フィリーズがジャスティン・ボーアをトレードで獲得!代打要員と一塁のバックアップの補強か

チーム再建の仕上げ、最終段階に入ると予想された2018年のフィラデルフィア・フィリーズでしたが、それを遥かに上回るパフォーマンスで、地区首位に立ち優勝が目に見える状況となっています。

そのフィリーズがマイアミ・マーリンズから一塁手のジャスティン・ボーアをトレードで獲得しました。

スポンサーリンク

サンタナとポジションも契約かぶるもジャスティン・ボーアを獲得

トレード獲得が正式にアナウンスされています。

交換要員はマイナーリーガーのマッケンジー・ミルズとなるようです。

さらにマーリンズがジャスティン・ボーアの残る年俸の一部を負担するようです。

マーリンズがジャスティン・ボーアをウェーバーにかけ、それをクレームしたフィリーズと交渉が行われトレードが成立したようです。

年俸340万ドルですが、シーズン終盤ということもあり残っている金額は90万ドルから99万ドルあたりのようで、その半分をマーリンズが負担するようです。

年俸調停のプロセスを経る必要はあるものの、フィリーズはジャスティン・ボーアを2020年までコントロールできますが、カルロス・サンタナと契約期間もポジションもかぶってしまいます。

フィリーズはシーズンオフにスイッチヒッターのカルロス・サンタナと3年6000万ドルの契約を結んだばかりで、2020年までコントロールできます。

ジャスティン・ボーアは指名打者と一塁手としての出場があるだけで外野を守るという経験はメジャーではありません。カルロス・サンタナは捕手からコンバートされた後は一塁と指名打者としての起用ばかりで、外野守備は8試合だけの経験しかありません。

カルロス・サンタナの成績は打率.219/出塁率.356/長打率.402/OPS.758、17本塁打と年俸には見合わないものではあります。しかし、ジャスティン・ボーアは打率.227/出塁率.347/長打率.412/OPS.759、19本塁打という成績で、入れ替えたとしてもグレードアップとなる期待はあまりできません。

さらにカルロス・サンタナはリーダーシップも評価されている選手のため、基本的には先発で起用され続けることになることが確実です。

そのためジャスティン・ボーアは基本的にはベンチの代打要員、インターリーグの際の指名打者要員、一塁手のバックアップというのが役割となりそうです。

ただ、ナ・リーグで一塁専任の選手を2名置くのはロースター全体のバランスを考えると望ましくありません。

ケン・ローゼンタール氏はシーズンオフに「契約を提示しないノンテンダー」もしくは「トレード放出」の動きが続くことになるのではないかと今後を予想しています。

フィリーズがジャスティン・ボーアをクレームしなかった場合には、勝率がより高いためウェーバーのクレームにおいて優先順位が低いアストロズ、ヤンキースあたりが動いた可能性があります。

ヤンキースはグレッグ・バードが順調にステップアップしてくれていないこともあり、一塁手全体のOPS.662は両リーグ27位と低迷しています。

アストロズはユリエスキ・グリエルを一塁のメインとして起用していますが、打率.281/出塁率.310/長打率.392/OPS.702、6本塁打と物足りない数字しか残していません。

ジャスティン・ボーアの今季の数字が落ちているのは、周りを打っていたジャンカルロ・スタントン、クリスチャン・イエリッチ、マーセル・オズナらがいなくなり、徹底的にマークされるようになった影響が大きいとも考えられています。

アストロズもしくはヤンキースが獲得した場合には、ジャスティン・ボーアの数字も急激に上がる可能性がありました。両チームともに打線全体が強力なためマークが薄くなることが確実で、さらに本拠地が投手有利のマーリンズ・パークから、打者有利のミニッツメイド・パーク、ヤンキースタジアムに変わることによる上積みも期待できます。

フィリーズのトレード獲得が、そこまでの影響を意識して動いたのかどうかまでは定かではありませんが、結果としてワールドシリーズで対戦する可能性がある2チームの弱点補強のチャンスを奪うことにもなったと言えます。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています