オリオールズとクリス・デービスが7年契約で合意!総額1億6100万ドルも年俸は長期分割

Baltimore Orioles Top Catch

2015-16フリーエージェント市場の目玉野手の1人で、特に野手の中ではトップ評価を受けていたのがクリス・デービスでした。

しかし、野手の市場全体が動きが鈍いことの影響も受け、なかなか契約が決まらない状態が続いていましたが、古巣であるボルティモア・オリオールズとの大型契約で合意したようです。

契約期間は7年で、総額は1億6100万ドル(約188億円)というオリオールズ球団史上最高額での合意したと、アメリカの複数メディアが報じています。

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2015年に本塁打王を獲得し再び価値を高めたクリス・デービス

2013年には打率.286/本塁打53/打点138/出塁率.370/長打率.634/OPS1.004という成績を残し、本塁打と打点の二冠王に輝きました。

2014年はアデロール服用による興奮剤のアンフェタミンの陽性反応で出場停止処分を受けるなどして打率.196/本塁打26/打点72/出塁率.300/長打率.404/OPS.704と成績を落としました。

しかし、FA前年となる2015年は160試合に出場し打率.262/本塁打47/打点117/出塁率.361/長打率.562/OPS.923で、本塁打がリーグトップ、打点が同2位、OPSが同6位と復調しました。

シーズンオフ当初にはメディアが7年1億8000万ドルから1億9000万ドル規模の契約になると予想し、代理人を務めるスコット・ボラス氏が2億ドルを求めているとされていました。

そのため、古巣のオリオールズは再契約に積極的で7年1億5400万ドルをオファーしたものの、ボラス氏はそれを拒否しましたが、FA市場に攻撃力のある野手が多く、トレード市場も同様だったため、ボラス氏の思惑通りにはことは運びませんでした。

そのような状況下でオリオールズがクリス・デービスとの交渉が進まないことに業を煮やし、ヨエニス・セスペデスに5年9000万ドルの契約を提示したと報じられました。

その時点でオリオールズの7年1億5400万ドル以上を提示する、もしくはそれに近いような契約を用意している球団はいなかったため、オリオールズが他選手と合意すると致命傷になる可能性がありましたので、再契約が一番良い選択肢と言える状況となっていました。

クリス・デービスの契約はマックス・シャーザーと同様の長期分割に

クリス・デービスとオリオールズとの契約は2016年から2022年までの7年間となりますが、1億6100万ドルのうちその期間に支払われるのは1億1900万ドル、残りの4200万ドルはその後分割で支払われる契約となっています。

契約期間7年間の年俸は1700万ドル(1700×7=11900)で、2023年から2032年の10年間は毎年350万ドル(350×10=3500)、2033年から2037年の5年間は毎年140万ドル(140×5=700)という内訳で、契約終了後に長期間にわたって支払われることになるようです。

予算の規模が大きくないオリオールズにとってクリス・デービスの年俸による予算の制約を軽減し、再契約できたことは大きなメリットと言えます。

またクリス・デービスにとっては税金面でのメリットがあるようです。

クリス・デービスが住むテキサス州は所得税がないため、テキサスに住み続ける限り、かなりの金額の節税になるようで、手取り金額が大きくなるとUSA TODAYのボブ・ナイチンゲールが伝えています。

代理人のスコット・ボラス氏はマックス・シャーザーの7年2億1000万ドルの契約でも同様に、契約が終了した後の7年間で1億500万ドルを受ける設定にして節税し、シャーザーの手取り金額を大きくし、ナショナルズの年俸総額への負担を軽減しています。

メジャー関係者の間でも毀誉褒貶が激しく、あまり良いイメージがないボラス氏ではありますが、代理人としての手腕はやはり光るものがあります。

オリオールズはクリス・デービスとの再契約により、トレードでマリナーズから獲得したマーク・トランボを外野の両翼と指名打者で起用できるようになり、打線に厚みを増すことになりました。

クリス・デービス、アダム・ジョーンズ、マニー・マチャド、マット・ウィータース、マーク・トランボ、J.J.ハーディという面々が中軸を固めるようになり、力を発揮すればブルージェイズと並ぶリーグ屈指の強力打線となりそうです。

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