sox — not to say the Orioles would trade him to a division rival — further out of the mix because they have established shortstops and have chosen to establish their own young players at third.

「オリオールズが同地区のライバルにトレードするのを嫌がる」というのが理由ではなく、レッドソックスとヤンキースともにショートにはメジャーで経験と実績のある選手がいて、サードは若い選手を育成する方針となっているからだ、とエンシーナ氏は両球団が外れると説明しています。

ヤンキースのショートにはディディ・グレゴリウスがいて、サードはミゲル・アンドゥハー、ブランドン・ドルーリーという若手の育成に力を入れていますし、レッドソックスはショートにザンダー・ボガーツがいて、サードはラファエル・ディバースを育成しています。そのためマニー・マチャドの獲得に大きな代償を支払う必要がないため、オリオールズが期待するようなプロスペクトは獲得できないと予想されます。そのためトレード移籍先の予想から外されています。

もう一つの前提として、マニー・マチャドが「サードに戻らない、ショートを守り続ける」とメディアに話し続けていて、サードへ戻されることを喜ばないことを考慮する必要があるとエンシーナ氏は付け加えています。

それらを土台にした、エドゥアルド・エンシーナ氏が予想するマニー・マチャドの移籍先として有力な5球団とその理由の要約は以下のとおりとなっています。


1. アトランタ・ブレーブス

  • ブレーブスが最もトレードの相手としてフィットするチームかもしれない。ベースボール・アメリカのトッププロスペクト100に8名がランクするなどMLBで最もファームの質と量に優れているチームだから。
  • ロナルド・アクーニャ・ジュニアのようなトッププロスペクトは難しいが、マイク・ソロカ、ルイス・ゴハラ、マックス・フライドなどトップ80にランクされ、なおかつメジャー昇格している投手がいる。
  • ソロカらを含めた投手のプロスペクト5名がトップ61にランクされるなど、オリオールズが欲しい投手のプロスペクトが豊富。
  • 25歳ながらベテランとして若いクラブハウスにリーダーシップをもたらすことができる。
  • 唯一の問題はショートにダンスビー・スワンソンがいること。

2. シカゴ・カブス

  • スローなスタートとなったチームに勢いをもたらす存在としてマニー・マチャドがマッチする。
  • シーズンオフにはアディソン・ラッセルとマイク・モンゴメリーらを軸としてマニー・マチャドを獲得しようとしたが、オリオールズ側が拒否。
  • 問題はベースボール・アメリカがカブスのファームをワースト3にランクするなど、オリオールズが望むようなプロスペクトを用意できないこと。

3. フィラデルフィア・フィリーズ

  • サプライズを起こしている若いチームで、チームの柱となるマニー・マチャドのようなスターを必要としている。
  • フィリーズは資金力もあり、将来的な展望も明るい状況で、マニー・マチャドとの契約延長を試みれる数少ないチーム。
  • フィリーズの球団には、マチャドがドラフトされた頃のオリオールズの幹部が多く在籍していてコネクションもある。
  • シクスト・サンチェスのような投手のトッププロスペクトは難しいと予想されるが、MLB全体で6位にランクされるファームの層があるため、他にも交換要員がいる。J.P.クロフォードやスコット・キンガリーなどはオリオールズのミドルインフィールドを長く任せられるポテンシャルがある。

4. クリーブランド・インディアンス

  • マチャドに関心をもった時期もあった。が、争奪戦をリードするような状況になったことはない。というのも「今に勝負をかけているチーム」で、メジャーに近いプロスペクトやトッププロスペクトの層が乏しいため。
  • フランシスコ・メヒアという質の高いプロスペクトがいるがポジションが捕手。オリオールズはすでに捕手にチャンス・シスコがいてニーズもマッチしない。
  • フランシスコ・リンドーアがいるため、トレードが成立した場合にはマチャドをサードに戻し、ホセ・ラミレスをセカンドに移動させることになる。

5. セントルイス・カージナルス

  • シーズンオフの時点では、興味を示したチームの中で最もフィットする一つだった。
  • 今月上旬に遊撃手のポール・デヨングを故障で失ったことで、よりマニー・マチャドを必要とする状態になった。
  • カージナルスは良い位置につけてはいるものの中地区は大混戦で1位から4位まで1.5ゲーム差のため、抜け出すための起爆剤を必要としている。マニー・マチャドはその期待ができる。
  • マニー・マチャドを獲得することは、シカゴ・カブスの補強を妨げることにもなるため、二重のメリットがある。
  • オリオールズはトップ50プロスペクトのジャック・フラハティ(投手)をとても気に入っているし、アレックス・レイエスもいる。ただ、自前の投手を強みとしているチームのため手放すかどうか。
  • メジャー全体で13番目にランクされているファームで、上記の2人以外にも質の良いプロスペクトを抱えている。

地元メディアの記者ということもあり、シーズンオフのトレード交渉の内容も踏まえた記事となっていて、他のメディアの予想とは少々趣が異なります。

興味深いのはコーリー・シーガーを失っているドジャースの名前が、ほとんど言及されていないことです。

シーズンオフに、他のメディアが報じているほどには、ドジャースは積極的に獲得に動いていなかったからかもしれません。

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