マリナーズはディー・ゴードンを二塁へ配置転換!数日の練習を経て復帰へ

Seattle Mariners Top Catch

すでにフランチャイズの顔となっていたロビンソン・カノがPED(運動能力強化薬物)により80試合の出場停止処分を受けることなったのは、アメリカ国内外でも衝撃的なニュースとして伝えられています。

シアトル・マリナーズにさらなる衝撃が走ることになりました。 正二塁手で打線の主軸であるロビンソン・カノが死球を受けて右手を骨折...

しかし、最も衝撃を受け、最もダメージを受けているのはマリナーズのチームそのものであることは間違いありません。

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マリナーズは急遽、ゴードンを再コンバート

ロビンソン・カノがPED(運動能力強化薬物)の隠蔽に使用されることの多い利尿薬のテストで陽性反応となったのは、シーズンオフの出来事でした。しかし、そのことは一切マリナーズ側には伝えられていなかったようです。

マリナーズ関係者の誰一人にも陽性反応が出ていたことは伝えていなかったため、この事実をフロントオフィスが把握したのが報道の前日(現地2018年5月14日)で、サーバイス監督を初めとするチームメイトが知ったのは報道当日(同5月15日)だったと伝えられています。

カノがせめて「フロントオフィスの幹部には伝えておくべきではなかったのか」という声もあるにはあるのですが、伝えない権利もあるとシアトル・タイムズのライアン・ディビッシュ氏は擁護しています。

テストの検査結果はセンシティブな個人情報ということもり選手だけに伝えられることになっています。さらにカノは判定、処分に対する不服申立を今週初めまで行っていましたので、「陽性反応」「出場停止処分」が確定はしていない状況ではありました。そのため誰にも言わなかったのかもしれないとディビッシュ氏は述べています。

最終的に検査結果や処分をカノが受け入れることを決断したので、これをチーム側に伝える義務が生じました。が、それ以前に関しては、そのような義務がルール上は課されていないため、問題はない判断だったということです。

このように薬物テストの判定から処分に至るまでのプロセスでカノがマリナーズ側に何も伝えないことはルール上、問題はありませんでした。ただ、現実面で言えばマリナーズのロースターや予算への影響は大きいため、チームとの信頼関係を損ねないためには伝えておくべきだったとも言えます。

マリナーズはカノが右手骨折をした時点では、ゴードンをセンターからセカンドに再コンバートすることには否定的で、どちらかと言えばゴードン・ベッカム、アンドリュー・ロマイン、タイラー・モッターなどのユーティリティを起用する構想でした。

先発ローテーションのやりくりに苦労しながらも、何とか地区首位も見える位置で戦い続けているマリナーズでしたが、主砲であり、内野の要であ...

しかし、カノが確実に80試合は出場できないことが確定しましたので、方針が変わったようです。

シアトル・タイムズのライアン・ディビッシュ氏が、ゴードンが内野のグローブをはめて、セカンドのポジションで練習していることを伝えています。

セカンドでゴールドグラブ賞を獲得するなどの実績があるゴードンですが、今季はセンターに慣れることが最優先のため、このポジションでの練習は多くなく、マリナーズの内野でのサインプレーなどは乏しいことは間違いありません。

そのため数日は引き続きセンターで出場するものの、セカンドでの練習や連係などを行い、準備が整ったと本人が感じた時点でセカンドとして出場することになるだろうと伝えられています。

ディー・ゴードンがセカンドに移動することになると、外野手として登録されている選手はミッチ・ハニガー、ベン・ギャメル、ギジェルモ・エレディアの3人だけとなります。

ネルソン・クルーズも外野を守れますが、あくまでもスポットで起用するにとどめて指名打者での出場がメインです。アンドリュー・ロマインも外野を守れますが、内野のユーティリティとしてもベンチに残しておく必要がありますので、4番目の外野手をロースターに追加することが検討されるのではないかと予想されます。

有力なのが次第に状態が上がってきているジェイソン・ワースのメジャー昇格です。18試合69打席で打率.188/出塁率.253/長打率.319/OPS.572と今一歩ではありますが、5月14日の試合では1本の本塁打を含む3安打、3打点と復活の兆しを見せています。

ただ、もう少しジェイソン・ワースに調整の時間を与えるのであれば、同じ3Aのジョン・アンドレオリ(27試合:OPS.889)、キャメロン・パーキンス(39試合:OPS.816)、カーク・ニューエンハイス(26試合:OPS.800)らが結果を残していますので、それらの選手を当面は昇格させることも選択肢となりそうです。

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