ネイサン・イオバルディの価格が高騰中!4年6000万ドル超の可能性も浮上

レッドソックスの2018年ワールドシリーズ制覇において、7月25日のネイサン・イオバルディのトレード補強は大きな意味をなすものとなりました。

レッドソックスはエドゥアルド・ロドリゲスがローテから外れるなど手薄になっていたため、ネイサン・イオバルディを獲得し、ポストシーズンではリリーフとして起用する目論見でした。

ネイサン・イオバルディはその両方の期待に応える活躍をしました。

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2018年の3ヶ月で一気に市場価値を高めたネイサン・イオバルディ

イオバルディは移籍後に12試合(先発11試合)で54イニングを投げて、防御率3.33、WHIP1.28、奪三振率8.0、与四球率2.0という安定した成績で、ヤンキースを振り切ることに貢献しました。

さらにポストシーズンではディビジョンシリーズのヤンキース戦では先発し、7回を失点1、被安打5、無四球、奪三振5とうい素晴らしい力投でリーグチャンピオンシップ進出に貢献します。

アストロズとのリーグチャンピオンシップでは10月16日に先発し6回を失点2、被安打6、与四球2、奪三振4で勝利をもたらした後、中一日でリリーフ登板し1回1/3を無失点、被安打1、無四球の好投をし、ワールドシリーズ進出を支えました。

さらに圧巻だったのがワールドシリーズで開幕から2試合連続でリリーフ登板し、いずれも1イニングで無失点、被安打ゼロ、無四球、中2日でのリリーフ登板では最後に力尽きたものの延長18回までの6イニングを投げて失点2(自責点1)と好投を続けました。

その結果、ネイサン・イオバルディのポストシーズンでの成績は6試合(先発2試合)22回1/3で防御率1.61、WHIP0.50と圧倒的なものとなりました。

このようなネイサン・イオバルディの活躍があってこそのワールドシリース制覇で、レッドソックス内部での評価は高く、再契約に動くと目されています。加えて、レギュラーシーズンとポストシーズンの両方で痛い目にあった古巣のヤンキースも獲得の候補として検討されていると伝えられています。

しかし、ネイサン・イオバルディの市場での価格は急上昇しているため、両チームともに簡単には契約できない状況になりつつあるようです。

ボストン・グローブのアレックス・スペアー氏は以下のように記事にしています。

The precedents of Hill and Chatwood suggest that Eovaldi should be in line for at least a three-year deal, and even as a two-time recipient of Tommy John surgery (Chatwood and Hill each had one), it would come as little surprise if he lands a four-year deal.

『リッチ・ヒルとタイラー・チャットウッドといった前例からすると、2度のトミー・ジョン手術歴はあるもののイオバルディは少なくとも3年契約を手にすると予想され、それが4年契約となっても大きな驚きではない。』

リッチ・ヒルは2015年にレッドソックスが独立リーグから拾い上げ、数回の登板で好投したところ、アスレチックスが目をつけて1年600万ドルで契約しました。2016年に入ってもマウンドに立った時は好投していたリッチ・ヒルをドジャースがトレードで獲得しました。

そのシーズン全体では110回1/3で防御率2.12、12勝5敗という成績を残したリッチ・ヒルはシーズンオフにドジャースと3年4800万ドルの大型契約を結ぶに至っています。

タイラー・チャットウッドは防御率4.69、8勝15敗という成績でシーズンを終えました。しかし、27歳という若い年齢、ロードでの数字が良いこと、スタットキャストなどで示されるデータにポテンシャルを感じさせることなどを元に、カブスは3年3800万ドルを提示しました。

このような2人が手にした契約と、ネイサン・イオバルディのレッドソックス移籍後のパフォーマンスを考えると、より良い契約を手にする可能性が高いとスペアー氏は予想しています。

It’s hard to imagine him getting less than Chatwood, suggesting that his floor is probably at least three years and roughly $40 million or four years and $52 million. Eovaldi doesn’t represent the same sort of strikeout potential as Hill, and his track record of dominance is over roughly two months. Hill had a season and a month of delivering standout results.

「タイラー・チャットウッドの契約よりも低い条件になるとは考えにくいので、3年4000万ドル程度、もしくは4年5200万ドル程度が交渉のベースになるかもしれない」とスペアー氏は予想しています。

スペアー氏はこの後、ネイサン・イオバルディがリッチ・ヒルほどにマウンド上で圧倒的なパフォーマンスができるかどうかに疑問が残ると指摘します。しかし、イオバルディは、ヒルに近いパフォーマンスも期待できるし、「タフさ」という点を加えると価値で上回る可能性があると述べています。

But it’s not unreasonable to view Hill’s salary — $16 million a year — as a potential bar for Eovaldi to near or, depending on demand, clear, suggesting that in a best-case market scenario, he could be in line for four years and $60 million-$65 million.

『ヒルの年俸である1600万ドル平均の年俸はイオバルディ争奪戦のラインになると考えるのは、不合理なものではない。市場のニーズ次第でベストのシナリオとなれば4年6000万ドルから6500万ドルになる可能性がある。』

フリーエージェント市場はパトリック・コービン、ダラス・カイケル、J.A.ハップと左腕先発投手はいるのですが、右腕投手は人材が乏しくネイサン・イオバルディがトップにランクされる状態です。

しかも、先発ローテとしてだけでなく、ポストシーズンなどの重要な局面ではリリーフとして、クローザー、セットアップ級の期待ができることは大きなアドバンテージとなります。

2度のトミー・ジョン手術を受けて、来季開幕時には29歳となるネイサン・イオバルディですが、200万ドルの年俸から大幅に上昇した契約を手にすることになりそうです。

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