スティーブン・ストラスバーグがナショナルズと契約延長!契約の規模は7年1億7500万ドル(約190億円)に

Washington Nationals Top Catch

2016年シーズン終了後にFAとなる選手の中でも目玉となることが確実なのがスティーブン・ストラスバーグです。

しかし、ワシントン・ナショナルズが大型契約でスティーブン・ストラスバーグとの契約延長に成功したと各アメリカメディアで報じられています。

契約の規模は7年1億7500万ドル(約189億6000万円)になると、CBSスポーツのジョン・ヘイマンがTweetしています。

年平均では2500万ドルになる契約で、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデスと並ぶ金額で、MLB史上でもトップクラスの大型契約となります。

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MLB史上でトップクラスの大型契約を手にすることになるストラスバーグ

年俸の支払いは契約期間の7年間の終了後にも分割されて支払われるとされているため、毎年2500万ドルを受けるとことにはならないようです。

ただ、7年1億7500万ドルで年平均での2500万ドルという契約はMLB史上7番目となります。

MLBの投手の年平均による年俸の上位20名は以下のとおりとなっています。

1. ザック・グレインキー 3441万6666ドル (2016-21)
2. デビッド・プライス 3100万ドル (2016-22)
3. クレイトン・カーショー 3071万4286ドル (2014-20)
4. マックス・シャーザー 3000万ドル (2015-21)
5. ジョン・レスター 2583万3333ドル (2015-20)
6. ジャスティン・バーランダー 2571万4,286ドル (2013-19)
7. フェリックス・ヘルナンデス 2500万ドル (2013-19)
7. スティーブン・ストラスバーグ 2500万ドル (2017-23)
9. CC サバシア 2440万ドル (2012-16)
10. コール・ハメルズ 2400万ドル (2013-18)
10. クリフ・リー 2400万ドル (2011-15)
12. ヨハン・サンタナ 2291万6667ドル (2008-13)
13. 田中将大 2214万2857ドル (2014-20)
14. ジョーダン・ジマーマン 2200万ドル (2016-20)
15. ジョニー・クエト 2166万6667ドル (2016-21)
16. マット・ケイン 2125万ドル (2012-17)
17. リック・ポーセロ 2062万5000ドル (2016-19)
18. ティム・リンスカム 2025万ドル (2012-13)
19. ロイ・ハラデイ 2000万ドル (2011-13)
20. アダム・ウェインライト 1950万ドル (2014-18)

そして契約の総額はMLB史上で以下の様な順位にランクされます。

1. ジャンカルロ・スタントン 3億2500万ドル (2015-27)
2. アレックス・ロドリゲス 2億7500万ドル (2008-17)
3. ミゲル・カブレラ 2億4800万ドル (2016-23)
4. アルバート・プホルス 2億4000万ドル (2012-21)
4. ロビンソン・カノー 2億4000万ドル (2014-23)
6. ジョーイ・ボット 22500万ドル (2014-23)
7. デビッド・プライス 2億1700万ドル (2016-22)
8. クレイトン・カーショー 2億1500万ドル (2014-20)
9. プリンス・フィルダー 2億1400万ドル (2012-20)
10. マックス・シャーザー 2億1000万ドル (2015-21)
11. ザック・グレインキー 2億650万ドル (2016-21)
12. デレク・ジーター 10年1億8900万ドル (2001-10)
13. ジョー・マウアー 8年1億8400万ドル (2011-18)
13. ジェイソン・ヘイワード 8年1億8400万ドル (2016-23)
15. マーク・テイシェイラ 8年1億8000万ドル (2009-16)
15. ジャスティン・バーランダー 7年1億8000万ドル (2013-19)
17. フェリックス・ヘルナンデス 7年1億7500万ドル (2013-19)
17. スティーブン・ストラスバーグ 7年1億7500万ドル (2013-19)
19. バスター・ポージー 9年1億6700万ドル (2013-21)
20. CC サバシア 7年1億6100万ドル (2009-15)

投手としてMLB史上でも屈指の金額を手にすることになるスティーブン・ストラスバーグです。

ですが、トミー・ジョン手術を受けたことや、残した実績を考えると、ここまでの金額は払い過ぎではないかという懸念はあります。

契約の後半は危ういため早めに投資を回収しておきたいナショナルズ

スティーブン・ストラスバーグの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Stephen Strasburg Stats 2010-2016

キャリアベストと言えるシーズンが2014年で215.0回を投げて防御率3.14/14勝11敗/奪三振242/WHIP1.12、それに次ぐシーズンが2012年で159.1イニングで防御率3.16/15勝6敗/奪三振197/WHIP1.16です。

200イニング以上を投げたことがあるのは2014年だけと離脱することが多く、2015年も故障者リストに長く入るなどして127回1/3しか投げていません。

奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が高く、与四球率(9イニングあたりの与四球数)も低いなど、投手としての能力が高いストラスバーグですが、健康であればという条件がつく投手です。

しかも21歳から26歳という若い時期にこれだけ故障がちです。

それにもかかわらず2017年から34歳となる2023年までの長期契約はリスクが高いと言えます。

また力投型の投手は30歳をさかいに球速が低下する傾向がありますので、ストラスバーグにはそのことによるパフォーマンス低下も懸念されます。

これまでにオールスターに出場したのは2012年の1回だけで、サイヤング賞の投票でも2014年に9位となったのが最高で、タイトルは2014年の奪三振数だけです。

またトミー・ジョン手術を1度受けた選手が2回目の手術を受けることになった場合には、復帰が難しくなるケースが大半で、さらに術後7年で修復した靭帯が再度損傷する確率が高いため、すでにトミー・ジョンを受けているストラスバーグは爆弾を右肘に抱えているとも言えます。

もちろん素晴らしい投手であることに間違いないストラスバーグなのですが、ここまでの金額と年数を約束することはナショナルズにとってリスクが高い決断と言えます。

代理人のスコット・ボラス氏にうまく誘導された感がしないでもない、今回の契約延長です。

同じスコット・ボラス氏を代理人とするマックス・シャーザーとの契約は彼が36歳となる2021年まで残っているナショナルズで、数年先に頭の痛い契約を2つ抱える可能性が低いとは言えないため、ここ数年でワールドシリーズ制覇を果たして、投資を早期に回収しておきたいところです。

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