パイレーツの2015年の年俸総額と投手と野手の構成は?アクティブロースター(25人枠)について

Pittsburgh Pirates Top Catch

2年連続でプレーオフに進出したピッツバーグ・パイレーツですが、テレビのマーケット規模がMLB全体で6番目に小さいこともあり、資金力に余裕があるチームではありません。

選手を育成することで勝てるチームを作ってきたパイレーツでしたが、それらの選手も年俸調停権を有するようになり、年俸総額が膨れ上がりつつあります。

そのような状況でありながらもFA市場で選手を獲得して、クリント・ハードル監督が2007年就任以降で、一番選手層が充実していると話す布陣となりました。

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積極的な資金投入で戦力補強を行ったオフのパイレーツ

パイレーツの2014年開幕時の年俸総額は7811万1667ドルでMLB全体で27番目の規模でした。

しかし、このオフにはフランシスコ・リリアーノに3年3900万ドル、A.J.バーネットに850万ドル、韓国プロ野球の姜正浩に入札金500万ドルと4年1100万ドルを投資し、コリー・ハートに250万ドルを支払うなど、2015年に勝負をかけているパイレーツです。

そのパイレーツの2015年に確定している年俸は以下のとおりとなっています。

【長期契約とFA選手の年俸確定分:6名4450万ドル】
アンドリュー・マカッチェン(28歳/CF) $10,000,000
フランシスコ・リリアーノ(31歳/SP) $13,000,000(年俸1100万ドル+契約金200万ドル)
チャーリー・モートン(31歳/SP) $8,000,000
A.J.バーネット(38歳/SP) $8,500,000
コリー・ハート(33歳/1B) $2,500,000
姜正浩(27歳/IF) $2,500,000

【年俸調停有資格者の契約確定分:9名1956万7500ドル】
マーク・マランソン(30歳/RP) $5,400,000
アントニオ・バスタルド(29歳/RP) $3,100,000
ジョシュ・ハリソン(26歳/3B) $2,800,000
ショーン・ロドリゲス(30歳/UT) $1,900,000
トニー・ワトソン(30歳/RP) $1,750,000
スターリング・マルテ(26歳/LF) $1,330,000
クリス・スチュワート(33歳/C) $1,230,000
ジャレッド・ヒューズ(29歳/RP) $1,070,000
フランシスコ・セルベーリ(29歳/C) $987,500

【年俸調停未確定選手予想:3名1622万5000ドル】
ニール・ウォーカー(29/2B) $8,500,000
ペドロ・アルバレス(28/1B) $5,500,000
バンス・ウォーリー(27/SP) $2,225,000
*年俸調停未確定の選手は選手側希望と球団側提示の中間を予想年俸としています。

上記の金額を合計すると8029万2500ドルで、そこに最低でもMLB最低年俸($570,000)7名分が加わるため、2015年開幕時には8428万2500ドル前後の規模になると予想されます。

2014年の7811万1667ドルが球団史上最高規模の年俸総額でしたが、それを上回ることが有力となっています。

基本的には予算に余裕がありませんので動きがあったとしても、小規模なトレードでロースターを組み替える可能性が残されている程度ではないかと予想される状態のパイレーツです。

パイレーツのアクティブロースター(25人枠)の投手12名の構成

2015年1月29日時点で予想されるツインズのアクティブロースター(25人枠)の投手12名の構成は以下のとおりとなっています。

【先発ローテーション】
ポジション:選手名(防御率/勝敗/FIP/WHIP)
SP1:フランシスコ・リリアーノ(3.38/7-10/3.59/1.30)
SP2:ゲリット・コール(3.65/11-5/3.23/1.21)
SP3:チャーリー・モートン(3.72/6-12/3.72/1.27)
SP4:A.J.バーネット(4.59/8-18/4.14/1.41)
SP5:バンス・ウォーリー(2.85/8-4/3.44/1.21)
【ブルペン】
ポジション:選手名(防御率/セーブ/FIP/WHIP)
CL:マーク・マランソン(1.90/33SV/2.09/0.87)
RP1:トニー・ワトソン(1.63/2SV/2.69/1.02)
RP2:ジャレッド・ヒューズ(1.96/0SV/3.99/1.09)
RP3:アントニオ・バスタルド(3.94/0SV/3.10/1.20)
RP4:ジョン・ホルツコム(2.00/1SV/2.13/0.67)
RP5:ジェフ・ロック(3.91/0SV/4.37/1.27)
RP6:未確定

先発ローテはリリアーノ、コール、モートン、バーネットの4人が確定的で、5番手をバンス・ウォーリーとジェフ・ロックの2人に加えて、クレイトン・リチャード、ラダメス・リズなどが争います。

現時点ではバンス・ウォーリーが最有力で、ジェフ・ロックがロングリリーフとスポットの先発をこなすスイングマンになる見込みです。

3番手が予定されているチャーリー・モートンが手術を受け、順調に回復していますが、開幕に間に合わない場合は、ジェフ・ロックが代役を務めることが有力です。

ブルペンは捕手のセルベーリを獲得する際に、セットアップマンのジャスティン・ウィルソンを交換要員としたため、そのポジションが空いたのですが、トニー・ワトソンが務めると見られています。

パイレーツにとってクローザーが完全に固定しきれないのが悩みで、2013年と2014年にプレーオフに進出したものの、1年間通じでその役割を果たした投手がいません。

そのため33セーブを挙げたマーク・マランソンが、2015年のフルシーズンをクローザーとして働いてくれることが期待されています。

先発とリリーフともにずば抜けた力量がある投手陣ではないのですが、得点力のある打線があるため、試合に勝つために計算できるレベルではあり、うまく噛み合えば、ポストシーズンだけでなく、地区制覇も視野にいれることができるという印象です。

パイレーツのアクティブロースター(25人枠)の野手13名の構成

2015年1月29日時点で予想されるツインズのアクティブロースター(25人枠)の野手13名の構成は以下のとおりとなっています。

【スターティングラインナップ】
ポジション:選手名(打率/出塁率/長打率/本塁打/打点)
捕手:フランシスコ・セルベーリ(.301/.370/.432/本2/点13)
一塁:ペドロ・アルバレス(.231/.312/.405/本18/点56)
二塁:ニール・ウォーカー(.271/.342/.467/本23/点76)
三塁:ジョシュ・ハリソン(.315/.347/.490/本13/点52)
遊撃:ジョーディー・マーサー(.255/.305/.387/本12/点55)
左翼:スターリング・マルテ(.291/.356/.453/本13/点56)
中堅:アンドリュー・マカッチェン(.314/.410/.542/本25/点83)
右翼:グレゴリー・ポランコ(.235/.307/.343/本7/点33)

【ベンチ要員】
捕手:クリス・スチュワート(.294/.362/.331/本0/点10)
UT:アンドリュー・ランボー(.256/.256/.359/本0/点1)
一塁:コリー・ハート(0.203/0.271/0.319/本6/点21)
UT:ショーン・ロドリゲス(.211/.258/.443/本12/点41)
UT:姜正浩

野手では、キャッチャーのラッセル・マーティンが抜けたことによる影響があることは否定できません。

その捕手にはフランシスコ・セルベーリとクリス・スチュワートという、ともにヤンキースからトレード移籍した2人が守ることになります。

しかし、捕手として出場時の投手陣の防御率が3.28とリードにも優れ、攻撃面では出塁率が.402と高く、クラブハウスでのリーダーシップなど、攻守、フィールド内外での大きな柱となっていたラッセル・マーティンを失いましたので、その穴を埋めることは容易ではありません。

得点力のあるチームなのですが、攻撃面では3番のマカッチェンの後を打つ4番打者が課題で、2014年はアイク・デービスやガビー・サンチェスなど務めたものの、4番打者の合計打率は.225と両リーグ最低となりました。

ラッセル・マーティンが流出していますので、得点力を向上、もしくはキープするためにも、パフォーマンスの良い選手で4番をを固定できるかどうかが、1つの鍵となってきそうです。

姜正浩に関しては、ニール・ハンティントンGMが、現時点ではポジションはないが、将来的にレギュラーになれるのではないかとの見通しを話しています。

ただ将来的にと言っても、マイナーで経験を積ませるということではなく、メジャーで代打、もしくは主力選手の休養、故障時に起用することで、アジャストさせたいという意向であることを地元メディアに話しています。

守備についてもセカンドもしくはサード、場合によってはファーストのバックアップとしても期待されていて、スプリングトレーニングで複数ポジションで試され、パイレーツが適性を判断することになりそうです。

地区優勝を狙う絶好の時を迎えつつあるピッツバーグ・パイレーツ

2014年の投手陣の防御率3.49がナ・リーグ5位、チーム総得点682は1試合平均4.21点でナ・リーグ2位となったパイレーツで、図抜けた戦力ではないもののバランスが良いチームでしたが、その大部分が残っています。

先発投手陣にやや弱さがあり、エースらしいエースがいないのがネックとなっているため、フランシスコ・リリアーノが健康であること、2011年ドラフト1巡目全体1位のゲリット・コールが本格化することなどが、地区優勝を狙う上で重要なポイントの1つとなりそうです。

2014年のナ・リーグ中地区は首位のセントルイス・カージナルスから最下位のシカゴ・カブスまで17ゲーム差しかなく、上位と下位の差が一番小さい地区でした。

その状態で、カブスが大型補強を行いましたので、より上下の差が縮まり、激戦地区の一つとなる見込みです。

カージナルスは試合巧者で勝ち方を知っているチームではあるものの、一時ほどの圧倒的な強さがありませんし、レッズとブルワーズはやや戦力が落ちていて、カブスも来年以降により充実すると予想されるため、ピッツバーグ・パイレーツがカージナルスの地区3連覇を阻む最有力候補となりそうです。