パブロ・サンドバルが両打ちを封印する可能性が!レッドソックスとの話し合いが継続中

Boston Redsox Top Catch

レッドソックスが5年9500万ドルの大型契約で獲得したのが、前サンフランシスコ・ジャイアンツのパブロ・サンドバルでした。

ハンリー・ラミレスと並んでオフの補強の目玉となったサンドバルですが、4月は打率.312/本塁打2/打点11/出塁率.398/長打率.442/OPS.839と活躍しました。

しかし、5月に入ってからは本塁打を3本打っているものの、打率.212/出塁率.257/長打率.364/OPS.621と調子を落としたため打率.266/本塁打5/打点17/出塁率.335/長打率.406とやや物足りない数字となっています。

そのパブロ・サンドバルはスイッチヒッターなのですが、レッドソックスがサンドバルと両打ちをやめて、左打席に専念することについて話し合っているとプロビデンスジャーナルのティム・ブリットンが伝えています。

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サンドバルが代打出場の際に左投手と右打席でなく左打席で対戦

パブロ・サンドバルは左膝に死球を受けたため故障者リストには入らずに休養することになったのですが、5月24日のエンゼルス戦では代打で打席に立ちました。

その時のマウンドにはエンゼルスの左腕シーザー・ラモスがいたのですが、代打で打席にたったサンドバルは右打席ではなく左打席に立ち、安打を放ち打点を挙げました。その時の動画が以下のものです。

サンドバルは通常左投手に対しては右打席に立つことが基本で、24日の試合までは左打席で左投手に対峙したことはわずかに4回しかありませんでした。

そのサンドバルが代打で出た時に、敢えて左打席にたったことで様々な憶測が湧くことになったのですが、試合後のサンドバル自身は「(死球を受けた)左膝の状態もあるので、左打席に立った」と説明しました。

しかし、監督のジョン・ファレルはパブロ・サンドバルと「左投手に対しても左打席に立つ」ことについて話し合っていることを翌日の月曜日にメディアに明かしています。

“It was really interesting yesterday to see him go left-on-left. Whether that’s a sign of things to come, we’ll see,” Farrell said before the game Monday. “We’ve talked off and on about it over the last probably three weeks or so.”

管理人訳「昨日、彼(サンドバル)が左対左での対戦をしたことは興味深いことだ。昨日の打席がこれから起こることの兆候かどうか見ていくことになる。」と月曜日の試合前にファレルは話した。「私達は3週間くらいだろうか、そのことについて断続的に話し合っている。」

レッドソックスではシェーン・ビクトリーノとダニエル・ナバの2人は元々、両打ち・スイッチヒッターなのですが、ビクトリーノは右打席に、ナバも右打席に専念することを一旦は選択しました。しかし、ナバに関しては5月21日の試合からスイッチヒッターに戻る意志があると話しています。

この2人もレッドソックスがスイッチヒッターをやめることを打診し、最後は本人の意志・選択に委ねられたのですが、両者ともに右打席に専念することを一旦は選択したことになります。

サンドバルへのアプローチも同様で、レッドソックス側は左打席に専念することを勧めているようですが、あくまでも最終決断はサンドバルがすることになるようです。

左打席での右投手への成績は素晴らしいパブロ・サンドバル

パブロ・サンドバルの2015年5月25日終了時点での通算成績と左打席と右打席のそれぞれの成績は以下の表のとおりとなっています。

Pablo Sandval Splits 150525

909試合で打率.293/本塁打111/打点479/出塁率.346/長打率.462/OPS.808という通算成績です。

左打席で右投手と対戦した際の通算成績は841試合で打率.305/本塁打93/打点379/出塁率.360/長打率.495/OPS.855と、打率は3割、出塁率は3割6分、OPSは.850を越える素晴らしい成績となります。

その一方で右打席での左投手との対戦成績は446試合で打率.261/本塁打18/打点99/出塁率.308/長打率.377/OPS.685と並の選手以下の数字になってしまいます。

ただ、左打席に専念することを選択した場合に、重要なポイントとなるのは、左投手に対して左打席に立った時に、右打席以上の数字を残せるかどうかという点になります。

パブロ・サンドバルは5月24日の試合ではオーバーハンドのシーザー・ラモスから安打をはなったものの、サイドスローやインステップして角度をつける左腕にどれだけ対応できるかも、注目すべきポイントとなります。

左打席での右投手に対する成績だけであれば一流と呼べる数字ですが、右打席が入るとやや物足りない数字なってしまうことが否定出来ない面があります。

サンドバルが最終的にどのような決断をし、さらにその決断がどのようなものを生みだすのか興味深いものとなりそうです。