ヘスス・モンテロがオリオールズとマイナー契約・・・かつてのトッププロスペクトは正念場に

ベースボール・アメリカとベースボールプロスペクタスがプロスペクトランキングで2010年から2012年にかけてMLB全体でトップ10にランクし続けたのがヘスス・モンテロでした。

2011年シーズン開幕前にはベースボール・アメリカとベースボールプロスペクタスともにMLB全体で3位にランクするなど、有望株の中の有望株という評価を得ていました。

しかし、その期待されたものは全く発揮できずキャリアは正念場を迎えつつあります。

ヤンキースのファーム在籍時にその実力を評価され、メジャーデビューも華々しかったヘスス・モンテロですが、禁止薬物使用による50試合の出場停止の後からは一転します。

トレードでマリナーズに移籍した後は4年間で208試合の出場にとどまり打率.247/出塁率.285/長打率.383/OPS.668、24本塁打、92打点に終わりました。

メジャーデビューした2011年には18試合で打率.328/出塁率.406/長打率.590/OPS.996、4本塁打、12打点と鮮烈だっただけに、マリナーズにとって大きな誤算となりました。

それでもマリナーズはチャンスを与え続けたのですが、トレードで獲得したジャック・ズレンシックがGMの職を離れ、ジェリー・ディポトに代わったことも決定打となり、2016年3月にウェーバーにかけられてしまいます。

そこをトロント・ブルージェイズが拾い、2016年は3Aでプレーをさせたのですが、126試合で打率.317/出塁率.349/長打率.438/OPS.787、11本塁打、60打点という期待された長打力を見せることができませんでした。

そのためシーズン終了後に契約を更新してもらえず、フリーエージェントとなっていました。

そこにオリオールズが声をかけて契約を結ぶことになったようです。

FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏が以下のようにツイートしています。

マイナー契約でオリオールズと合意し、メジャーに昇格した場合には55万ドル(約6500万円)を手にできる契約を手にしたようです。

これまでの大きな期待をされてきたヘスス・モンテロですが、現在は27歳という年齢のため、そろそろタイムリミットが近づきつつあります。

現時点のオリオールズは一塁手にクリス・デービスがいますし、モンテロの守備も酷いため実際には指名打者もしくは代打という役割で枠を奪うことが必要になる状況です。

三振が多いこと、守備力がないこと、走力がないこと、など多くの問題を抱えている選手のため打撃面で大きな力を発揮する必要があります。

オリオールズは三振が多いものの長打力がある打者を活かして打線を強化することに長けているチームではあります。

主力ではクリス・デービス、ジョナサン・スクープ、2016年はマーク・トランボ、ペドロ・アルバレスといった三振の多い選手を上手く活かしてきた実績があります。

オリオールズの現在の編成では指名打者に2016年にメジャーデビューを果たしたばかりのトレイ・マンシーニが入る状況となっています。

2016年の5試合の出場では打率.357/出塁率.400/長打率1.071、3本塁打、5打点と期待できる数字を残しましたが、やはり未知数となります。

現時点では市場に多く残っている指名打者、一塁手タイプのFA選手と契約を結ぶ可能性が高いオリオールズですが、ヘスス・モンテロはとりあえずの保険の一つとなりそうです。

ヘスス・モンテロは体重オーバーが話題になるなど、野球に対する姿勢も問題視されていますので、2017年に結果を残せないようだとメジャー傘下でプレーすることは難しくなり、海外への道を模索することになるかもしれません。

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