ナ・リーグ中地区5球団のシーズンオフ補強ポイントは?MLB全30球団のウインターミーティングの移籍・補強情報まとめ

MLB30球団の2015-16シーズンオフ全体、そしてウィンターミーティング2015における補強ポイント、交換要員、年俸総額などについて、地区別にまとめています。

これまで5回にわたってア・リーグの3地区、ナ・リーグの2地区についてまとめきましたが、最後はナ・リーグ中地区編となります。

なお、ウィンターミーティングが開催中のため随時大きな動きがあるため、情報が若干古くなるものがあることはご了承ください。

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ナ・リーグ中地区の5球団の補強ポイント・トレード要員・年俸総額の情報

セントルイス・カージナルス

セントルイス・カージナルスの2015-16シーズンオフの補強に関する情報の概要は以下のとおりとなっています。

  • 補強ポイント:ジェイソン・ヘイワードが抜けたライト、期待されていたマット・アダムスが伸び悩んだ一塁、ランス・リンがトミー・ジョン手術を受けることになった先発ローテなどが補強ポイントに。二塁と三塁に加えて外野を守れるスーパーユーティリティプレイヤーも必要も、多くのポジションにレギュラーがいるためバックアップとして。ブルペンもFAでベテラン投手4人を失ったため手薄に。
  • トレード要員:ジョン・ジェイ(CF)、マット・アダムス(1B)
  • 年俸総額:年俸調停の選手も合わせると1億2000万ドル規模となり、クラブレコードとなる2015年開幕時の1億2200万ドルにすでに近い状態に。しかし、新しい放映権契約が成立して収入増となるため年俸総額がある程度増えるのは厭わないスタンス。シーズンオフ当初は1億4000万ドルが上限とされてきたが、1年3000万ドルが必要だったデビッド・プライスの獲得にも動くなど積極的。

ピッツバーグ・パイレーツ

ピッツバーグ・パイレーツの2015-16シーズンオフの補強に関する情報の概要は以下のとおりとなっています。

  • 補強ポイント:A.J.バーネットが引退、J.A.ハップがFAとなりブルージェイズへ移籍し、先発5人目がいない状態。ゲリット・コール、フランシスコ・リリアーノの後を任せられる3-4番手クラスの投手が必要。ペドロ・アルバレスをノンテンダーFAとしたため、マイケル・モースが守ることになる一塁に、プラトーンを組める左打ちの打者が必要。ホアキム・ソリア、ジョー・ブラントンらをFAで失ったため、ブルペンは補強が必要も小幅なもので十分な布陣も、クローザーのマーク・メランコン(防御率2.51/51SV)をトレードに出す場合にはセットアップ/クローサータイプの投手の補強が必要に。
  • トレード要員:マーク・メランコンはクローザーとして残したいところではあるものの、年俸調停で1000万ドルになりパイレーツにとっては負担が大きいことに加えて、1年後にFAとなるためトレードとなっても不思議ではない状況。1年後にFAとなるニール・ウォーカー、捕手ではセルベリがいて、プロスペクトのエリアス・ディアスも昇格も近いため、バックアップ捕手のクリス・スチュワートも交換要員に。
  • 年俸総額:2015年の年俸総額は9000万ドルも、長期契約と年俸調停などを考えると球団史上初の1億ドル突破が視野に。年俸総額に余裕が無いこともマーク・メランコンのトレードの噂に拍車をかけている状況。

シカゴ・カブス

シカゴ・カブスの2015-16シーズンオフの補強に関する情報の概要は以下のとおりとなっています。

  • 補強ポイント:先発投手の補強を最優先課題と述べていたセオ・エプスタイン社長でしたが、ジョン・ラッキーの獲得で一段落はしたものの、他の可能性を探り続けている状態。FAとなったデクスター・ファウラーが務めていたセンターとリードオフマン。プロスペクトの多いカブスもすぐにこの穴を埋めれる選手は見当たらない。ジョー・マドンの選手起用で重要となる、ベンチからいつでも起用できるコンタクトに優れ三振の少ないユーティリティプレイヤー。
  • トレード要員:スターリン・カストロ、ハビアー・バエズ
  • 年俸総額:2015年の年俸総額は1億2000万ドルで、確定している契約と年俸調停選手の予想年俸を合算すると、すでに1億1500万ドルに到達。2010年には1億4400万ドルまで膨らませたこともあるため、まだ十分に対応できるものの、単純に資金を投入するのではない方法で補強を模索していく方向性。

ミルウォーキー・ブルワーズ

ミルウォーキー・ブルワーズの2015-16シーズンオフの補強に関する情報の概要は以下のとおりとなっています。

  • 補強ポイント:チームを再建モードに移行させていくため、どちらかと言えばメジャーレベルの選手を売り出してプロスペクトを獲得する側に。長期的な観点で三塁手を守れる野手。2015年のトレードでカルロス・ゴメス、ジェラルド・パーラを放出したためセンターも補強ポイント。ブレット・フィリップスというプロスペクトが昇格してくるまでつなげるベテランでも可。
  • トレード要員:1年後にFAとなるアダム・リンドはマリナーズなどが興味。捕手のジョナサン・ルクロイはレンジャーズなどが興味か。ウィル・スミス、スクーター・ジェネット、クリス・デービスなどもトレード候補に。5年1億500万ドルのライアン・ブラウンも放出したいところだか禁止薬物の絡みもあり簡単ではない。2015年に絶不調で2年2500万ドルが残るマット・ガーザも放出したい選手だが2016年に再度価値を高めてから出ないとトレードは難しいと考えられる状況。
  • 年俸総額:2015年開幕時は1億500万ドルで過去最高となったが、契約が確定している5人の選手で4600万ドル、年俸調停の選手3人で700万ドル程度、残りはメジャー最低年俸のため、かなり余裕はある状況。ただ、再建モードに移行しているため年俸総額が増える補強ではなく、プロスペクトを増やす動きになるため、ここはあまり問題にならず。

シンシナティ・レッズ

シンシナティ・レッズの2015-16シーズンオフの補強に関する情報の概要は以下のとおりとなっています。

  • 補強ポイント:まだ動きが少ないもののウィンターミーティング以降に再建モードへの移行が鮮明になると予想される。打線の中軸を打てるパワーヒッターとリードオフマンを必要とするが、ベテランではなくチームがコントロールできる若い選手がターゲットに。若い先発投手に負荷をかけ過ぎないようにするためのベテラン先発投手。アロルディス・チャップマンがトレードとなることが確実で、若い投手がテストされることになるが、それを支えるためのベテランリリーフ投手が必要。
  • トレード要員:アロルディス・チャップマンはレッズ幹部がウィンターミーティング終了前までのトレード成立を希望して争奪戦になり、一旦はドジャース獲得が速報されるも、銃撃事件の影響もあってかストップがかかった状態に。ジェイ・ブルースとトッド・フレイジャーらのパワーヒッター2人も再建モードのチームには絶対に必要ではないため、良いオファーがあればトレードになる可能性が大。ただ、ジェイ・ブルースはNYY、BOS、OAK、TB、MIA、MIN、CLE、ARIへのトレード拒否権を持つ。8年1億9900万ドルが残るジョーイ・ボットは全球団へのトレード拒否権を持ち、それを破棄することはないと明言するため、トレード成立は極めて困難。ブランドン・フィリップスは2年2700万ドルが残りトレードに出したい選手の1人も、10
    チームへのトレード拒否権を保持。
  • 年俸総額:ジョーイ・ボットの2000万ドルを含めて7900万ドルの支払い義務がある状態。年俸調停で1300万ドルになると予想されるチャップマン、750万ドルのトッド・フレイジャー、1250万ドルのジェイ・ブルースをできれば放出して、よりロースター編成をしやすくすることも課題に。完全な売り手側のため年俸総額を増やす大きな動きはないことが確実。
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