コール・ハメルズ争奪戦にパドレスが急浮上!獲得したばかりのウィル・マイヤーズが交換要員か?

San Diego Padres Top Catch

MLB関係者を驚かせるトレードを次々に仕掛け続けているサンディエゴ・パドレスのA.J.プレラーGMですが、まだまだその動きはとまっていないようです。

サンディエゴ・パドレスがフィリーズのコール・ハメルズをトレードで獲得するために交渉を行っていて、その交換要員としてレイズから獲得したばかりのウィル・マイヤーズの名前が挙がっているようだと、フィラデルフィアデイリーニュースのライアン・ローレンスが伝えています。

その後、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールも同様に、パドレスがコール・ハメルズに確実に関心を持っていて、フィリーズ側もウィル・マイヤーズに興味を示しているようだと伝えています。

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パドレスのA.J.プレラーGMは休むまもなく戦力補強に動く

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サンディエゴ・パドレスはマット・ケンプ、ジャスティン・アップトン、ウィル・マイヤーズと貴重な右打ちで、攻撃力のある外野手をトレードで獲得したため、余った外野手のセス・スミス、ウィル・ベナブル、カルロス・クエンティンらをつかってトレードを行うとは予想されていましたが、獲得したばかりのウィル・マイヤーズの名前が出ていることは予想外の動きと言えます。

ただ、ウィル・マイヤーズの絡むトレードで獲得したライアン・ハニガンを、即座にレッドソックスにトレードして、ウィル・ミドルブルックスを獲得していますので、A.J.プレラーGMの中では、この動きも構想の1つなのかもしれません。

コール・ハメルズの獲得に興味を示す球団としてカブス、レッドソックス、ドジャース、レンジャーズなどとともに、パドレスの名前が報じられてはいましたが、どちらかと言えば後続グループで、前の4チームに後れをとっていると見られていました。

しかし、ウィル・マイヤーズはフィリーズにとって、魅力的な存在のため、可能性があるとフィラデルフィアデイリーニュースのライアン・ローレンスは分析しています。

外野手不足のフィリーズにとってマイヤーズは魅力的な交換要員に

というのも、フィリーズはジェイソン・ワースを失った後、外野手の人材不足に悩んでいて、2014年シーズンは規定打席に到達した外野手50人の中で、ベン・リビアのOPS.686が43番目、ドモニク・ブラウンの.634が48番目で、マーロン・バードの.757が26番目で一番良い数字となるなど、低迷していました。

しかし、メジャーのロースターにもマイナーのロースターにも、それに代わるような選手が見当たらない深刻な外野手不足の状況だと、ライアン・ローレンスは指摘しています。

そのため、2年前のベースボールアメリカのプロスペクトランキングで4位、2013年に88試合で打率.293/本塁打13/OPS.831で新人王に輝き、フリーエージェントまで5年間を残すウィル・マイヤーズは、フィリーズにとって魅力的な交換要員だとのことです。

フィリーズはコール・ハメルズの代償として、トップクラスのプロスペクトを2人もしくは3人を要求していると伝えられています。

パドレスは多くのプロスペクトを交換要員としてトレードを成立させていますが、元GMのジェド・ホイヤー、ジョシュ・バーンズらが作り上げたファームシステムが機能していて、まだプロスペクトを多く抱えている状態で、それに応じることができる層の厚さがあります。

パドレスは現状でも、良い先発投手が揃っているのですが、ドジャースやジャイアンツに競り勝つためには、絶対的なエースが欲しいところではありますが、FA市場に残っているマックス・シャーザーやジェームズ・シールズを獲得する資金まではないと考えられています。

しかし、良いプロスペクトを交換要員とした場合には、ドジャースがマット・ケンプの年俸を3200万ドル負担したように、フィリーズ側がコール・ハメルズの残契約の4年9400万ドルの一部を負担する意向もあるため、パドレスにも手が出せる可能性があります。

パドレスの先発ローテは、アンドリュー・キャッシュナー(123.1回/防2.55/5-7/WHIP1.13)、タイソン・ロス(195.2回/防2.81/13-14/WHIP1.21)、イアン・ケネディ(200.1回/防3.63/13-13/WHIP1.29)と計算できる3人が揃っているところに、4番手と5番手候補として、オドリサメル・デスパイネ(96.1回/防3.36/4-7/WHIP1.21)、ロビー・アーリン(54.2回/防4.99/4-5/WHIP1.40)の若い2人と、FAでブランドン・モロー、ジョシュ・ジョンソンの2人と合意して、層が厚くなっています。

そこにコール・ハメルズがNO.1スターターとして入った場合には、イアン・ケネディを4番手におけるような布陣となり、5番手をモロー、ジョンソン、デスパイネらで競わせることができ、量と質ともにドジャースと遜色のない先発ローテとなることが期待できます。

パドレスはコール・ハメルズのトレード拒否権の対象外のチームの1つ

コール・ハメルズの年度別成績と通算成績は以下のとおりとなっています。

Cole Hamels Stats 2014

2014年はチームの低迷に足を引っ張られたため勝敗こそ9勝9敗ですが、204.2回で防御率2.46/奪三振198/WHIP1.15と内容は素晴らしく、サイヤング賞の投票でも6位に入っています。

またフィリーズの本拠地であるシチズンズ・バンク・パークは打者有利な球場ですが、パドレスの本拠地であるペトコパークはメジャー屈指の投手有利の球場のため、移籍した場合には、さらに成績は向上すると予想されます。

コール・ハメルズは20球団に対するトレード拒否権を持っているのですが、サンディエゴ出身であるためか、パドレスはその拒否権の対象から外れている球団の1つだと報じられています。

シカゴ・カブスはジョン・レスターの獲得で1億ドル規模の補強はお終いだとセオ・エプスタイン社長が話し、、レッドソックスも今のローテで開幕を迎えても構わないとベン・チェリントンGMが述べていて、ドジャースもそれは同様のスタンスです。

現時点では、フィリーズの要求に応えてくれるようなチームが少なくなっていることも、パドレスには有利に働きそうです。

コール・ハメルズの移籍は、ナ・リーグ西地区のパワーバランスに影響するほど、インパクトがありますので、このトレードが成立するかどうかについて、今後も目が離せません。