マリアノ・リベラとT・ホフマンが最優秀救援投手賞の名前に!

日本では一番優秀な投手に送られる賞として沢村栄治の名前にちなんだ沢村賞が存在します。

またメジャーリーグにおいてはア・リーグとナ・リーグのそれぞれ最優秀投手に送られる賞として、メジャー歴代最多の通算511勝を上げたサイ・ヤングの名前にちなんで、サイ・ヤング賞が存在します。

また打者にはハンク・アーロンにちなんだハンク・アーロン賞がありますが、その栄誉ある立場に元ヤンキースのマリアノ・リベラとサンディエゴ・パドレスのトレバー・ホフマンの名前が加わることになりました。

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セーブ数のMLB歴代1位と2位の2人が救援投手賞の名前に

昨年まで救援投手の最高の栄誉といえる賞は”MLB’s Delivery Man of the Year Award(デリバリー・マン・オブ・ザ・イヤー)”で、両リーグから1人のみ表彰されていました。

デリバリー・マン・オブ・ザ・イヤーは2005年から表彰されてきたもので、歴代の受賞者は以下のとおりとなっています。

  • 2005年:マリアノ・リベラ
  • 2006年:マリアノ・リベラ
  • 2007年:ジョナサン・パペルボン
  • 2008年:ブラッド・リッジ
  • 2009年:マリアノ・リベラ
  • 2010年:ヒース・ベル
  • 2011年:ホセ・バルベルデ
  • 2012年:フェルナンド・ロドニー
  • 2013年:クレイグ・キンブレル

しかし、今年の2014年からはア・リーグはマリアノ・リベラに、そしてナ・リーグはトレバー・ホフマンの名前にちなんだ賞がそれぞれ両リーグ1人ずつ表彰されるとMLBが正式に発表しています。

マリアノ・リベラはMLB歴代最多となる652セーブを上げています。そしてトレバー・ホフマンはリベラに抜かれるまで最多記録だった601セーブを上げています。

そのためMLBの歴代記録では1位と2位の2人ですが、リベラはヤンキースのみのためア・リーグ記録となります。そしてホフマンはパドレスとブルワーズの2チームで599セーブを上げていてナ・リーグの記録となっています。

それに敬意を評してア・リーグはマリアノ・リベラ、ナ・リーグはトレバー・ホフマンの名にちなんだ賞が設置されるということです。

MLBのセーブの歴代最多記録は以下のとおりとなっています。

MLBのセーブの歴代最多記録_140409

マリアノ・リベラは652セーブもさることながらセーブ成功率が通算でも89.07%と非常に高く、防御率2.21/WHIP1.00と打者が圧倒的に有利な時代にプレーしたにもかかわらず、素晴らしい数字を残しています。

またトレバー・ホフマンもセーブ成功率が88.77%で防御率2.87/WHIP1.06と、本塁打記録が次々と作られていた時代にもかかわらず、クローザーとして素晴らしい成績です。

この2人にちなんで賞が設置されるのもうなずける圧倒的な数字です。

現役ではレンジャーズからFAとなりデトロイト・タイガースに移籍したジョー・ネイサンが342セーブで最多となっています。ネイサンは成功率ではリベラを上回る成功率89.76%は素晴らしい数字ですが、まだリベラのセーブ数の6割にも到達していません。

この新しく新設されるクローザーの称号には、日本人では上原浩治が挑戦できることになります。
サイ・ヤング賞は実際のところ先発投手がかなり有利ではありましたので、救援投手のための賞が確立していくのは、時代にあった素晴らしいことだと思います。

この賞は偉大な成績を残した救援投手の投票によって選出されます。

その顔ぶれは、マリアノ・リベラ、トレバー・ホフマンの両名はもちろんのこと、歴代3位の478セーブのリー・スミス、同4位で424セーブのジョン・フランコ、同5位で422セーブのビリー・ワグナー、同6位で390セーブのデニス・エカーズリー、同11位で341セーブのローリー・フィンガーズ、同20位で310セーブのリッチ・ゴセージ、300セーブで同24位のブルース・スーターらの投票で決定されることとなります。

これらの9人の委員がレギュラーシーズンの成績だけでそれぞれのリーグから3人の投手を選び、それぞれに5、3、1ポイントをつけて投票する形式となるようです。

クローザーとしての苦労と難しさ、そしてその醍醐味を知っている投手たちの投票による選出となりますので、名誉ある賞となっていきそうです。

サイ・ヤング賞にはダルビッシュ、岩隈久志、田中将大、黒田博樹が挑戦し、上原浩治にはこの賞をぜひとも獲ってもらいたいものです。

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