パドレスは再建モードで主力のトレードに積極姿勢!好調なウィル・マイヤーズも交換要員に

San Diego Padres Top Catch

マット・ケンプ、ジャスティン・アップトン、クレイグ・キンブレル、ウィル・マイヤーズらをトレードで獲得し、ジェームズ・シールズと4年7500万ドルで契約するなど、積極的なチーム再建に動いたのがGM就任直後のAJ.プレラーでした。

その補強により期待をもって迎えた2015年シーズンでしたが、その結果は74勝88敗と大きく負け越し、首位のドジャースからは18ゲーム差の地区4位という惨めなものとなりました。

2016年シーズンはFAで戦力を失ったこともあり、27勝40敗と大きく負け越し、早くも首位と14ゲーム差となっています。

そのような状況にあることもあり、パドレスは再建モードへの移行をスピードアップしつつあるようです。

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2014-15シーズンオフの大型トレードが空振りに終わったパドレス

パドレスは一連の大型トレードが行われる前は、MLBでもプロスペクトの層が厚いとされたきたのですが、多くの選手放出で層がかなり薄くなり、媒体によっては下から5番目にランクされるような状況となりました。

それにもかかわらず、ドジャースが350万ドルを負担するものの、マット・ケンプには残りの年俸1825万ドルを2019年まで支払う契約が残り、ジェームズ・シールズに年俸2100万ドルを2018年まで支払い続ける状況でした。

この2人の年俸が年俸総額1億ドルから9000万ドルが上限のパドレスの予算を大きく圧迫していましたが、両者ともに低迷し、チームが浮上できない大きな理由の一つとなっていました。

結局、いますぐ勝ちにいく戦力ではないチームとなり、さらに補強する予算もなく、将来的なプロスペクトの層も薄いという、チームとして袋小路に入り込んだ状態となっていました。

AJ.プレラーが就任した時点では、トレードで価値がある選手もいたため、本格的な再建モードに移行すべきとの声があったのですが、それらの声に逆らうようなかたちで大型補強に動いたのですが、結果としては遠回りになってしまったことは否定できません。

そのため主力選手を売り払って年俸総額を抑え、トレードの見返りとして若い選手を獲得しファームの層を厚くする再建モードに踏み切らざるを得なくなりました。

パドレスはシーズン開幕前にクレイグ・キンブレルをトレードに出し、シーズン前半にジェームズ・シールズをトレードしたことで、大規模な再建モードへの移行が明白になっています。

ドラフト指名やインターナショナルFAでも、短期的な視点ではなく、長期的な視点で勝ち続けることができるチームの土台を作りを優先する方針で、主力選手のトレードでプロスペクトを獲得していく方針となっています。

ジェームズ・シールズのトレードの場合はポストシーズン進出の可能性が無い小規模予算チームが年俸2100万ドルを負担するのはキツイため、それを軽減するのが主な目的でした。

しかし、大型トレードで失ったファームの層を取り戻す必要がありますので、主力選手のトレードに応じる姿勢となっています。

そのパドレスのチームの中でトレードの交換要員として最大の目玉となっているのがウィル・マイヤーズです。

CBSスポーツのジョン・ヘイマン氏は6月16日付けの記事で以下の様に述べています。

Wil Myers is looking a lot like the player who won the AL Rookie of the Year award in 2013, maybe even better. But sources say the San Diego Padres, intent on remaking their team, are even “open” to trading the emerging slugging star.

『ウィル・マイヤーズは2013年に新人王を獲得した時のような姿になってきているのみならず、ことによればもっと良くなっているかもしれない。しかし、関係者がチームを再建する意向であるサンディエゴ・パドレスはこの上昇中の長距離打者のトレードにもオープンな姿勢だ。』

ウィル・マイヤーズは2013年に88試合に出場し打率.293/本塁打13/打点53/出塁率.354/長打率.478/OPS.831で新人王を獲得しました。

そのマイヤーズの2016年は65試合に出場した時点で打率.281/本塁打14/打点36/出塁率.321/長打率.504/OPS.825と、すでにキャリアベストの本塁打を打っています。

現在は一塁をメインで守っていますが、元々外野をポジションとしていて、今年も多くはありませんが外野を守っていますので、外野もしくは一塁でインパクトのある選手を補強したいチームにとって魅力ある存在となっています。

25歳と年齢も若く、年俸調停前で年俸も安く、FAとなるのは2019年終了後と3年半あまりチームがコントロールできるため、トレードに出せば、多くの見返りをパドレスが得ることは確実です。

パドレスにとって一番のトレードのカードはウィル・マイヤーズとなりますが、そのほかにも今季終了後にFAとなるセンターを守れるジョン・ジェイ(打率.290/出塁率.336/長打率.398)、アンドリュー・キャッシュナー、来季終了後にFAとなるメルビン・アップトン、タイソン・ロスなども交換要員と考えられています。

トレードで積極的に動くことをためらわないAJ.プレラーGMのため、トレード期限前のパドレスの動きは注目ポイントの一つとなりそうです。

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