ナショナルズが「売り手」となることも視野に!今週末に方向性を決断

ワシントン・ナショナルズの直近の6シーズンは地区優勝4回、地区2位2回と素晴らしい成績を残しているものの、ポストシーズンに進出した4回ともディビジョンシリーズで敗退を喫しています。

しかし、地区2連覇を果たしたメジャー屈指のバランスの良いロースターを有し、ナ・リーグ東地区の3チームが再建途上にあるという
状況が加わって、3連覇は確実、問題はワールドシリーズ制覇を成し遂げるかどうかと見られていました。

ところが7月末のトレード期限まで5日しか残っていない段階になっても、51勝51敗と5割ラインをさまよっていて、地区首位からは7ゲーム差、ワイルドカードまで4.5ゲーム差と非常に微妙な状況となっています。

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リッゾGMが「売り手」に舵を切ることも検討

メディアやファンから注目を集めているのは、「ナショナルズがトレード期限前に売り手になるのか、それとも買い手になるのか」という点なのですが、勝負をかけるために買い手一辺倒でいくスタンスではないようです。

YAHOO!SPORTSのジェフ・パッサン氏が以下のように伝えています。

ナショナルズは、売り手になった場合の関心の程度を知るために、他球団との話し合いを始めているとのことです。その話し合いの中心となっているのは今季終了後にFAとなるリリーフ投手で、トレードで獲得したケルビン・ヘレーラ、ショーン・ケリー、ライアン・マドソンの3人とのことです。

「ナショナルズは他球団との話し合いにおいて、今週末(7/28-7/29)までに「売り手」にシフトするかどうかを判断すると示唆している」と、決断の時が近づいていることも伝えられています。

ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏も同様の情報を伝えています。

Their GM, Mike Rizzo, told me Wednesday he was wavering between buying, selling or doing a little of both.

But while there are no indications yet that he would part with his biggest walk-year player, Bryce Harper, Rizzo is letting teams know he might deal a walk-year reliever or two from among Kelvin Herrera, Shawn Kelley and Ryan Madson (Jeff Passan of Yahoo reported this first).

First baseman Matt Adams, and maybe more, also could be had if the Nats pivot toward selling.
According to one interested executive, Rizzo said he would be definitive on Sunday.

ジョエル・シャーマン氏は関係者からの情報ではなく、マイク・リッゾGMから直接、話を聞いています。

水曜日(7月26日)の時点で「買い手」になるのか、「売り手」になるのか、それとも「小規模な買い手と売り手の両方」の動きにするのか迷っていることをリッゾGMは明かしています。

ただ、売り手になった場合でも、「ブライス・ハーパーをトレード放出するようなことを示唆することはなく、ケルビン・ヘレーラ、ショーン・ケリー、ライアン・マドソンの3人のトレードに応じる可能性があることを他球団に伝えていて、日曜日(7/29)には決断する」とリッゾGMは話したことが伝えられています。

ナショナルズはブライス・ハーパー、ダニエル・マーフィーらがFAとなるものの、メジャーレベルで若い選手が台頭していて、トッププロスペクトのビクター・ロブレスの昇格も控えています。さらにマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグのフロントスターターを長期契約で抱えていますので、売り手になった場合でも、大規模なチーム再建にはならない可能性が高く、長期的な観点だけでなく、来季に向けた準備するトレードになると予想されます。

ブライス・ハーパーに関しては、ナショナルズがトレードに出した時点で再契約の可能性は限りなく低くなると予想されています。ただ、ブライス・ハーパーをシーズン最後まで残しても、再契約が保証されるわけではありません。その確率が低いと判断した場合には、大胆に動く可能性も残されています。

ナショナルズにはブライス・ハーパー、ダニエル・マーフィー、ケルビン・ヘレーラ、ショーン・ケリー、ライアン・マドソンの他にも、好成績を残しているマット・アダムス(打率.279/出塁率.358/長打率.554/OPS.912、16本塁打)、マーク・レイノルズ(打率.287/出塁率.369/長打率.557/OPS.926/10本塁打)、ジェレミー・ヘリクソン(16試合68回:防御率3.44)などもFAとなります。

ナショナルズが売り手になった場合には、争奪戦に発展する可能性が高い選手が多く在籍しています。残り2日間でのリッゾGMの決断は、市場の動向に大きな影響を与えることになりそうです。

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