チームを支える「コスパの良い9つの取引」MLB公式がリストアップ

チームを強化する策として、ファンやメディアから大きな注目集めるのは巨額の大型契約、そして複数のプロスペクトが絡むような大型トレードです。

しかし、サプライズと言えるような躍進を見せたチームでは、注目を浴びなかった契約、トレードが良い結果をもたらし、それが原動力の一つとなっていることが少なくありません。

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低い関心もパフォーマンスは良好な2018年のトレードと契約

MLB公式サイトのリチャード・ジャスティス氏が、注目をあびるような契約、トレードではなかったものの、チームに大きなプラスを生み出した9名の選手をリストアップしています。

その9選手は以下のとおりとなっています。

  1. アニバル・サンチェス(ブレーブス・SP・22試合・防御率3.01・6勝6敗)
  2. マックス・マンシー(ドジャース・1B/2B/3B/OF・33本塁打・OPS.960
  3. ウェイド・マイリー(ブルワーズ・SP・14試合・防御率2.08・5勝2敗)
  4. エドウィン・ジャクソン(アスレチックス・SP・15試合・防御率3.17・5勝3敗)
  5. 崔志萬(レイズ・DH/1B/LF・10本塁打・OPS.866)
  6. バド・ノリス(カージナルス・RP・防御率3.49・28セーブ)
  7. ランディ・ロザリオ(カブス・RP・39試合・防御率3.18)
  8. メルキー・カブレラ(インディアンス・OF・214打数・OPS.756・本塁打6・二塁打14)
  9. カルロス・ゴンザレス(ロッキーズ・OF・本塁打15・二塁打28・OPS.785

アニバル・サンチェスは、まずはツインズとマイナー契約を結びますが、ランス・リンの加入により押し出され、そこをブレーブスがマイナー契約で拾いました。この2年は結果を残せていなかったものの、練習に対する姿勢が素晴らしく、結果を再び残せる可能性があり、少なくとも若い選手に良い影響を与えるだろうという見込まれての獲得だったようです。結果は、ポストシーズンの先発ローテ争いにも絡む立場まで浮上しています。

マックス・マンシーは1年半前にアスレチックスからリリースされたときには、プロキャリアそのものが危うくなっていました。しかし、ドジャースの3Aで過ごす間にスイングのメカニックを変え、メンタル面でもアプローチを変えたようで、それが実を結んで今年ブレイクアウトしています。パワーと多くのポジションを守れることで、故障が続出したドジャースで重要な役割を果たしています。

先発ローテに弱さがあったブルワーズでしたが、お金のかかる選手ではなく、復活を期待しての契約が多くなりました。ウェイド・マイリーもそのうちの一人でしたが、優先順位は低いマイナー契約でした。マイナーでは2Aでプレーしたのですが、7試合25回1/3で防御率3.55、WHIP1.22と目立つほどではありませんでしたが、7月以降はブルワーズの先発ローテの一角を担って、結果を残しています。

アスレチックスにはブレット・アンダーソン、トレーバー・ケーヒル、ブレイク・トレイネンなど、大きな注目を浴びなかったものの、高いパフォーマンスを見せている取引があります。しかし、それらを押しのけて記者のリチャード・ジャスティス氏はエドウィン・ジャクソンを選んでています。6月にナショナルズとのマイナー契約をオプトアウトした後に、アスレチックスと契約しています。ジャクソンが移籍後の防御率3.17と安定していて、先発した15試合でのアスレチックスの成績は12勝3敗となるなど、快進撃の礎となっています。、

崔志萬はブラッド・ミラーとの交換トレードでブルワーズからレイズに移籍しています。柔軟に託された役割をこなし、ケビン・キャッシュ監督にとって使い勝手の良い選手の一人となっています。

バド・ノリスは最近になってクローザから外されたものの、300万ドルの契約で、カージナルスのブルペンを守り続けてきました。特に1年1400万ドルで獲得したものの32試合で防御率7.92、WHIP2.24でリリースされたグレッグ・ホランドと対照的な結果を生み出す契約となっています。

ランディ・ロザリオはツインズがウェーバーにかけたのをカブスがクレームして獲得した左腕投手です。当然のことながらこの動きに関する関心は低かったのですが、ブランドン・モロー、ペドロ・ストロップを失っているブルペンで重要な役割を果たしています。先週はキャリア初セーブを挙げるなど、ポストシーズンでもポイントとなる選手の一人として言及されています。

メルキー・カブレラは4月下旬にインディアンスとマイナー契約を結び、5月末にメジャーに昇格しています。スイッチヒッターのカブレラですが、右打席での左投手への成績が良くOPSは.956と高い数字を記録しています。外野が手薄で補強ポイントとされていたインディアンスにとって、安いコストでの効果的な補強となっています。

カルロス・ゴンザレスは2008年にアスレチックスでメジャー昇格を果たした後、2009年からロッキーズでのプレーが続き、2011年から2017年にかけての7年8000万ドルの契約延長を結び、長くフランチャイズの顔でした。しかし、2017年の成績が低調で、ベテランに厳しいFA市場の状況もあり3月になっても契約を手にしていませんでした。そのゴンザレスとロッキーズは3月12日に1年500万ドルで再契約するに至りました。全盛期の頃のようなパフォーマンスではありませんが、32歳となってもメジャーレベルの選手であることを証明しています。

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