ナショナルズがブルペンの補強を模索中!最速169キロのチャップマンの獲得に興味か

Washington Nationals Top Catch

ワシントン・ナショナルズは先日、ブルペンの補強のためにヤンキースからデビッド・カーペンターを獲得したばかりですが、さらなる補強に動いていると米大手メディアの記者が関係者からの情報として伝えています。

ナショナルズはシンシナティ・レッズとアロルディス・チャップマンのトレードについて話し合っているようだとFOXスポーツのジョン・モロシ(Jon Morosi)が伝えています。

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ナショナルズがレッズにチャップマンへの興味を示して話し合いが継続中

そのジョン・モロシのツイートが以下のものです。

管理人訳『関係者:ナショナルズとレッズのトレードに関する話し合いの中でアロルディス・チャップマンの名前があがっている。交渉成立は近くない。』

交渉成立という段階には、まだ遠いもののトレード交渉で話があがっているとのことです。そして続くツイートでは以下のように付け加えています。

管理人訳『ナショナルズとレッズのトレード交渉に対する私の理解は、本格的な交渉の予備段階でナショナルズがチャップマンに関心を示しているということだ。』

まだ本格的な交渉には入っていないものお、ナショナルズ側がチャップマンの名前を出して、レッズ側の反応を見ているという段階と考えられそうです。

MLBトップクラスの奪三振率を誇るアロルディス・チャップマン

アロルディス・チャップマンの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Aroldis Chapman Stats 2014_150531

2012年から2014年の3年連続で35セーブ以上をあげ、その3年間で189.1イニングを投げ防御率1.99で奪三振は340個にも達していて、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は16.18と驚異的な数字を記録しています。

そして2015年シーズンでは28試合27.1回で防御率2.30/12SV/奪三振45/WHIP1.35という成績で、与四球がやや多いものの、奪三振率は14.82と高い水準をキープしています。

チャップマンの2015年の年俸は805万ドルで、2016年は年俸調停3年目で、シーズン終了後にFAとなります。

最近のクローザーの相場を考えると805万ドルは悪くない金額である上に、さらに1年間チームがコントロールでき、来季でも28歳という若さでああることは魅力となります。

チャップマンが所属するシンシナティ・レッズは、一時期の絶不調の時期を越えたものの、地区首位のカージナルスとは11ゲーム差でカブスとパイレーツにも後れを取っての4位で、ワイルドカードも4.5ゲーム差となっています。

まだ完全にあきらめるような状態ではないものの、ナ・リーグ中地区のレベルの高さを考えると、上位の3チームをひっくり返すことも容易ではありません。

さらに、今季終了後にジョニー・クエト、マイク・リークと言った先発ローテのNO.1-2コンビがFAとなること、年俸総額が予算の上限に達していることなどの要素を踏まえると、チームの選手層の若返りは避けてとおれない状態になりつつあることは否定できません。

ロースターを組み替えるための主力選手が絡むトレードでは、見返りとなる選手の質が重要になりますが、今シーズン終了後よりも、トレード期限前がより良い条件を引き出せる可能性が高くなりますので、レッズにとっても重要な夏のトレード市場となります。

今シーズンを逃すとワールドシリーズ制覇が遠のく可能性が高いナショナルズ

マックス・シャーザーを獲得してメジャーでNO.1という先発投手陣を編成したはずでしたが、6月12日時点では先発ローテの防御率は4.08で両リーグ17位と期待はずれになっています。

このように先発ローテもアンダーパフォーマンスが続いているのですが、リリーフ投手陣も防御率3.66で両リーグ21位と低迷しています。

ナショナルズはクローザーにはドリュー・ストーレンが24.1回で防御率1.11/19SV/WHIP0.78をあげているのですが、その他となるとマット・ソートンの防御率2.35/WHIP1.04が良いくらいで、タナー・ロアークは防御率3.71、FAで契約しブルージェイズでクローザーを務めていたケイシー・ジャンセンは防御率4.50、防御率5.06と苦しんでいたアーロン・バレットは故障者リストに入るなど、層が薄い状態です。

そのため一時は首位を快走し始めたものの、再び負けが多くなり31勝29敗と再びメッツに首位を譲るかたちになっているナショナルズです。

打線は故障者が続出しながらも両リーグ9位となっていますので、投手陣の立て直しは急務の課題と言えます。

先発ローテはスティーブン・ストラスバーグが6月末、ダグ・フィスターが6月中旬に復帰することで改善されることが期待できますが、ブルペンは外部からの補強が必要な状況となっています。

ナショナルズは今シーズン終了後にジョーダン・ジマーマン、ダグ・フィスター、デナード・スパン主力選手がFAとなるため、2015年を逃すとワールドシリーズ制覇を果たすことから遠ざかることになると予想されます。

トレード市場にはアロルディス・チャップマンの他にも、フィリーズのジョナサン・パペルボンなどもいます。

マックス・シャーザーへの投資を回収するためにも、主力選手がFAとなる前にワールドシリーズ制覇を果たすためにも、テコ入れが必要な状況のためナショナルズのトレード期限前の動きが注目されます。