アスレチックスがジョン・レスターを獲得!レッドソックスはヨエニス・セスペデスを!!

アスレチックスのビリー・ビーンGMはワールドシリーズ制覇に向けて手を緩めません。

トッププロスペクト2人を放出し、ジェフ・サマージャとジェイソン・ハメルを獲得したのに続き、レッドソックスからジョン・レスターの獲得に成功しました。

そしてアスレチックスはその代償としてヨエニス・セスペデスを放出しました。

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2対1の大型トレードが成立

アスレチックスは、ヨエニス・セスペデスを放出しますので、その穴を埋めるべく、ジョン・レスターとともにジョニー・ゴームスも合わせて獲得しています。

  • アスレチックス獲得:
    ジョン・レスター
    ジョニー・ゴームス
  • レッドソックス獲得:
    ヨエニス・セスペデス

アスレチックスは、チーム内のトップ2のプロスペクトをジェフ・サマージャとジェイソン・ハメルの獲得の際に、放出したため、レスターの獲得に動いているとの情報はあったものの、トレードを成立させるのは難しいのではとの見方が大勢を占めていました。

しかし、一部のメディアにはビリー・ビーンGMには、それを何とかして成立させてしまえる力があるから、最後までわからないと述べる専門家もいましたが、まさかのセスペデス放出で獲得に成功しました。

この結果、オークランド・アスレチックスの先発投手陣は以下のようになります。

  1. ジョン・レスター
    21試合143.0回/防御率2.52/10勝7敗/奪三振149/WHIP1.12
  2. ソニー・グレイ
    21試合139.0回/防御率2.65/12勝3敗/奪三振121/WHIP1.18
  3. ジェフ・サマージャ
    22試合144.2回/防御率2.92/4勝8敗/奪三振130/WHIP1.11
  4. スコット・カズミアー
    21試合129.1回/防御率2.37/12勝3敗/奪三振116/WHIP1.02
  5. ジェイソン・ハメル
    21試合125.2回/防御率3.87/8勝9敗/奪三振116/WHIP1.17

防御率2点台の投手4人を並べるという、手に負えないほどの強烈な先発ローテとなったアスレチックスです。そしてさらにバックアップとしてジェシー・チャベスが控えることになります。

  • ジェシー・チャベス
    21試合125.2回/防御率3.44/8勝7敗/奪三振119/WHIP1.30

ジェシー・チャベスは元々、キャリアのほとんどがリリーフのため、ブルペンに回れば、さらにアスレチックスの投手陣は厚みを増します。

16試合96.1回/防御率3.55/6勝3敗/奪三振61/WHIP1.21の成績を残し、10試合に先発していたトム・ミローンは、サマージャとハメルの獲得にともない、マイナーに落とされていることを不満とし、トレードを希望していたため、ツインズのサム・ファルドを獲得するための交換要員としてツインズにトレードとなりました。

ジョン・レスターの獲得はレギュラーシーズンで勝ちきるだけではないことは明らかです。レスターはワールドシリーズに極めて強く、ワールドシリーズで最低でも20イニング以上を投げた投手の中で、一番低い防御率である0.43を記録するなど大舞台に強い投手であることも、ビリー・ビーンGMを積極的にさせたことは間違いなさそうです。

このジョン・レスターを獲得するにあたり、アスレチックスはヨエニス・セスペデスという主力選手を放出という思い切った策をとりました。

レッドソックスは強肩強打のヨエニス・セスペデスの獲得に成功

28歳のヨエニス・セスペデスの今シーズンの成績は、打率.256/本塁打17/打点67/出塁率.303/長打率.464を記録し、外野守備でも強肩をたびたび披露し、オールスターでは2年連続で本塁打競争のウィナーとなるなど、長打力もある外野手です。

ヨエニス・セスペデスの年度別成績_140731

セスペデスは2012年から15年までの4年3600万ドルでアスレチックスと契約し、2015年のシーズン終了後にFAとなるオプションがあるため、獲得したレッドソックスは最低でも2015年までセスペデスをチームの管理下におくことができることになります。

そのオプションの内容は2015年のシーズン終了後5日以内か、2015年10月31日までに新しい契約に合意できない場合は、FAとなるという条件となっているとのことです。

セスペデスの年俸は2014年と2015年がともに1050万ドルとなっていますが、2014年は残り2ヶ月あまりのため、レッドソックスは150万ドル程度の負担となる見込みです。

アスレチックスは好調もエンゼルスとの接戦が続く状態

アスレチックスはセスペデスを放出することになり、その外野の穴を埋める必要があるため、ジョン・レスターと同様に、今シーズンオフにFAとなるジョニー・ゴームズを合わせてレッドソックスから獲得したということになります。

この結果、アスレチックスはセスペデスが抜けたレフトを左打ちのサム・ファルド、右打ちのジョニー・ゴームズの2プラトンで対応していくと予想されます。

アスレチックスは66勝41敗と両リーグトップの勝率で快走していますが、同地区のライバルであるロサンゼルス・エンゼルスも63勝43敗と両リーグ2位の勝率で追いすがり、ゲーム差は2.5しかない状況でした。

そのためまだまだ地区優勝も安心できない状況下で、先発ローテを守ってきていたジェシー・チャベスが7月に入って防御率5.20と調子が下降し、その上、トレードで獲得したジェイソン・ハメルが移籍後4試合17.0回で防御率9.53/WHIP2.12と絶不調だったことも、さらなる大補強を後押ししたと言えそうです。

ジョン・レスターの2014年7月30日時点の年度別成績は以下のとおりとなっています。

ジョン・レスターの年度別成績_140731

特に今シーズンは21試合143回で防御率2.52/WHIP1.12と自身のキャリアの中でも最高の数字を残しそうなペースでしたが、アスレチックスの本拠地であるオー・ドットコー・コロシアムは投手有利な球場(2013年は5番目に投手有利)のため、さらに成績を向上させる可能性もありそうです。

アスレチックスのビリー・ビーンGMはワールドシリーズ制覇に向けて、全く手を緩める気配がありません。今後もその動きが注目されます。

またアスレチックスはジョン・レスターと契約延長ができるだけの資金力はないため、このオフにFA市場に出ることは確実となりましたので、オフの争奪戦にも注目が集まることになりそうです。

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