フィリーズがスコット・キンガリーと契約延長!メジャー未経験では史上最高額に

Philadelphia Phillies Top Catch

フィラデルフィア・フィリーズはシーズンオフ当初から積極的に資金を投入する姿勢を見せ、ジャンカルロ・スタントンの争奪戦にも名前を連ねていました。

スタントンの獲得には至りませんでしたが、カルロス・サンタナと3年6000万ドル、ジェイク・アリエッタと3年7500万ドルと資金を投入し、投打の柱となる選手を獲得しました。

チームの再建期を終え、勝負をかける時が目前に迫っていることを補強動向で明らかにしたフィリーズですが、さらに長期の契約延長で将来のコアプレイヤーを候補をロックしました。

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6年契約に3年のオプションをつけ最長では9年契約に

ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

スプリングトレーニングで素晴らしい成績を残していたものの、メジャーでの登録を遅らせると、サービスタイム(メジャーのロースター登録日数)の関係で、実質的に6年ではなく7年コントロールできるため、スコット・キンガリーはマイナーで開幕を迎えると目されていました。

しかし、今回6年の契約延長に加えて、3年のチームオプションがついた契約で合意しましたので、シーズン開幕のアクティブロースターに入ることが確実となりました。

契約の総額についてもヘイマン氏は伝えています。

今回の契約延長で保証した2018年から2023年の6年間の総額が2400万ドル(約25億円)程度になるようだとヘイマン氏は伝えています。

スコット・キンガリーはメジャー昇格の経験がない選手なのですが、将来を見込んで6年2400万ドルをフィリーズは確約したことになります。

これまでメジャー未経験の選手の契約延長の最高額はアストロズとジョン・シングルトンが結んだ5年1000万ドルでした。このときの契約に関しては「お買い得」という声もあれば「リスクが高すぎる」との声もあったのですが、現時点では実りの少ない契約延長となっています。

スコット・キンガリーに保証した金額は、シングルトンのそれよりも遥かに大きな金額で、期待されたとおりに成長しない場合には死に金になる可能性がある一方で、スタープレイヤーへと成長すれば、年平均600万ドルと格安の金額となります。

スコット・キンガリーは2015年ドラフト2巡目全体48番目指名でフィリーズに入団した、右投げ右打ちの23歳の内野手です。

2016年は1A+で打率.293/出塁率.360/長打率.411/OPS.770、3本塁打、26盗塁、2Aで打率.250/出塁率.273/長打率.333/OPS.606、2本塁打、2盗塁と際立った存在ではありませんでした。

しかし、2017年に2Aの69試合で打率.313/出塁率.379/長打率.608/OPS.987、18本塁打、19盗塁、3Aの63試合で打率.294/出塁率.337/長打率.449/OPS.786、8本塁打、10盗塁とブレイクします。

この2017年のシーズンの活躍を受けて、最新のプロスペクトランキングでは、ベースボール・アメリカがMLB全体で31位、MLB公式サイトが同35位、ベースボールプロスペクタスが同31位と、メジャー傘下でトップクラスの評価を受ける有望株となりました。

さらにスプリングトレーニングの20試合では、打率.392/出塁率.415/長打率.725/OPS1.141、4本塁打、4盗塁と活躍したことで、フィリーズはスコット・キンガリーを本物だと確信するに至っています。

本来のポジションはセカンドなのですが、スプリングトレーニングではセカンドだけでなく、サード、ショート、センター、ライトと計5つのポジションを守っています。

フィリーズの内野は一塁にカルロス・サンタナ、二塁にシーザー・ヘルナンデスがいて、この両者が打線の1番、2番のコンビとして起用されることが多くなると予想されています。

ショートにはJ.P.クロフォード、サードにはマイケル・フランコとメジャー傘下のマイナーでトップクラスの評価を受けていた有望株の選手がいます。

このような内野の布陣がしかれているため、スコット・キンガリーを固定できるポジションがありません。しかし、試合に多く出場して経験を積ませることが必要な段階の選手のため、様々なポジションを守らせながら多くの試合でプレーさせる方向性だと伝えられています。

フィラデルフィア・フィリーズの提示した金額と、最長で9年契約となる年数を考えると、フランチャイズの顔として期待していることがうかがえます。

スコット・キンガリーが、再建期から勝負をかけるときへと移行しつつあるフィラデルフィア・フィリーズの柱となれるか注目されることになります。

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