青木宣親が年俸調停を回避し1年550万ドルで合意!来季はレフトでグリエルとの併用も

青木宣親は2015年シーズンオフにシアトル・マリナーズと2016年を1年550万ドルで合意し契約しました。

そして2017年は青木宣親が480打席に立てば自動更新される契約だったのですが、マリナーズ側がそうならないように調整した結果、オプションは有効となりませんでした。

そのためFAとなると考えられていたのですが、代理人側が契約の際にFAとなる条項を加えなかったため、年俸調停権を有する選手としてマリナーズに保有権が残ることになりました。

そのマリナーズがウェイバーにかけたところをアストロズが獲得意志を示したため、移籍することになった青木宣親でした。

年俸調停には来季の契約を提示しないノンテンダーという制度があり、さらにアストロズが左打ちの外野手であるジョシュ・レディックを獲得したことで、微妙な立場となっていました。

そのため交渉の行く末が注目されていたのですが、アストロズの地元メディアであるヒューストン・クロニクルのJake Kaplanが契約に合意したとの情報を関係者から得たとツイートしています。

年俸は1年550万ドルということで、2016年と同額での契約となったようです。これでとりあえずは2017年のメジャー契約を獲得することに成功したことになります。

年俸的に見ても、それなりの結果を残せばチャンスが与えられるであろう契約を手にできたことになります。

ただ、様々なことを考慮すると手にする金額は減ることになりそうです。

2016年の青木宣親はマリナーズからの550万ドルに加えて、サンフランシスコ・ジャイアンツがチームオプションを破棄したことによって70万ドルのバイアウトを受け取っています

さらにマリナーズとのインセンティブ契約で400打席、425打席、450打席到達で、ぞれぞれ10万ドルずつ手にできるようになっていましたので、467打席の青木宣親は30万ドルは受け取っているものと思われます。

そのため2016年に実際に契約で手にした金額は650万ドルでした。

また年俸調停権を有していることを考えれば、年俸の上積みを要求を出来たのですが、550万ドルを受け入れたようです。

青木宣親側は2014年シーズンオフの契約に苦労した経緯や、来季開幕を35歳で迎えることもあり強気には出なかったのかもしれません。

これまでの青木宣親のメジャー移籍後の年俸の推移は以下のとおりとなっています。

  • 2012年(30歳)100万ドル
  • 2013年(31歳)200万ドル
  • 2014年(32歳)195万ドル
  • 2015年(33歳)400万ドル
  • 2016年(34歳)550万ドル(SEA)+70万ドル(SF)
  • 2017年(35歳)550万ドル

これまでの日本人プレイヤーと異なるのは、2017年の契約を満了したとしても、引き続きアストロズに保有権が残ることになり、2018年シーズン終了までFAになれないと考えられることです。

ただ、どちらにしても結果を残せなければ、すぐにリリースされてしまうような年齢のため、やはり2017年はフルシーズンで良い成績を残したいところです。

現時点でのアストロズでの起用方法は、レフトのレギュラーというよりは、プラトーン要員という位置づけになっています。

有力なのは現在センターを守っているジェイク・マリスニック、現時点では一塁を守ることが濃厚も、外野にまわる可能性が報じられているユリエスキ・グリエルとの併用です。

アストロズはまだ主砲クラスの一塁手を探していて、エドウィン・エンカーナシオンにもコンタクトしていると報じられています。

もし主砲クラスの補強に成功した場合は、指名打者はエバン・ガティス、ブライアン・マッキャンらがいるため、グリエルが外野にまわる可能性が高まります。

グリエルは本来レギュラークラスとして期待されて5年4750万ドルの契約を手にしていますので、外野にまわってきた場合には、タフなポジション争いになる可能性があります。

メジャー契約がある日本人野手はイチローと青木宣親のわずかに2人で、非常に寂しい状況となっています。良い結果を残して2017年のみならず、2018年もメジャーでプレーしてもらいたいところです。

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