ナショナルズがケルビン・ヘレーラをトレード獲得!地区連覇・WS制覇に向けた補強を敢行

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ワシントン・ナショナルズがブレーブス、フィリーズとの競り合いが続くナ・リーグ東地区の覇権とワールドシリーズ制覇に向けて、大型補強を敢行しました。

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ケルビン・ヘレーラの獲得で混戦のナ・リーグ地区制覇に弾み

ロイヤルズのクローザーであるケルビン・ヘレーラをトレードで獲得しました。

交換要員となったのは、ブレイク・パーキンスという2Aの外野手と、ケルビン・グティエレスという2Aの内野手です。

ブレイク・パーキンスは2015年ドラフトで2巡目全体69番目で指名された選手です。ただ、MLB全体のトップ100にランクされるようなプロスペクトではなく、MLB公式サイトはナショナルズ内でもNO.11にランクされるにとどまります。

ケルビン・グティエレスはドミニカ共和国出身の選手ですが、こちらもMLB全体のトップ100にランクされることはなく、ナショナルズ内でNo.10にランクされるにとどまっています。

ナショナルズはビクター・ロブレスといったNO.1プロスペクトだけでなく、上位評価を受けているプロスペクトの大半に手をつけずにケルビン・ヘレーラを獲得したことになります。

ケルビン・ヘレーラの年俸は793万7500ドルと、現在のFA市場のリリーフ投手の相場を考えれば格安なのですが、半分近くシーズンを消化しているため、ナショナルズの年俸負担は440万ドル程度と見込まれます。

プロスペクトの質も痛みが小さく、金銭的な負担も大きくないという理想的な形でトレードを成立させたと言えそうです。

ケルビン・ヘレーラの2018年はキャリアベストと呼べるもので、27試合25回2/3を投げて、防御率1.05、奪三振22、WHIP0.818、与四球2という成績となっています。

奪三振率こそ7.7と高くないのですが、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)は0.7という圧倒的な安定感で、勝ちの少ないロイヤルズにあって14セーブを上げています。

さらにワールドシリーズ制覇以外は落胆という状態のナショナルズにとって魅力的なのは、ケルビン・ヘレーラのポストシーズンでの実績です。

ロイヤルズで2年連続ワールドシリーズに進出し、2015年にはタイトルを獲得しています。その2年間のポストシーズンでの成績は22試合28回2/3で防御率1.26、奪三振率11.9、与四球率3.1、WHIP1.08と素晴らしい数字で、大舞台でも力を発揮できることは証明済みです。

このケルビン・ヘレーラを加えることで、ナショナルズのブルペンは大きなグレードアップが期待できます。

ナショナルズのブルペンの編成は以下のようになることが予想されます。

  • CLO:ショーン・ドゥーリトル
  • SET:ケルビン・ヘレーラ
  • SET:ライアン・マドソン
  • RP1:ジャスティン・ミラー
  • RP2:サミー・ソリス
  • RP3:ショーン・ケリー
  • RP4:ティム・コリンズ
  • RP5:マット・グレイス
  • RP6:ワンダー・スエロ

28試合29回2/3で防御率1.52のショーン・ドゥーリトルが引き続きクローザーを務め、その前にケルビン・ヘレーラが入るのではないかと予想されます。

ただ、状況次第でいつてもドゥーリトルとヘレーラの順番を入れ替えることもできますので、ブルペン起用に大きな柔軟性ももたらしてくれそうです。

現在はブランドン・キンツラーが故障者リストに入っていますが、6月下旬には復帰できるのではないかとの情報があります。

ツインズ時代にキンツラーはクローザーを務めていましたし、ライアン・マドソンもクローザーとしてシーズン30セーブをあげたこともあります。

ケルビン・ヘレーラの加入で、質と量ともに大きくグレードアップすることになりそうです。

ナショナルズの地区3連覇は安泰かと思われたシーズン開幕前でしたが、再建中だったブレーブスとフィリーズがともに若手の急成長により、混戦状態となっています。

ケルビン・ヘレーラの獲得が、混戦を抜け出す起爆剤となるか注目されます。

また、マリナーズがアレックス・コロメ、デナード・スパンを獲得したのに続いて、早い段階で規模の大きいトレードが成立したことになります。

6月下旬に入ろうとしている段階ですが、これから1ヶ月半足らずの間は、いつトレードが成立してもおかしくない状況になりました。

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