トレード期限前の注目選手は?MLB公式サイトが2017年トレード市場をランキング

メジャーリーグの2017年シーズンにおけるトレード期限前1ヶ月となり、トレード補強の動きが本格することになります。

特にア・リーグにおいては多くのチームがワイルドカードの可能性があるため、様々な駆け引きがトレード市場においても行われることとなります。

その2017年トレード期限前の注目される先発投手、リリーフ投手をMLB公式サイトのMark Feinsand氏がランキングしています。

Mark Feinsan氏による6月30日時点でのランキングは以下のとおりとなっています。

1. デビッド・ロバートソン(ホワイトソックス)– 1200万ドル(2017)、1300万ドル(2018)

デビッド・ロバートソンはこのトレード期限前に最も実績と経験があるクローザーである上に、ライバル球団幹部によると所属チームのホワイトソックスは明白な売り手となるスタンスだ。ブルペンの補強が必要なナショナルズが最も合理的な移籍先。

2. ソニー・グレイ(アスレチックス)– 357万5000ドル(2017)、年俸調停(2018-19)

アスレチックスはア・リーグで数少ない売り手になる準備ができているチーム。ビリー・ビーンは早い段階でトレードを成立させてきたし、グレイのこれまでの故障歴を考えると時期は早まるのは合理的なこと。また2017年以降もコントロールできるのが魅力。

3. パット・ネシェック(フィリーズ)– 650万ドル (2017)

33試合に登板し防御率0.59を記録し、2週間後のオールスターに選出されることがほぼ確実な状況。クローザー以外では最も関心が集まるであろうリリーフ投手。

4. A.J. ラモス(マーリンズ)– 650万ドル(2017)、年俸調停(2018)

ロバートソンに続いて、クローザーとしての実績があるのがA.J.ラモスで、期限前にトレードされる可能性が高い。ただ、オールスターがマイアミで行われるため、その後ににあるだろう。デビッド・フェルプスも候補だが、トレード放出においてA.J.ラモスが先頭を切る候補の1人。

5. ジェド・ラウリー(アスレチックス)– 650万ドル(2017)、600万ドル(オプション2018)

ラウリーはアスレチックスで二塁を守っているが、この33歳は内野のどことでも守ることができる。ア・リーグで二塁打がトップタイ、OPS.845は称賛に値っするものだ。来年を600万ドルでキープする選択もできる。

6. J.D. マルティネス(タイガース)– 1175万ドル(2017)

足の故障で6週間離脱したため、シーズン開幕は5月中旬からとなったが、そこから13本塁打、OPSは1.000を越えている。デトロイトは勝率5割を切っているため、プロスペクトとの交換で放出することを選ぶだろう。

7. ヨンダー・アロンソ(アスレチックス)– 400万ドル(2017)

彼はアスレチックスでベストのパフォーマンスを発揮しているが、このリストでアスレチックスの選手は3人目となる。理由は簡単で一塁手を必要とする球団が多くないからだ。それでも複数の球団が問い合わせるだろう。

8. ブラッド・ハンド(パドレス)– 137万5000ドル(2017)、年俸調停(2018-19)

ベストのリリーフ投手とはならないが、左右を問わず安定して対応できる。リーズナブルな契約とさらに2年チームがコントロールできることが、より価値を高めている。最後に点を失ってから3週間くらいが経過している。

9. アディソン・リード(メッツ)– 775万ドル(2017)

メッツは売り手になっていて、今季終了後にFAとなるジェイ・ブルース、カーティス・グランダーソン、ルーカス・デューダらが関心を集めるが、アディソン・リードのリーズナブルな契約とセットアップとクローザーの両方の経験があるのは魅力。5月27日にセーブ失敗した後からは、11試合で防御率1.42、セーブ率100%(5-5)。

10. エドゥアルド・ヌニェス(ジャイアンツ)– 420万ドル(2017)

最下位に沈むジャイアンツにあって、最もトレードの可能性が高い選手も、6月20日に故障者リストに入って復帰していない。遊撃、三塁、外野などのユーティリティ性が高く、ジェド・ラウリーをスピードを速くし、より安価にしたタイプの選手。

以上の10選手が注目選手としてトップ10にランクされ、前回のトップ10から外れたのはジョニー・クエト、ジェイソン・バルガス、ジェレミー・ヘリクソン、エリック・ホズマー、トッド・フレイジャーとなっています。

ア・リーグは大混戦でアスレチックス、ホワイトソックス、タイガースの3球団以外はポストシーズンが現実的な目標となる状態です。一時は売り手になることが濃厚となりつつあったロイヤルズは地区首位に3ゲーム差、ワイルドカードに1ゲーム差と諦められない状況へとなっています。

そうなると一時はトレードの噂として名前が頻繁に上がっていたジェイソン・バルガス、エリック・ホズマーらでしたが、主力を放出する動きは想定しにくくなっています。

ジョニー・クエトに関しては、移籍後に好成績を残せば契約をオプトアウトしてFAとなる可能性があり、逆に故障や低迷した場合には破棄せずに4年8900万ドルを受け取ることを選択することになります。そうなると獲得する球団にとってのリスクが極めて高い選手となり、レンタル選手以下の市場価値になるのではないかとの情報も流れています。

今季終了後にFAとなるジェレミー・ヘリクソンで、フィリーズとしては高い値段で売り出したいところですが、90.0イニングで防御率4.40とイマイチです。しかし、投球内容はその数字以上に悪く、奪三振率はキャリアワーストの4.5、味方の守備の影響を排除した疑似防御率のFIP(Fielding Independent Pitching)は5.48となっています。年俸も1720万ドルと安くはありませんので、評価が高まりにくい状態です。

一昨年に35本塁打、昨年に40本塁打を記録し、今年も70試合で15本塁打と長打力が魅力のトッド・フレイジャーですが、ネックは打率の低さで昨年は.225、今年は.213となっています。今季終了後にFAとなりますが、年俸も1200万ドルと安くはありませんし、獲得するチームにとって、現状よりも大きな戦力アップになるかどうかの見極めが難しいタイプです。

今回のトレード市場のトップ10プレイヤーは、まだ売り手が少ない状況でのランキングのため、オールスター前後には大きく様相が変わり、ランキングの顔ぶれも大きく変わる可能性が十分です。

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