オリオールズの補強ポイントは?2017-18シーズンオフをMLB公式サイトが展望

オリオールズはトレード期限前に負け越していましたが、ジェレミー・ヘリクソンを獲得するなど買い手になることを選び勝負をかけました。

その結果、8月は17勝12敗と勝ち越し、大混戦のワイルドカード争いに浮上しました。しかし、9月に入ると7勝20敗と大失速してしまい、2011年依頼となる地区最下位に沈んでしまいました。

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看板の強力打線は機能しきらず両リーグ16位の743点にとどまり、トップのアストロズには150点以上の差をつけられてしまいました。
しかし、それ以上に大きなダメージとなったのが先発投手陣の崩壊で、防御率5.70は両リーグワーストとなりました。

来季がダン・デュケット副社長、バック・ショーウォルター監督の2人が契約終了となることもあり、現在抱えている選手を軸に再び2018年に勝負をかけることになります。

そのオリオールズの補強ポイントについてMLB公式サイトのブリタニー・ジロリ(Brittany Ghiroli)氏が分析しています。

その内容の要約は以下のとおりとなっています。


  1. 最大の補強ポイントはクリス・ティルマン、ウバルド・ヒメネスがFAとなり、オプションを行使しないことが確実なウェイド・マイリーが抜ける先発ローテーション。ディラン・バンディ以外は確定していない状況で、多くの投手が必要。
  2. セス・スミスがFAとなるライト。プロスペクトで9月に良い結果を残したオースティン・ヘイズ(Austin Hays)が有力候補も、ベテランの外野手が必要か。
  3. J.J.ハーディの1400万ドルのオプションを行使しない場合には遊撃手も補強ポイントに。ユーティリティのライアン・フラハティがFAtなり、ディム・ベッカムは打撃面ではプラスも、守備ではハーディから大きく落ちるため、守備力に優れる内野手、ユーティリティプレイヤーが候補に。
  4. ウェリトン・カスティーヨが来季契約のオプションを行使せず、FAを選択した場合にはチャンス・シスコ、カレブ・ジョセフのバックアップができるベテラン捕手。

とにもかくにも先発投手の補強が必要となるのですが、問題となるのは予算です。

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オリオールズの予算の上限は2017年の1億6000万ドル前後となるのですが、クリス・デービスが2112万ドル、アダム・ジョーンズが1733万ドル、マーク・トランボが1250万ドル、ダレン・オデイが900万ドルなどが主なもので、来季の契約確定分は6700万ドルとなっています。

この数字だけを見れば予算が大きく残っているようにも見えるのですが、マニー・マチャド、ザック・ブリットン、ブラッド・ブラック、ジョナサン・スクープという主力が年俸調停権を有しているため、実際には大きな枠が残っているわけではありません。

マニー・マチャドは1600万ドルから1800万ドルまで上昇する見込みで、年俸調停権を有する選手だけで5000万ドルを越えると予想されています。

そのため実際に使える金額は4000万ドル前後で、必要なピースを埋めていくことになります。

先発投手ではアレックス・カッブ、ランス・リン、ミゲル・ゴンザレス、デレク・ホランド、外野ではジェイ・ブルース、メルキー・カブレラなどが候補となりますが、4000万ドルでは完全に穴が埋めれないことが確実です。

これまでウバルド・ヒメネスに提示した4年5000万ドル、年平均1250万ドルがオリオールズがFA投手に提示した最高額となっています。アレックス・カッブとランス・リンはそれ以上が必要になると見込まれるため、質の高い先発投手を揃えられるかは微妙です。

そのためFA市場だけでなく、トレード市場で先発投手と外野手の補強を模索しつつ、どうしても埋めれない場合にFA選手という流れになるのではないかと予想されます。ただ、ファームの選手層は極めて薄く、MLBでもワーストの一つにランクされていますので、効果的なトレードができるかは微妙です。

現在の予算とトレードの交換要員のクオリティで、ヤンキースやレッドソックス以上のロースターを作るのは容易ではないと言えるオリオールズです。

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