MLBと選手会が新労使協定に合意!2017年のぜいたく税の基準は1億9500万ドルか

ロックアウトもメディアに報じるほど、交渉が順調ではなかったMLB機構側と選手会の新労使協定の競技です。

その後、交渉が順調に進みだしたとの報道があり、徐々にポジティブな流れにはなっていたようですが、現行の協定が切れるときを目前に控えて、ようやく合意に達したようです。

ニューヨークポストのジョエル・シャーマン氏が自身のTwitterで合意に新労使協定が合意したと伝えています。

「新労使協定が合意した」こと、さらに「ぜいたく税のラインが1億9500万ドルからスタートして、5年間かけて2億1000万ドルから2億1500万ドルまで上昇していく」ことを伝えています。

さらにぜいたく税の基準だけでなく、課されるペナルティについて続いてツイートしています。

新しい労使協定では、ぜいたく税のラインを大幅に越えたチームには、さらにシビアなペナルティを課すことになるようです。

ペナルティの割合は現行では最大で超過分の50%なのですが、それが60-70%になるようです。その例としてシャーマン氏は2億5000万ドルを挙げています。

年俸総額の上限を設定するサラリーキャップではないものの、徐々にその色合いが強くなっていっていることを感じさせる改定となります。

続いて、現行のぜいたく税はどうなっているのかを見ていきたます。

まずはこれまでのぜいたく税のラインの推移です。

  • 2003年:1億1700万ドル
  • 2004年:1億2050万ドル
  • 2005年:1億2800万ドル
  • 2006年:1億3650万ドル
  • 2007年:1億4800万ドル
  • 2008年:1億5500万ドル
  • 2009年:1億6200万ドル
  • 2010年:1億7000万ドル
  • 2011年:1億7800万ドル
  • 2012年:1億7800万ドル
  • 2013年:1億7800万ドル
  • 2014年:1億7800万ドル
  • 2015年:1億8900万ドル
  • 2016年:1億8900万ドル

2017年は1億9500万ドルとなり、その後段階的に上昇して2021年には2億1000万ドルから2億1500万ドルまで上昇することになります。

これまでのぜいたく税のパーセンテージは以下のとおりとなっていまs.

  • 超過1年目:17.5%
  • 超過2年目:30.0%
  • 超過3年目:40.0%
  • 超過4年目以降:50.0%

一旦、超過した状態が終わると、リセットされて再び超過した時には1年目の17.5%が課されることになります。

ちなみにヤンキースは14年連続で超過することが確実です。

まだ2016年の額は明らかになっていませんが、これまでの13年間で2億9764万ドルもの贅沢税を支払っています。

ヤンキースのオーナー側やビジネスサイドが、一旦、ぜいたく税の基準額以内に年俸総額を抑えたいと考えているのは、一旦、この税額をリセットしたいというのも理由の一つです。

今回は2億5000万ドルを例に、極端に超過した場合には60%-70%を支払うことになりますので、よりぜいたく税が強化されたことになります。

2016年の開幕時に一番年俸総額が高かったのがロサンゼルス・ドジャースで2億4978万ドルでした。現在のドジャースくらいの年俸総額になると、上限の上昇した割合でぜいたく税を支払うことになります。

ぜいたく税のラインが決まらないことで、予算の大きいチームが積極的に動けず、FA市場は停滞気味となっていました。この労使協定の締結で、FA市場の動きが一気に活発化することが予想されるため、12月は慌ただしいものとなりそうです。

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