フィリーズの2017年シーズン戦力分析 – MLB30球団開幕ロースターと戦力予想

Philadelphia Phillies Top Catch

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1. 2016年シーズンの主要な成績の一覧

フィラデルフィア・フィリーズの2016年シーズンの、打撃、守備、投手の主要な成績の一覧です。

攻撃 スタッツ(リーグ順位)
得点 610(15位)
打率 .240(14位)
出塁率 .301(14位)
長打率 .385(14位)
OPS .685(15位)
本塁打 161(11位)
盗塁 96(7位)
盗塁成功率 68%%(11位)
守備 スタッツ(リーグ順位)
UZR 18.1(5位)
DRS -22(12位)
投手 スタッツ(リーグ順位)
防御率 4.63(12位)
先発防御率 4.41(9位)
ブルペン防御率 5.05(13位)
セーブ数 43(7位)
セーブ成功率 68.25%(6位)

71勝91敗と大きく負け越したものの、同じ再建モードに移行しているアトランタ・ブレーブスがいることもあり地区4位となりました。

将来を見据えてのロースター編成を優先しているため、メジャーレベルでは十分でない選手を多く起用することもあり、攻守ともにスタッツは良くありませんが、致したかないところがあります。

2. 2016-17シーズンオフの戦力補強動向

2016-17シーズンオフの戦力補強動向の一覧は以下のとおりとなっています。

獲得/流出 選手名(ポジション)
流出 ライアン・ハワード(1B)
トレード流出 アレク・アッシャー(SP)
トレード流出 ダリン・ラフ(3B)
再契約 ジェレミー・ヘリクソン(SP)
獲得 マイケル・ソーンダース(OF)
獲得 ホアキン・ベノワ(RP)
獲得 アンドレス・ブランコ(UT)
獲得 ショーン・バーネット(RP)
トレード獲得 ハウィー・ケンドリック(2B)
トレード獲得 クレイ・バックホルツ(SP)
トレード獲得 パット・ベンディット(SP)
トレード獲得 パット・ネシェック(RP)

コール・ハメルズ、ジミー・ロリンズ、チェイス・アトリーなど主力のトレードに成功してきたフィリーズですが、ライアン・ハワードは、年俸が高額だったことと、成績も低迷したため放出できず、契約満了をもって退団となりました。

ジェレミー・ヘリクソンには1720万ドルのクオリファイング・オファーを提示した結果、へリクソンが受諾しての再契約となりました。1年契約のため今季のトレード期限前には名前が頻繁に出ることになります。

それはレッドソックスから獲得したクレイ・バックホルツも同様で、若い投手や他のベテラン投手でローテを回せるメドがたてば、今季終了後にFAとなりますのでトレード放出を試みると予想されます。

他にもベテランの選手を獲得していますが、育成している若手の教育役、若手への過度な負荷を避けるための補強で、シーズン途中に良いオファーがあれば交換要員となると予想されます。

3. 2017シーズン開幕時のロースター編成の予想

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フィラデルフィア・フィリーズの2017年シーズン開幕時に予想される先発スターティングメンバー、ベンチ要員、先発ローテーション、ブルペンの編成などは以下のとおりとなっています。

【先発スターティングメンバー】

  1. シーザー・ヘルナンデス(2B)
  2. ハウィー・ケンドリック(LF)
  3. オデュベル・ヘレーラ (CF)
  4. マイケル・フランコ (3B)
  5. マイケル・ソーンダース (RF)
  6. トミー・ジョゼフ (1B)
  7. フレディ・ガルビス (SS)
  8. キャメロン・ラップ (C)

【ベンチ要員】

  • アンドリュー・ナップ(C)
  • ブロック・スタッシ(1B)
  • アンドレス・ブランコ (UT)
  • アーロン・アルテール (OF)
  • ダニエル・ナバ (OF/1B)

若いシーザー・ヘルナンデス、オデュベル・ヘレーラ、マイケル・フランコ、トミー・ジョゼフ、キャメロン・ラップらを育成しながらチームのコアにしていくことが大きな課題となります。

それらの選手の過剰な負担を軽減する役割を果たすのがハウィー・ケンドリックとマイケル・ソーンダースとなります。

【先発ローテーション】

  1. ジェレミー・ヘリクソン(右)
  2. ジェラッド・エイックホフ (右)
  3. クレイ・バックホルツ(右)
  4. ビンス・ベラスケス (右)
  5. アーロン・ノラ (右)

【ブルペン】

  • CLO:ジーンマー・ゴメス(右)
  • SET:ホアキン・ベノワ(右)
  • SET:ヘクター・ネリス(右)
  • RP1:パット・ネシェック(右)
  • RP2:ジョエリー・ロドリゲス(左)
  • RP3:エドゥブレイ・ラモス(右)
  • RP4:アダム・モーガン(左)

昨年が初のフルシーズンで197回1/3を投げて防御率3.65のジェラッド・エイックホフ、MLB全体のプロスペクトランキングでトップ100に入っていアーロン・ノラ、ビンス・ベラスケスの2人の若い投手の育成が重要なポイントとなります。

それらの投手の負担の軽減するのがジェレミー・ヘリクソンとクレイ・バックホルツの役割となります。

4. 寸評・評価

野手では107試合で21本塁打を放ったファーストのトミー・ジョセフ、105試合で16本塁打を打った捕手のキャメロン・ラップ、152試合で25本塁打のマイケル・フランコ、2年連続でメジャーレベルの外野手であることを証明したオデュベル・ヘレーラらの成長が注目ポイントとなります。

投手ではジェラッド・エイックホフ、アーロン・ノラ、ビンス・ベラスケスらがメジャーレベルで経験を積み、チームのローテの柱となっていけるポテンシャルを見せることができるか注目されます。

これらの既にメジャーレベルに昇格している選手たちに加えて、ショートのJ.P.クロフォード(MLB公式サイト:6位)、キャッチャーのホルヘ・アルファーロ(MLB公式サイト:72位)、3Aで開幕を迎える見込みのローマン・クイン、ニック・ウィリアムズ、ディラン・コーゼンズらの台頭も期待されます。

地区4位という成績ではありましたが、チームの再建は道半ばというところで、もう少し時間が必要な状況です。

若い選手を引き続き育成し、チャンスが有ればヘリクソン、バックホルツ、ネシェック、ソーンダース、ケンドリックなどのベテランの投手や野手を放出して、さらにプロスペクトの層を厚くすることも重要となるフィリーズです。

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