パドレスとウィル・マイヤーズが契約延長!6年8300万ドルでフランチャイズの顔に

San Diego Padres Top Catch

2014年シーズンオフにプロスペクトを多く放出する大型トレードを連発する補強に踏み切ったサンディエゴ・パドレスでした。

しかし、期待された2015年シーズンは74勝88敗でナ・リーグ西地区4位に終わってしまいました。

一連の大型補強により2016年に予定された年俸総額が大きく膨れ上がり、パドレスにとっては大きな負担となり、その分を回収できるだけの成績を残せる戦力とは考えにくかったこと。

さらにプロスペクトの層が薄くなってしまったこと、など様々な要素が絡みあった結果、パドレスは再び再建へと舵をきることになり、クレイグ・キンブレル、マット・ケンプ、ジェームズ・シールズ、ドリュー・ポメランツと次々に主力クラスをトレードで放出しました。

そのサンディエゴ・パドレスの中にあって、トレード獲得の打診があったにも関わらず放出しなかったのがウィル・マイヤーズでした。

2013年新人王を獲得したものの、その後はシーズンで100試合以上に出場することもなく、期待には応えれていませんでしたが、2016年にようやく評価されてきたポテンシャルの片鱗を見せました。

2016年のウィル・マイヤーズは外野ではなくメインの守備位置が一塁となりましたが、157試合576打席で打率.259/出塁率.336/長打率.461/OPS.797、28本塁打、94打点、28盗塁という好成績を残しました。

2017年が年俸調停の1年目となるため、その契約が注目されたのですが、パドレスが年俸調停の3年分とFAの3年分を買い取る契約延長に踏み切りました。

そのウィル・マイヤーズの契約は年俸調停分の最初の3年間が低く抑えられていて、FA分の3年間で一気に跳ね上がる設定となっていると伝えられています。

6年8300万ドルと報じられた契約の内訳は契約金が1500万ドルで、年俸分が6800万ドルとされています。その年俸と契約金の割り振りは以下の通りとなっています。

  • 2017年(26歳)200万ドル+契約金500万ドル 合計700万ドル
  • 2018年(27歳)200万ドル+契約金500万ドル 合計700万ドル
  • 2019年(28歳)300万ドル+契約金500万ドル 合計800万ドル
  • 2020年(29歳)2000万ドル
  • 2021年(30歳)2000万ドル
  • 2022年(31歳)2000万ドル

契約金を最初の3年で分割する契約のようで、年俸調停の3年分が2200万ドル、FAの3年分が6000万ドルという割り振りになるようです。

また違う情報では契約金を6分割するものもあり、年俸調停の3年分が1450万ドル、FAの3年分が6750万ドルという割り振りになるとの情報もあります。

どちらにしても年俸調停分を抑えてFA分を手厚くした契約延長となったようです。

さらに、32歳となる2023年を年俸2000万ドルで更新できる権利がパドレス側にあるオプションがあり、それを破棄する場合には100万ドルのバイアウトの支払い、トレード1回毎に100万ドルをウィル・マイヤーズが受け取る条件も契約に付帯していると伝えられています。

この2023年のオプションが行使された場合には最大で7年1億300万ドルに達することになりますので、チーム再建中のパドレスが、その再建のコアとしてウィル・マイヤーズをロックすべきだと判断したことになります。

この契約延長は年俸調停分はそんなに悪くないものとは考えられますし、これからさらに評価されてきたポテンシャルを発揮する可能性がありますので、この契約延長の是非は、当然のことながらこの後の成績次第となります。

ただ、2013年88試合、2014年87試合、2015年60試合の出場にとどまり、フルに出場して残した数字は2016年が初めてとなります。

盗塁ができるスピードがあるのが魅力なのですが、外野の守備力はメジャー平均を大きく下回るスタッツが残り、守備面で大きく活かせるわけではないファーストというポジションが定位置となっている現状です。

そしてパドレス移籍後の2年間の成績は打率.257/出塁率.336/長打率.451/OPS.787と飛び抜けて素晴らしい成績というわけではありませんし、OPS.797も一塁手の打者として飛び抜けているわけではありません。

長打力がある一塁手というのは、補強する上でさほど困るポイントではないため、ここまでの契約のコミットメントをすべきだったかにはやや疑問が残ります。、

それらを考えると、パドレスはもう1年様子を見てからの契約延長でも良かったのではないかと思われますが、チーム側には何かしらの勝算があって踏み切ったであろうことは間違いありません。

チームで2019年以降の契約が確定しているのは、このウィル・マイヤーズだけで、パドレスがフランチャイズの顔として指名したことにもなる契約延長です。

予算に制約があるパドレスが勝負に踏み切ったこの契約が数年後に吉と出るか凶と出るか、今後も注目していきたいところです。

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