パドレスがクレイグ・キンブレルとメルビン・アップトン・ジュニアをトレードで獲得!ナ・リーグ西地区はさらに激戦に

San Diego Padres Top Catch

シーズンオフに次々と大型補強を敢行したサンディエゴ・パドレスがまたもやブロックバスタートレードを成立させました。

アトランタ・ブレーブスからトレードでクレイグ・キンブレルとメルビン・アップトン・ジュニア(B.J.アップトン)の2名を獲得しました。

ブレーブスはその見返りとして外野手のキャメロン・メイビンとカルロス・クエンティンに、投手のプロスペクトであるマット・ウィスラー、外野手のプロスペクトであるジョーダン・パロウベクを受け取っています。

マット・ケンプ、ジャスティン・アップトン、ウィル・マイヤーズ、デレク・ノリス、ウィル・ミドルブルックスをトレードで、ジェームズ・シールズをFAで契約したパドレスでしたが、さらに戦力を上積みして開幕を迎えることになりました。

初回投稿日時:2015/04/06 8:30 am
最終更新日時:2015/04/06 9:40 am

パドレスがキンブレルの獲得で一気に戦力アップ

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外野手が余っている状態だったパドレスで、キャメロン・メイビンがトレード要員となっていると報じられていましたが、さらにカルロス・クエティンに加えて、チーム内NO.4プロスペクトのマット・ウィスラーとNo.15プロスペクトのジョーダン・パロウベクを放出するという、予想を上回る大胆な動きを見せました。

クローザーはホアキン・ベノワが務めると見られていましたが、現在のメジャーリーグで最高のクローザーを獲得しましたので、当然のことながらキンブレルがクローザーを務め、ベノワがセットアップにまわることになります。

メルビン・アップトンは2015年の年俸は1445万ドルで、2016年1545万ドル、2017年が1645万ドルとなっているため、3年4635万ドルの契約が残っています。

クレイグ・キンブレルは2014年から2017年の4年4200万ドルの契約延長をしていたのですが、今年の年俸が900万ドル、2016年1100万ドル、2017年が1300万ドルという設定で、残り3年3300万ドルとなっています。

一方パドレスはカルロス・クエンティンが800万ドルで、2016年は1000万ドルの相互オプションで300万ドルのバイアウトが設定されていますので最低での1100万ドルの負担が必要です。

そしてキャメロン・メイビンは2年1500万ドルと2017年がチームオプション900万ドルで、バイアウトが100万ドル設定されていますので、最低でも1600万ドルの契約上の支払いがあります。

このトレードに金銭などの負担が設定されていない場合には、ブレーブスは5235万ドルの年俸負担を削減した一方で、パドレスはその金額を負担することになります。

ブレーブスはトレードで獲得したキャメロン・メイビンはそのままロースターにいれるようですが、CBSスポーツのジョン・ヘイマンによると、カルロス・クエンティンはDFAとすると伝えていますので、ブレーブスにとっては事実上の1100万ドルの金銭負担となりそうです。

マーケットが大きくはないとされているパドレスのため、かなりの勝負に出たと考えられるトレードです。

メルビン・アップトンを加えた外野はどうなるのか?

また外野手ではレフトがジャスティン・アップトン、センターにウィル・マイヤーズ、ライトにマット・ケンプという布陣になることが濃厚でした。

しかし、ウィル・マイヤーズは右翼手としても守備面のスタッツは良い方ではなく、両翼の外野手に守備が不安がある上に、広いペトコ・パークのセンターを守らせることが懸念材料となっていました。

メルビン・アップトン(B.J.アップトン)もアルティメット・ゾーン・レイティング(UZR)などでは、数字が落ちてはいるのですが、メジャーの平均前後のレベルにとどまっているため、マイヤーズよりは守備面で期待ができます。

現地の報道では、ブレーブスが金銭を負担するかどうかは明らかにされていませんが、メルビン・アップトンの年俸が1445万ドルであることを考えると、ベンチにおくとは考えにくく、スタメンで起用するのではないかと予想されます。

そうなるとウィル・マイヤーズがはじき出されることになるのですが、マイヤーズはスプリング・トレーニングではセンターの他に、ファーストを守る準備もしていましたので、メルビン・アップトンをセンターで起用する場合には、左打ちのヨンダー・アロンソとファーストで併用されるのではないかと予想されます。

またマット・ケンプには故障の不安がつきまといますので、そのライトの保険としてもマイヤーズを起用できることになるのも、メルビン・アップトンを加えることのメリットとなりそうです。

予想されるパドレスのラインナップは以下のとおりとなります。

  1. (1B) ウィル・マイヤーズ
  2. (LF) ジャスティン・アップトン
  3. (RF) マット・ケンプ
  4. (CF) メルビン・アップトン
  5. (3B) ウィル・ミドルブルックス
  6. (C) デレク・ノリス
  7. (2B) ジェド・ジョーコ
  8. (SS) アレクシー・アマリスタ

投手陣はジェームズ・シールズを加えたことで、ジャイアンツやドジャースと遜色がなく、キンブレルを加えたことでブルペンはその両チームを上回る質となりました。

クレイグ・キンブレルの年度別成績は以下のとおりとなっています。

Craig Kimbrel Stats 2015

2014年は61.2イニングを投げて、防御率1.61/47SV/奪三振95/WHIP0.91という圧倒的な成績です。奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は13.86、セーブ成功率は92.2%、被安打も9イニングあたりに換算すると4.38本しか許さないという圧巻の数字です。

与四球がやや多いのが玉にキズですが、それも致命的なものではありませんので、現在のメジャー最高のクローザーと考えて差し支えないキンブレルです。

問題はその投手陣を活かせる得点を奪えるかどうか?にかかってきます。メルビン・アップトンがかつてのようなパフォーマンスを発揮するとは考えにくいものがあります。メルビンアップトンの年度別成績は以下のとおりとなっています。

Melvin Upton Stats 2015

三振率が年々高くなり、四球率と本塁打率が下がるという非常に良くない傾向が続いているため、2013年は打率.184/本塁打9/打点26/出塁率.268/長打率.289、2014年は打率.208/本塁打12/打点35/出塁率.287/長打率.333とひどい成績が続いています。

それでもウィル・ミドルブルックスやウィル・マイヤーズも十分なメジャーでの実績があるとは言い難いため、メルビン・アップトンを加えたことにより、打線の厚みと迫力が増したとは言えそうです。

また環境を変えることで成績がバウンスバックするケースもありますので、パドレスはそこに期待することになりそうです。

2015年のサンディエゴ・パドレスと、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ロサンゼルス・ドジャースのつばぜり合いは、MLBの中でも注目すべきものとなりそうです。

またブレーブスはこのトレードによりさらに戦力ダウンとなりましたので、2015年は地区最下位を覚悟する必要がありそうです。

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