ヤンキースがさらなる補強に!クリス・カプアーノ獲得のメリットと今後の動向は?

ニューヨーク・ヤンキースがウェイバー公示なしのトレード期限が近づくに連れて、精力的に補強に動いています。

米メディアによるとヤンキースが、ロッキーズのクリス・カプアーノを金銭トレードで獲得したと報じられています。

クリス・カプアーノは今年35歳の左腕でキャリアのほとんどが先発ですが、今シーズンはリリーフとしても起用されてました。

スポンサーリンク

レッドソックスからリリースされロッキーズとマイナー契約

クリス・カプアーノは2014年シーズン当初はレッドソックスに所属したもの、期待されたパフォーマンスを発揮できず、リリースされました。その後、ロッキーズとマイナー契約を結んでいました。

レッドソックスではリリーフとしての登板のみで、28試合31.2回で防御率4.55/1勝1敗/奪三振29/WHIP1.55という成績でした。マイナー契約したロッキーズ傘下の3Aでは、先発で調整を続けていて3試合14.2回で防御率3.07/奪三振14/WHIP1.02/被打率.226と好投していましたが、昇進を見送られている状態でした。

クリス・カプアーノの年度別成績は以下のとおりとなっています。

クリス・カプアーノの年度別成績_140724

同情される点は、2013年までの238試合の登板のうち先発が209試合となっているように先発としてのキャリアがほとんどで、リリーフタイプではないにもかかわらず、レッドソックスでは不慣れなリリーフしか任せられなかったことでした。

本人がオフに契約を結んだ時には、ライアン・デンプスターが制限リストに入り、今シーズンはプレーしないこととなったため、先発ローテに食い込めると踏んでの契約でしたが、レッドソックスでローテの組み替えがあった時にも、一度もチャンスがありませんでした。

ですが、先発ローテが手薄なヤンキースであれば、チャンスが訪れることになりそうです。

ヤンキースがクリス・カプアーノを獲得するメリットは?

3Aでは先発投手として結果を残していますので、うまく起用すれば力を発揮してくれそうです。またヤンキースにとってはビダル・ヌーニョを放出し、C.C.サバシアが今季絶望となったことにより、先発ローテが右投手だけになっていました。

クリス・カプアーノは左投げのため、ヤンキースの先発ローテのオプションを増やすというメリットをもたらしてくれそうです。

ただ、懸念される点はフライボールピッチャーであることで、今シーズンのGO/FO(ゴロアウト÷フライアウト)では0.72となっていて、キャリア全体でも0.7~0.8となるなど、フライ比率が高い投手です。

また元々勝ち星を上げても、それなりに点を取られるタイプの投手ではあり、18勝した2005年でも防御率3.99となっています。

ヤンキースの本拠地であるヤンキー・スタジアムは両翼が狭く、本塁打の出やすい球場のため、点はそれなりにとられ、打球が上がりやすい傾向があるというのは、やや不安材料となりそうです。

それでもやはりカプアーノの獲得はヤンキースの投手陣にプラスをもたらすことが予想されます。

現在、ヤンキースの先発ローテは、黒田博樹、デビッド・フェルプス、ブランドン・マッカーシー、チェイス・ホイットリー、シェーン・グリーンの5人で回していますが、ホイットリーは防御率4.60/WHIP1.45と調子が落ちてきていて、グリーンは1試合3失策など不安を露呈してしまいました。

また田中将大も治療のための注射を施して10日を経過した時点でも、痛みは改善はしたものの残っている状態で、順調な回復からは遅れていると報じられています。そのため手術を仮に回避した場合でも今シーズン中に復帰できるかメドは立たない状況となっています。

同じくDLに入っているマイケル・ピネダもまだリハビリのプロセスにあって、予断を許さない状況にありますので、このカプアーノの獲得はヤンキースの先発投手陣の層を確実に厚くできるため、プラスとなりそうです。

またプロスペクトが多くないものの、資金は豊富なヤンキースにとって、交換要員を必要としなかったこともプラス材料となっています。

今後のヤンキースの補強動向としては、ブライアン・キャッシュマンGMが打者の獲得に動く語ったことが報じられています。具体的には右打ちの外野手を探しているとして、ツインズのジョシュ・ウィリンガムやレンジャーズのアレックス・リオスなどの名前も上がっています。

また先発投手でもパドレスのイアン・ケネディをスカウティングしているとの情報がありますので、残り1週間の間もまだまだ動きがありそうなヤンキースです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています